木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

お別れ&1年経ちました

2009年07月25日 | ホルモン療法
今日は親戚のお葬式に参列してきました

まだ梅雨明けの報が聞けない
明けそうで明けない
昨日もにわかに掻き曇り 突然の雨
 出かけていたから急の吹き降りに 屋根の下に入れておいた洗濯物が心配

天気予報でも「今年の梅雨は長引く」と…
明ければ暑い暑い夏がやってくるけれど
こううっとおしいお天気続きでは身体が着いていきません
早く明けてくれないかな

じっとりと湿度が高くドライヤーを掛けたり化粧をするそばから汗がふき出し
 夏のお出掛けの支度は大変!

そうそう制汗スプレーもしなくっちゃ

シュッシュッ 

アッ! 左側はサラッサラだからしなくてもよかったのに…
 うっかりやっちゃいました 

亡くなられた方は 母の従弟に当たる方
会計事務所を営んでいて
 3月の税金の申告の頃繁忙期 会計事務のお手伝いに行った縁もあり
  母の代わりに弟とお別れに行くことになりました

久しぶりに顔を合わせた人達は 確実に歳を重ね
 「Rグレイさん?」…当然私も歳を重ねています^_^;

息子さんはもうお孫さんがいて『お祖父ちゃん』と呼ばれていたり…
 娘さんは亡くなった叔父さんと一緒に会計事務所を営んでいて

あらためて年月の経過に驚きです


夏の冠婚葬祭は外は蒸し暑く
 式場はエアコンが思いっきり効いていて寒いほど
  温度差 それだけでもぐ~ったり

久々のかしこまった席にドドッと疲れ ふ~っ 肩もコリコリ


そして今日 

ホルモン剤「アリミデックス」を呑み始めて1年経ちました
 これで5分の1 飲用期間が経過しました


この前半年経ちましたって書いたばかりの様な気がするのに
 ホントに今年は時間の経過が速い!

幸い呑み忘れは今のところありません
 いや 1回だけ危うく忘れそうに

呑もうと台所まで持っていった時に
 用事ができテーブルの上に置いたまま用事を済ませ
その後す~っかり忘れ
 お出かけ…

帰宅してからテーブルの上に見つけ

「グゥェッ!」

朝呑むのを 夕方慌てて呑みました

翌日は午後2時過ぎに呑み
 翌々日は午前11時頃に呑み
3日間掛けて元に戻し めでたしめでたし

副作用はおかげさまでたいした事はないけれど

関節がちょっと強張ったり
 ポワ~ッと暖かくホットフラッシュがやってきたり
  立ち上がり時 関節がギクシャクしたり
最近は肩関節が動かし方によって時々ズキン!と痛みが走ったり
  …これは単なる歳のせい?
 そうそう 汗もタラタラ…元々暑がりだけど より一層

そんな感じ

ま、更年期を全然感じず過ごしてきた私は
 遅ればせながら今頃になって体験しているのかなって感じ

この前の患者会で
「関節の痛みなどホルモン剤の副作用 飲み進めていくほど酷くなりますか?」
と聞いてみたら

「いや、慣れて軽く感じるようになると思う」って…

素直に信じ 安心する私でした 

 
 

半年経ちました

2009年01月20日 | ホルモン療法
ホルモン剤「アリミデックス」を呑み始め 今日で半年目を迎えました



ピンクのパッケージが「アリミデックス」ブルーの方が「ワンアルファ」
 ※「ワンアルファ」はビタミンD製剤でカルシウムの吸収を促進し
  骨がもろくなるのを防いだりビタミンDの不足による症状を改善する薬です



日数で言うと180日

5年間の10分の1が終わりました

過ぎてしまえば 時の経過は速いものです
 この薬を飲み始めてからは特に…
  それだけ身体も心も元気になってきたという事でしょうか

アリミデックス錠 一般名(アナストロゾール)

薬効分類名 アロマターゼ阻害剤/閉経後乳癌治療剤

<体内でつくられる女性ホルモンの1つにエストロゲンがあります。
このホルモンは、乳がん細胞の増殖に大きくかかわっており、
脂肪組織や乳がん細胞内に存在するアロマターゼという酵素によってつくられています。
このお薬は、アロマターゼの働きを抑えることにより、
体内のエストロゲン量を減少させ、乳がん細胞の増殖を抑制します>
    国立がんセンターがん対策情報センター がん情報サービスより転載 


薬の副作用
 一言で言えば「たいしたことない」
  いや私が鈍感なのか「ほとんどない」っていうのがホントかな

呑み始めた当初
時々ポワーッと暑くなったり
 吐き気がくる前にウッとなる感じの極々軽いのが襲ってきたり
  眠気 関節が強ばる 

その頃は夏真っ盛り それに去年は猛暑
  それのせいかも…と思うことにしていました

今は冬 ホットフラッシュはほとんど感じなく
 「ウッ」もほとんど無く
ただ 多少の眠気はあります…それは年のせい?
 いやいやアリミデックスの副作用にちゃんと書いてあります<傾眠>って…
すご~く少ない確立なんですけれどネ
 だから本当のところは副作用かどうか…やっぱり年のせい?
 
おかげで夜の寝つきが良い これは有難いです

困ったことは好きな映画を観に行ったときに
 音響に囲まれて 心地よくなって いつしかウトウト あぁ途中が…

このお薬を呑み始めて2~3ヶ月経った頃
ふと
 「こんな小さい錠剤(直径6mm厚さ3.2mm)を1錠呑むだけで」…
…私の中にあった乳癌には有効な薬なんだから有難さなのですが

反面 その薬の効能の大きさに恐怖を感じ
何か悪影響があるのではないかある筈だと
 暫く呑むのが辛い時期がありました

自分の胸をトントン叩きながら撫でながら
 子供をあやす様に「大丈夫 大丈夫!」と…
    涙目になりながら呑んだ事もあります

今はもう 開き直り 大丈夫!
  日常の事として呑めています


呑み忘れない為 している事
 
1ヶ月分の薬の表面に《油性極細名前ペン》で日付を入れる
 …3ヶ月分処方してもらうけれど これにいっぺんに日付を入れ1袋に入れたら大変!

呑んだ後のカラを毎日捨てられる様に真ん中にハサミを入れ切り離しておく
  でも一番上は切り離さない… このこだわりは私の血液型のせい?

携帯のアラーム「美しく青きドナウ」を8時45分にセット
 …時間はいつでも良いのだけれどちょっと落ち着く時間がこの位かな?と
もう呑みましたか?の合図…
  「ハイ 呑みました」だったり
   「ハイハイ今から呑みますよ」と言いながら OFF

この工夫の効果かどうか今のところ呑み忘れは無し


これから先 4年半

 このまま 副作用<たいしてなく>の状態でいけたらいいな


骨塩定量検査&ホルモン療法薬

2008年07月13日 | ホルモン療法
7月11日

最終点滴日から3週間が過ぎ いよいよ今日はホルモン療法の薬を決める日
骨塩定量測定の為 AM9:50 放射線部受付へ

検査着に着替えベッドに仰向けに横たわる
胸から腰の辺りの骨量を測定するそうだ
私の右横から逆L字型(L字を左右反転して逆さにした形)の機械が伸びている
足を固定され(ちょっと内股にして)
  「じっとしていてくださいね」と技師の方
私の身体の上30cm辺りに平行になった幅15cm位の中で
機械が左右に動き私の骨を検知している
腰の辺りから胸方向に向かって少しずつカッカッと音を立てながら上がってくる
胸の辺りまで来るとピッといって止まり又腰の辺りまで下がって行き
少しずつ量る所を移動させ同じ動作を3回 
  5分ほどで終了

検査結果の用紙を受け取り 乳腺外科外来受付を済ます

30~40分程待ち 「Rグレイさん5番にお入り下さい」
「左右の差が出てきました」と左右の手の爪を主治医に見せ
(左手の爪の方が縞模様にボコボコとなっていて凹んだ所がちょっと白っぽく筋が入っている)
「痺れも左の方が残っています」等報告し 点滴の副作用を書いた紙を主治医に渡す

骨塩量の検査結果を見ながら…
「ちょっと骨密度が減少域に入っていますね」…やっぱり
…以前健康診断時に量っているから承知はしていたけれど…

冊子を読んだり いろいろ調べたり読んだりして 
  できればアリミデックスを選びたいと思っていた私は
「ウ~ゥン やっぱり無理ですか?」…
「無理じゃないよ 骨量を改善する薬を一緒に飲みながらにしようか?」と主治医

アロマターゼ阻害剤 アリミデックス錠
ワンアルファ錠 骨粗鬆症改善の薬
を処方して貰う事にした

新しい薬で蕁麻疹がぶり返してもいけないので2週間後の25日から
ホルモン療法の薬を飲むことを指示される

蕁麻疹でお世話になった皮膚科を受診後帰宅


この半年 告知 手術 放射線治療 抗がん剤治療と駆け足で過ごしてきた
最終の抗がん剤点滴から3週間が過ぎ
 もっと晴れ晴れとした気分になれるかと思っていたのに
ここ2~3日 緊張の糸が切れた様に訳もないのに涙が出てくる

自分で納得して決め 普通にこなしてきたつもりでいたけれど 
私の許容範囲以上の緊張をし 頑張りをしてきたのかもしれない

精神的にも肉体的にも痛めつけて…我ながら本当によく頑張ったネ

まだまだこの病気とは長~いお付き合いだけれど
  この先はゆっくり1歩ずつ穏やかに過していきたいと思う