木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

手打ちそば

2010年06月30日 | おでかけ
「手作り作品展」のお知らせを頂き
  その中に興味惹かれる一行を見つけました

<限定30食
森のそば打ち名人 〇〇さんのおそば 開催日 6/30(水)>

さっそく問い合わせ まだ余裕のあることを確かめ
 Kちゃんに「一緒に行かない?」と電話  
運良くKちゃんも空いていて 予約を入れたのは1週間前
 この日を楽しみにしていました

<Café&Gallery や〇りぎ>
 普通のお宅の応接間 居間をギャラリーにハンドメイド作品の数々



今回は着物地の夏服 トールペイントの作品 粘土の可愛い人形や動物たち
 ビーズやスパンコールで飾られた夏のアクセサリー メッシュクラフトの人形などなど
見ているだけでも楽しい作品がた~くさん並んで 私達を迎えてくれました
早く着いてしまったので作品展を見ながら待つことに
 
和布のバック ブローチ 洋服
 トールペイントのTシャツ パラソル レースの作品も涼しげ
粘土の人形の表情も可愛く 蛙のしぐさも愛嬌があります


30分経ったころ準備ができたからと呼ばれ
 今日の一番のお楽しみの手打ちそばです



最初に出てきたのは「そば味噌」

小さめのしゃもじの上に<そば味噌>が塗り付けられ出てきました
卓上コンロに火を点けながら
「このままでも食べられますが 火であぶって下さい 香ばしいですよ」

プチプチッ カリッとした食感もします
何が入っているのでしょう 

そばの実 胡桃 白髪ネギなどを混ぜ 西京味噌で練ったものだそうです
 
プチプチッ!がそばの実
 カリッ!はくるみ  

「これ 良いネ!」
 「こんな味初めてっ 香ばしくって美味しい!」
Kちゃんとそば味噌をあぶりながら しみじみと味わいながら…

西京味噌だからしょっぱくなくちょうどいい塩加減
 初めて食べたのに 何故か懐かしく
  温かいご飯と一緒に食べたら美味しそう~

次に「そば雑炊」
 だしがきいたやさしいお味 身体が喜んでいる感じ


そしていよいよ二八そばの登場

「最初は何も付けないで食べてみて下さい」と そばうち名人の田〇さん

何も付けないで頂いてみました 味わいあって 美味しい! 

次につゆを少し付けて頂き  
 次には薬味のからし大根おろしを入れて 
素材が良いから どんな事をしても美味しい  
 
コシがあり なんて言うか…よ~くこねられた感じの味  
 細さもちょうど良く(*^_^*) 味わい深く  

そば湯も美味しく 身体に沁みほ~っこり


デザートはみるくプリン フルフル とっても柔らか
 ちょっと塩味の利いたあんこときな粉がのっていい具合です

どうせならデザートもそばで閉めたかった感じもするけれど
 そばがきとか…そばぜんざいとか

でもお腹具合には<みるくプリン>で正解かな?
 
暑い午後のひととき 冷たい柔らかいみるくプリンは 喉ごし良くツルン
 黄な粉とちょっと塩味がきいた餡子が和のテイスト
 
癒されますなぁ

口も目も満たされ 気持ちも和やかになり ゆったりしたひとときでした

 

午前10時の映画祭

2010年06月25日 | 映画
午前10時の映画祭>何度見てもすごい50本 
 一度見てみたかった もう一度映画館で見たかった 

と銘打って
 映画の黄金時代(1950年代~70年)中心に外国映画の傑作娯楽映画50本を選んで
全国25の劇場で(1作品1週間の上映期間)上映されています

料金は一律 1000円
 
「ショーシャンクの空へ」「昼下がりの情事」などすでに書きましたが
その後観てきた作品4本


「エデンの東」



製作年度1954年
 ジェームス・ディーンの初主演作品
彼は日本で公開される直前の1955年9月に事故のため24歳でこの世を去ってしまいました

大きなスクリーンでゆっくり映画の世界に身を置いて見てみたい作品でした

本当は愛されてないわけじゃないけれど 何故か思いが行き違って
 愛されたいと思って 喜んでもらいたいとしたことが
  相手に届かず 逆に怒られ攻められ…

人って何もかも…悪いところも全て含め…愛されているという確証が得られないと真っ直ぐ生きていけないのかも

親の無償の愛が成長する過程でいかに大切か…

音楽が せつない伝わらない思いを余計に増幅しています

ジェームスディーンの上目遣いのまなざし 猫背気味に歩く後姿
 其処此処に愛されてない 愛されたいの想いが表現されていてせつなく
こんな繊細な演技ができるジェームスディーンの歳を重ねた演技を観てみたかったものです


「ウエスト・サイド物語」



製作年度1961年

初上映から何年か経った頃 再上映された映画館で観ました
 凄~く混んでいて立ち見した事が思い出されます

この映画それから2回ほど 大きなスクリーンで観たことがあり
 今回 30数年ぶりに<もう一度その感動を>と観てきました

大きな画面 オープニング ピンク 黄色 青 赤など次々色が変わる背景に縦の変則の縞模様
 …5分後にはマンハッタンの上空からの景色に変わるのですが… 

映画の中で流れる数々の音楽がメドレーで流れ その後 口笛や指スナップの音に…
 今まで観た事のない おしゃれな始まりにドキドキ期待して観たものです


人って状況 年齢などで好みが変わるのですね

最初に観たときには リチャード・ベイマー(トニー役)がステキで 
 特に<マリア>の曲はレコードが擦り切れるほど何度も何度も聞いたほど

それから何年かして 結婚する頃に又映画館で観る機会があり
 その時はジョージ・チャキリスが素敵で
  リチャードベイマーには全然ときめかず…我ながらとっても不思議でした

で、今回は…
誰が素敵というより 50年近く経っているのに
 音楽もダンスも映画のアングルも撮り方も全然 古さを感じさせないことに驚き
  それどころか斬新な感じで迫ってきました

私のお気に入りのシーンは

あの有名な 足をたか~く上げたダンスシーンもドキドキしますが
 トニー役のリチャードベイマーが歌う <マリア> 
  ダンスパーティーでマンボを踊るシーン
特にすきなのは
 ジェット団が歌う <クール>
  そして リタ・モレノが歌い踊る <アメリカ>も良いですねぇ 

ほんとにかっこ良すぎ!

エンドロールの配役などの紹介も 煉瓦塀や看板にチョークで手書きされていたり…
 思わず見入ってしまいます


「雨に歌えば」 



製作年度1952年
あの雨の中で踊り歌うシーンは TVでちょっと観た事ありますが
 全編をしっかり見たことなくって…
ミュージカルが好きな私としてはこれを見なくしてはと劇場まで足を運びました

サイレント映画からトーキーへと移行する模様がコメディタッチで描かれていて楽しい映画でした

製作から60年も経つのに色褪せることなく
 タップをはじめとするダンスも音楽もテンポよく 
ファッションや背景の色彩 明るくすっきり洗練されていてホントにステキ!

ドン(ジーン・ケリー)が親友コスモ(ドナルド・オコナー)と一緒に踊るシーンは 磨かれた技が凄いし キャシー(デビー・レイノルズ)と3人で歌い踊る「グッド・モーニング」も素敵です 
ジーン・ケリーが雨の中で歌い踊るあの有名なシーンはもう文句なし
 音楽に合わせ 私も心からウキウキ 身体中の血も細胞も踊るって感じ

デパートやショピングセンターで雨が降り出すと流れる「雨に歌えば」
 この曲を耳にするたびこのシーンが浮かんできそう
雨も楽しく感じそうです


「天井桟敷の人々」 白黒作品



1945年公開
もう一度観たい映画 後世に残したい映画 ランキング上位に必ず入ってくる映画

レンタルビデオで観た事はありましたが
 やはり大きなスクリーンで観賞したく行ってきました

第二次大戦中 1943年から3年あまりの歳月をかけて撮られたというこの映画
 その当時 パリをはじめとするフランスはナチスドイツの占領下にあったそうです
そんな時代背景の中で非占領下にあった南仏のニースの撮影所に巨大なセット…全長400m!…を建設し総勢2000名のエキストラを使い撮影されたそうです

ストーリーは簡単に言えば
「19世紀半ばのパリ、ひとりの美しき女性と4人の男の物語」 
第1部「犯罪大通り」、第2部「白い男」と分けられたこの作品『天井桟敷の人々』は19世紀半ばのパリを舞台とした芸人の女性と彼女に惚れてしまう様々な身分の男性4人の人生と運命を描いた一大絵巻です

幕が開きそこは祭りで賑わう広場
 その賑わいが凄い ずっと向こうまで祭りの様子が展開されていて圧倒されます

そしてバテイスタを演じるジャン=ルイ・バローのパントマイムの素晴らしいこと
 パントマイムを演じる為に生まれてきた様な風貌とスタイル
この演技を観られただけでも ステキ! 

後半<白い男>の中でも もっと演じるのを観ていたかった

この映画がナチの支配下そんな時代背景の中で3年もの歳月を掛けて製作されたフランスの文化の高さに感嘆させられた作品です


<午前10時の映画祭>
 来年の1月中旬まであと30本上映予定です
「カサブランカ」「第3の男」「ベンハー」「ニュー・シネマ・パラダイス」等など…
観たい作品は目白押し

映画に出掛ける日は主に母がショートステイに出掛ける水曜日
 朝8時半頃お迎えに来てくれ 送り出した後 慌てて支度して出掛けます
  
母もショートステイに出かけられる程の状態だから
 私も安心して観たい映画を楽しめ ま、あれこれ言いつつも感謝です


新鮮野菜

2010年06月19日 | お気に入り
今朝ご近所さんから
 サニーレタス 小松菜 アスパラを頂きました



ご主人が定年退職後 趣味で作っていらっしゃる無農薬の野菜です

奥さんのMさんが洗ってきれいにしてあるので すぐに食べられます
 
新鮮でパリッ!
 
アスパラの色もハリも売っているのとは格段に違います

Mさんが
「ちょっと曲がっているけどネ^_^; でも今年はいい感じにできたのよ」

アスパラって1年物じゃないのよね
 宿根草と同じなので最初の土とか追肥とか株を肥えさせる工夫も大事って
  この前TVの番組の中で言ってたもの

観賞用の花はほっといても何とかなるけれど
 食用の物は日々丹精が大変
その手間 愛情を受けて 一段と美味しくなるのね


小松菜は油揚げと煮びたしにして
アスパラは…茹でてパプリカと炒めようかな
 それとも肉巻き チーズ焼きも美味しそう



そして森町の(森の石松で有名な)親戚からとうもろこしが届きました
 ここのは甘くって柔らくって とっても美味しいんです



叔父宅 娘宅に少しずつお裾分け
 皆 毎年楽しみにしています


季節の便り ことしもありがとう



可睡ゆりの園

2010年06月16日 | おでかけ
知り合いから可睡ゆりの園の入場チケットを頂き 友人達と4人で行ってきました 

毎年この時期 TV等で宣伝を見るたびに行ってみたいと思っていましたが
 つい時期を逸してしまい いつも来年のお楽しみ…
  ひょんなことから訪れる機会がめぐってきました

3万坪の広大な雑木林
 起伏のある敷地の中に世界150余りの品種のゆりが咲き誇っています

大きな池を中央にそのまわりを散策しながらゆりを眺められるコースと
 丘の上からゆりを見下ろしながら散策のコースが設けられています

この日は夏のような日差し
 私達は木陰の多い 池の周りを散策する平坦な道を選びました 

竹林を通り過ぎると 目に飛び込んできたのが黄色のゆりの平原
 まるで黄色の絨毯 ずっと向こうまで黄色のゆりの平原が続いています

その横をず~っと歩を進めて行くと五色混合ゾーン
 白 ピンク 黄色 オレンジ 赤 色とりどりのゆりの競演です

優しい香りがほのかにただよい
 ピンクゾーン オレンジゾーン 黄色ゾーン
  白ゾーン パッチワークのように植えられている所もあります



山の斜面を上手く利用して彩りよく植えられて
 木漏れ日を浴びて 所々スポットライトがあたっている様に光っています
 
それにしても ゆりの種類がこんなに在るものだとは…驚きです
 



一周したところで池のほとりの甘味処をみつけて 休憩することに
 池に張り出した桟敷が まるで京都の川床みたい
 


池の水面を渡ってくる風が涼しく心地よく
 甘いものが歩きつかれた身体をやさしく癒してくれ
  時を忘れ 夕方近くまでおしゃべりの花も咲き誇ったのでした 

最近読んだ本

2010年06月11日 | 読書
少し前 本屋大賞なるものが発表されました

本屋大賞とは「売り場からベストセラーをつくる!」
 出版業界を現場から盛り上げていけないかと考え 発案された賞です

全国の書店で働く書店員が過去1年の間、書店員自身が自分で読んで

「面白かった」
 「お客様にも薦めたい」
  「自分の店で売りたい」

と思った本を選び投票するのだそうです

<全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本>

今年の大賞は 冲方丁さん作 「天地明察」 

早速 図書館の蔵書検索 なんと150名ほどの予約が入っていました
 大賞受賞後だから仕方ない
冊数も多いからそのうち<貸出し準備できました>の連絡が来るでしょう
 図書館の蔵書検索がパソコンででき予約する事もできるのです


本屋大賞?いつからあるんでしょ
 で、ここ何年かの本屋大賞を調べてみました

2004年  小川洋子 著 「博士が愛した数式」    
2005年  恩田 陸 著 「夜のピクニック」      
2006年  リリーフランキー 著 「東京タワーオカンとボクと、時々、オトン」 
2007年  佐藤多佳子 著「一瞬の風になれ」     
2008年  伊坂幸太郎 著「ゴールデンスランバー」
2009年  湊かなえ 著 「告白」

なんと この中のいくつかはすでに読んでいました

で、読んでない「一瞬の風になれ1(イチニツイテ)」が気になり図書館の蔵書検索をしてみたところ
ラッキー <貸し出し可能>
 早速 貸し出し順が来た「竜馬がゆく」「しがみつかない生き方」と一緒に借りてきました



高校の陸上部を舞台に 陸上競技に青春をかけ成長していく部員の姿が描かれています
私は陸上競技はまるっきりだめですが
 その私がまるで走っている様に 風を感じたり スピード感を感じたり まさに体感小説
面白くのめりこんで イッキ読みしてしまいました
 2巻(ヨウイ)3巻(ドン)を続けて借りてこなくっちゃ
 

そして「竜馬がゆく」全8巻 の内 4巻まで読み終わりました
 司馬遼太郎さんの本 8巻もある事と難しくはないかな?とちょっと恐れをなしていましたが
ケセラセラさんのお薦めもあり読み始めました

読み始めたら面白い! 
 テレビで放映されている事もあってか状況が想像できて 読みやすい
竜馬の人柄がおもしろく魅力的

あと4巻 読み進めるのが楽しみです


もう1冊は 香山リカ著「しがみつかない生き方」
「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール
精神科の医師である著者の体験からの言葉が<なるほど>です


あと少し前に読み終えた もう1冊

藤谷 治著「船に乗れ!」全3巻
 音楽青春小説3部作です
著者の自伝的小説
 行間から音楽が流れてきそうな感覚に夢中で読み進めました


なかなか みっちりどっぷり浸って読む時間はとれませんが
 いろいろ景観を思い浮かべたり状況を思い浮かべながら読み進める時間は至福のときです

映画「セックス・アンド・ザ・シティ2」

2010年06月08日 | 映画
昨日観てきました

ニューヨークを舞台に恋に仕事に友情に…4人の女性の生き様を描いた作品の続編
前作から2年経ちそれぞれに周りの状況も変わりそれに伴い悩みも変化し…



主役の4人が個性が光ってテンポもよく音楽も楽しく
 
そういえば始まってすぐ ゲイの結婚式があり
 その中のショーでライザ・ミネリが歌い踊るの 

エッ! 
 最初 目を疑ったほど 

これを観られただけでも もう嬉しい!感動もの

そうそう もうひとつ目を疑ったのは ペネロペ・クルス
 あまりのチョイ役で「ホントにそう?」って まじまじ よ~く見ちゃった



今回の舞台はニューヨークじゃなくってアブダビ

中近東のエキゾチックな背景も異文化も楽しめ
 それに似合った超セレブなファッションも楽しめ
ストーリー的にもおもしろく 良かったです

ただちょっと気になったこと

サマンサ この人乳がん罹患者のはず
 …抗がん剤治療の為 髪の毛をバリカンで剃る場面
   カツラを聴衆の面前で外し放り投げるシーンが感動的だと言われているもの…

今回 更年期症状の緩和の為 い~っぱい たくさんのサプリメントを摂るシーンがあるの
それもエストロゲン プロゲステロン補充する為って言いつつ

あれっ?
 乳がん罹患者はエストロゲン(ホルモン)の作用に似てる物をサプリメントでも摂取しない事が推奨されていなかったっけ?
  ホルモン感受性が無いタイプのガンでも一緒だと思うんですけれど…
※注 食事で大豆製品を摂取するのは摂り過ぎる事が無いと思われるから大丈夫です

話しを面白おかしくする為とは言え ちょっとアレは…
 そうは言え 私だって乳がんになるまで知らなかったしネ
  知らないという事はこういう事もあるんでしょうか


キャリー役の彼女 なぜ人気あるんでしょ? アメリカ人好み?
 今回の彼女は… ちょっと… 相手にばかり求めて… どうでしょ?

黒~くアイラインを太く入れるシーンでは
「あらっ? サラは魔女役 似合うんじゃない?」なんて思っちゃったりして^_^; 

役がいけないのかしら?
 昨晩のSMAP×SMAPでは美人じゃないけれどチャーミングに見えたもの

なんていろいろ思いつつも 楽しくおもしろい作品でした