木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

世界遺産 石見銀山

2009年04月17日 | 春の旅行
4月8日

松江発8:36<特急まつかぜ>大田市駅着9:29 
コインロッカーに大きな荷物を預けタクシーにて石見銀山へ

~石見銀山遺跡とその文化的景観
  石見銀山は2007年7月にユネスコ世界遺産に登録されました~ 

今回<石見銀山>を訪れる機会に恵まれ
 疑問に思っていた<世界遺産に登録された経緯>
ネット検索していたらこの様な記述がありました

<大航海時代の16世紀、世界で流通した銀のおよそ3分の1が日本の銀であり、
  さらにそのほとんどが石見銀山で産出されたものであったと言われます
 石見銀山の特徴は、自然を破壊せず、環境に配慮した
 「自然環境と共存した産業遺跡」であることです。
 そしてこれが、世界遺産として評価された重要なポイントです>

観光案内所から銀山地区へのタクシー等の乗り入れは禁止
 <龍源寺間歩>をめざして往復4.5km程 歩きました

銀山地区は石見銀山の中心となる地区で
 間歩(まぶ)と呼ばれる坑道が点在し鉱山であったことがうかがえます

 

自分時間の私達は 
 ゆるゆると上っている道を カメラを片手に 里山の風景を満喫しながら
  あっちにフラフラ こっちにフラフラ

椿 さくら 菜の花 レンギョウ 木蓮 雪柳 山桜 アオキの実の赤
  スミレ きんぽうげ にりん草 山吹 アケビの花

色とりどりの花が春を告げ 気持ちよく歩けます 

 



龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ) 
島根県中央部の大田市大森町を中心とする仁摩町,温泉津町にまたがって点在する石見銀山遺跡の一つです。
1526~1626年の100年間をピークに大名の軍資金、江戸幕府の財源として、この地から大量の銀が採掘されました。世界各地に輸出されたそうで、一時世界の1/3を占める量だったそうです。
1600年以後は取れる量も減り銅を採掘するようになり、その後1923年に閉山。
江戸時代の中頃1715年に掘られた代官所直営の坑道です。
公開されているのは273mですが、実際は600mあるそうです。
坑道に入れるのはここだけなのだそうです。



内部はノミで掘った跡が当時のままの状態で残されていて

古文書の石見銀山絵巻が電照版で展示してあり当時の坑内の様子を知る事ができ苦労が偲ばれます


「ゆっくり歩いても1時間半あれば行って来られるよ」とタクシーの運転手さん

いえいえ 私達は寄り道が多いんです 行って帰って2時間半…

行きしなにレトロな感じで気になった<CAFÉ 住留(ジュール)>にて昼食
メニューは牛すじのカレー・ハヤシ・うどんなどなど

私達は<牛すじとろとろハヤシライス>をチョイス
 このハヤシライス と~っても美味しく
   「私達 食時運に恵まれているネ」って



お腹を満たしたところで 

次は代官所跡や古寺・古社など歴史的な建物などが残されている町並み地区を散策

ひとつ残念な事 この日は水曜日 定休日のお店が多かったこと…

もっとも寄り道の多い私達の事
 全部のお店が営業していたら時間が幾らあっても足りません
  これで良かったのかも…

郵便局 床屋さん お医者さん お菓子屋さん 昔のたたずまいが懐かしい
 床屋さんは展示だけですが…

地元の人たちの手により当時の面影をそのままに残されていて…
 このたたずまいを遺していくだけでも大変でしょうね



銀の店でピアスを買い求め(友人達はイヤリング)

予約しておいたタクシーに乗り
 大田市駅15:52発<特急隠岐4号>米子17:07着

今日はいっぱい歩きました
  心地よい疲れで 皆生温泉へ

宿泊場所の華○亭の向こうは日本海
 今日も夕日にお目にかかれました