木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

内藤ルネ展&岡崎城

2019年12月07日 | 秋の旅行
今年は何処へ行こうか?
 いつもの旅仲間4人会
 
忙しい面々 それぞれに他の予定もあり
 おまけに年齢と共にあちこち軋み 無理は利きません

今回は近場にしよう…近場でも行こうとするこのパワー(^-^; 
 と いろいろ検索した結果

岡崎美術博物館で開催されている
 「内藤ルネ展~夢見ること それが私の人生~」を観て
併設されているレストラン「YOUR TABLE」でランチして
 岡崎城へ行くことにしました

29日 金曜日

8時10分発 在来線に乗車 豊橋で名鉄に乗り換え東岡崎駅には9時18分到着

駅からはタクシーで岡崎美術博物館へ

10時少し前に到着
 開館まで近くを散策 紅葉した木々や緑が多くホッとします
 
開館と同時に入場



全面ガラス張りの現代的な外観
 入り口入ってすぐエスカレーターを下りたところにチケット売り場

内藤ルネさん(1932-2007)は 岡崎出身のマルチクリエイター
 キラキラ光る丸く大きな瞳のファッショナブルな少女たちを描き知られた方

生誕地 岡崎市で初の大規模な回顧展だそう



「それいゆ」を叔母や母が持っていてよく眺めたっけ

子供のころ 少女雑誌の付録の紙バックやしをり 便せんで良く見た絵
 
目はパッチリ 目の中に星が光って
 首が長くって ウエストはキュッとしまり スカートはフワッ
長い首に白い衿やロールカラー フワッとしたパフスリーブもステキ!  

そうそうこうだったよね

まねして 女の子の絵をいっぱい描いたっけ



懐かしい~ 綺麗~ 可愛いぃ~

今回の展示 一部を除いて写真撮影OKなんです
 いろいろな可愛いを パチリ カシャッ! 

入り口に書かれていた内藤ルネさんの言葉

“14歳~15歳の少女から70を越した少女まで
  いつまでも心にみずみずしさを残した女性のために”

少女のころに戻った様に ワクワク心躍る時を過ごした後は

『YOUR TABLE』へ
 Oさんが事前に予約を入れてくれています(^^♪
 
此処のランチをいただくのもこの日の楽しみのひとつ



お魚料理にも魅かれたけれど
 季節限定メニューの「岡崎産三河もち豚のバルサミコ煮込み」をチョイス

前菜 野菜の数々 サツマイモのスープ  
 デザートにシフォンケーキ

どれも美味しく 大満足!

美術館のグッズ売り場に戻り アレコレ

 
日の暮れの早いこの時期
 次の目的地 岡崎城に向かいました



大手門から入り 三河武士のやかた家康館を見学

出てきたらちょうど三時
 からくり時計が 能楽を奏で 舞いを見ることができました





紅葉の中 天守閣へ



結婚式の前撮りでしょう 景色に映えますね

天守閣まで 一段一段が高めの階段を上り 歳を感じつつ フ~ッしんどッ!
 
春には桜並木が美しい辺りを散策 お茶室辺りの紅葉が美しい

香ばしい香りが漂う桜茶屋でひと休み
 みたらし団子を1本ずつ 



焼きたてのお団子は 外はパリッと香ばしく 中はもちっ
 甘すぎず 美味しくいただきました
…おしゃべりに夢中で 気が付いた時にはからっぽ

写真を撮り忘れていました(^-^;

ぐるっと巡り 夕景にイルミネーション


 


5時のからくり時計を楽しみ岡崎城を後にし

帰途につきました








 

日本平ホテルでランチ久能山東照宮参拝&静岡市美術館

2017年12月06日 | 秋の旅行
カレンダーも残り1枚
 
人寄せがあったり出掛けたり何かと慌ただしくバタバタと過ごし
 アッと言う間に12月も1週間が過ぎようとしています

ブログのアップも滞りがち

備忘録 遅ればせながらのアップです

小國神社に行った翌日
 いつもの旅仲間 4人連れ 静岡へ行ってきました

今回はシネマ歌舞伎観賞にしようか? と話し合ったのですが

それでは 寂しい

皆の都合の良い日とツアーの日程は合わず 
 では 何処にしようか?

静岡市美術館で「ウェールズ美術館所蔵~ターナーからモネへ」が開催されていることもあり
 そのほか何処へ行こうか?

日本平ホテルでランチするのも良いね
 友人がネット検索して 嬉しい情報をゲット
 
11月30日までの1カ月間 4人でランチすればひとり分が無料になるんですって

日本平山頂からロープウェイに乗って久能山東照宮へ行こうか?

と 話はまとまり 静岡行きが決定
 美術館の前売り券を購入 楽しみに待っていました

浜松8時10分発 熱海行き在来線に乗車
 日帰りだけどワクワク 旅は良いものですネ

日本平ホテル行きのシャトルバスに乗車

この日はポカポカ 小春日和
 予報では最高気温20度になるとか

ランチまでの時間 芝生の庭に出て
 
わ~っ きれい いつ見てもステキ! 神々しい
 
眼下には清水の街や港 その向こうに富士山 
「風景美術館」とよばれる所以ですね



電車の中で見たときには雲がかかってなかったのに
 あたまが雲で隠れてしまい… 私たちの姦しさに隠れちゃった?





散策しながら何度も止まっては富士山を眺め いつしか山頂も顔を出してくれて



日本平ホテル


 
ロビーからも富士山の絶景が



ランチビュッフェ どれも美味しく大 大 大満足

ランチ後またしばし富士山を眺め 右手に在る宝永山もくっきり見えます 
 次は久能山東照宮へ行かなくっちゃ



ホテルの方に「ロープウェイ乗り場はどちらに歩いて行けば良いですか…?」と伺ったら
 
「あちらの塔の方へ…(と指さしながら)何名様ですか?」
「4名です…」
「じゃぁ 送迎しますよ」

わ~っ嬉しい 思いがけぬサービスに
 ロープウェイ乗り場まで送っていただきました


久能山東照宮に登る自動車道は無く
 参拝には久能山下から1159段の階段を上るか 日本平ロープウェイにて向かうのみ

むかし息子の小学校卒業時 子供会の「卒業生をおくる旅行」で訪れ
 久能山下から つづら折りの石段を えっちらほっちら上ったことがあり

登りきったところが東照宮の入り口
 その向こうに続く階段を見上げ(@_@) 入場を断念した経緯があり…

今回は日本平山頂よりロープウェイに乗って向かいました



向こうにはキラキラ光る駿河湾が

5分ほどで到着



国宝に指定されている久能山東照宮は標高216mの久能山山頂にあります





徳川家康の「遺骸は久能山に埋葬すること」という遺言に従って
 二代将軍の徳川秀忠が造営した神社

当時の建築技術を結集した「権現造」という様式は日光東照宮をはじめ
 全国にある東照宮建築のひな形になっています

大工の棟梁は国宝二条城を手がけた中井正清
 久能山東照宮はその晩年の傑作として評価され2010年に国宝に指定







絢爛豪華なつくりに見とれます
 葵の御紋がそこかしこに

ここは50年に一度塗り替えが行われ
 2006年に塗り替えが終わったので 華やかで美しい姿です



社殿の左側に回り込むと廟門と廟所参道があり その石段を上っていくと神廟があります

せっかくここまで来たんだから
 「頑張って行こう」と疲れた足に鞭打って神廟に向かいました


って

 
ご本殿の裏手約50mの所に在り 御遺命によりご遺骸を埋葬し
西向きに建てられています…これは“京の方角に対して睨みをきかす”という意味が込められていると言われています

豪華な社殿に対しシンプルで 静かで神聖で厳かさを感じます 

久能山東照宮博物館に寄り
 歴代将軍ゆかりの武具などを見学

…なかでも家康公が西洋諸国との外交 交易で得た品々
 洋時計 洋鋏 鉛筆 ガラス壺などには目を見張りました

特に洋時計は制作当初のオリジナルの状態で保存されていたことが判明し
 歴史資料としても世界的にみても極めて高い事が証明されたそうです
  

時間も押してしまい慌ててホテルに戻り シャトルバスに乗車 静岡駅へ

静岡駅前の葵タワー3Fにある 静岡市美術館へ



絵画を観賞した後 「青葉通りのイルミネーションを観たいネ」って予定してはいたんだけれど
 さすがにこの日の歩数 10,000歩超え
それも坂や階段が多く お疲れモード

またの機会にしましょ

ASTY静岡内の中華料理屋さんで軽~く夕食をして
 …美味しいランチをお腹い~っぱい頂いたのでまだお腹が空いてなくって

見どころ満載 お天気にも恵まれ いい旅になりました


そして3日(日)

旅仲間四人連れ
 最初に提案してたシネマ歌舞伎「め組の喧嘩」を観賞してきました



十八世中村勘三郎が心血を注ぎ 江戸の芝居小屋を現代に復活させた『平成中村座』
 東京・浅草で行われた初のロングラン公演の最後を飾る2012月5月の公演
勘三郎さんは初役であるめ組辰五郎に

「火事と喧嘩は江戸の華!」の舞台 客席の興奮が一体となった芝居小屋が再現されています

町火消の「め組」鳶頭の辰五郎(中村勘三郎)は 品川の盛り場で 喧嘩っ早い鳶たちと相撲力士たちの小競り合いを収める 
が 武家のお抱えの力士たちより鳶は格下だと言い放たれ 怒りを胸の内に押し殺す 
面子を汚された辰五郎は、兄貴分から諭されるも 密かに仕返しを決意
愛する妻と幼い子供に別れを告げ 命知らずの鳶たちを率いて 力士たちとの真剣勝負に乗り込んでいく…

表情の細部まで見ることができ 映画ならではですね

最後に舞台の後部が開き浅草のみこしを担いだ人たちがなだれ込み…
 涙が出そうになりました
 
勘九郎さんが勘三郎さんによく似てきました
 かえすがえすも勘三郎さんの舞台がもう見られないこと 惜しまれます






日帰り京都旅行

2016年12月03日 | 秋の旅行
11月29日 いつもの旅仲間4人連れ 7時10分発新幹線こだま号に乗車
 一路京都へ向かいました

出発少し前まで 名古屋の美術館へ行く予定でしたが
 美術館だけではちょっと寂しい やっぱり旅気分を味わいたい 京都に変更しない?

急遽京都に行くことに決まりました

会って相談する時がなく メールでやり取り
 
二条城 北野天満宮方面はどう? 
 三十三間堂にも行きたい

いろいろ案が出て

私はふと ちょっと前のクロワッサンに載っていた「京都美術散歩」を思い出し
 あの中に載っていた 白象に会いに行きたい…杉戸に描かれた絵画なんですが…

ページをめくって調べたら なんと三十三間堂のすぐ隣じゃないですか(^^♪

早速 「三十三間堂の隣にある養源院に寄りたい…」とメール 
 
あとは新幹線の中で相談しましょということで…


9時少し前 京都到着

早速 タクシーにて三十三間堂へ

 

さすが京都 着物姿の方たちがアチコチに

正式には蓮華王院(れんげおういん)国宝 といい
 正面の柱間が33あることから三十三間堂と通称されているそうです

堂内には中央の大きな中尊「千手観音座像」を中心に左右計1000体の千手観音立像がまつられています

観音像には必ず会いたい人に似た像があるとか
 ひとつひとつお顔を拝見してみるとほっそり ふっくら 男性的 うりざね顔などなど
  ホントに個性があります

次は三十三間堂の東向かいに位置する「養源院」へ



表門から本堂に至る参道は紅葉におおわれて きれいな色で迎えてくれました



ここは豊臣秀吉の側室淀殿が 父浅井長政を供養するために秀吉に願って創建されたお寺で
火災で焼失後 2代将軍徳川秀忠正室の崇源院(江姫)の願により伏見城の遺構を移して再建されたのが今の本堂だそうです

今回のお目当ては この本堂にある俵屋宗達の筆による「白象」


入場の際頂いたポストカード…4種類あってその中から1枚ずつ そのうちの2枚です

杉の扉に描かれたもので白い部分は胡粉で描かれて茶色の部分は元の杉戸の色が生かされています
 まだ見ていたい 愛嬌があるなんとも味のある白象に魅せられました 

杉戸は全8面あり 他には獅子 麒麟などが描かれています

鴬張り廊下 血天井 襖絵など みどころ満載のお寺でした

タクシーで二条城へ 
 
二条城の辺りならお食事処が在るのでは? 
 でもでも辺りにはなくって…
道を隔てた向かい側にあるANAクラウンプラザホテルを見つけ オムライスランチ



お腹を満たしたところで二条城へ
 ここは高校の修学旅行以来かも…
 
ここは徳川幕府初代将軍家康が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として造営し
 三代将軍家光が後水尾天皇の行幸に合わせて改修したものだそうです



切妻造,桧皮葺の四脚門でその前後は唐破風造となっています
 見事な彫刻がふんだんに施された唐門をくぐり 二の丸御殿へ

見事な欄間 襖絵 絵画
 
家康と秀頼の会見 城内にて慶喜が15代将軍職を継ぎ
 二の丸御殿で慶喜が大政奉還の意思を発表した事など

歴史の重み 驚異を感じます



二の丸御殿内を見学している間に さき程まで垂れこめた雲は青空に 
 見れば足元の玉砂利も濡れていて …ザーッと降ったのだそうです
  今回はなぜか誰も傘を持っておらず 運の良いことです



お庭めぐり 冬支度 ソテツの菰掛け作業をしていました
 イチョウ並木 黄色の絨毯が美しい

そこから北野天満宮へ
 近いけれど 歩くのにはちょっと距離が…
またまたタクシーにて移動



菅原道真公をご祭神としておまつりする全国約1万2000社の天満宮 天神社の総本社

北野天満宮の境内西側には豊太閤が京都の整備事業の一環で築いた史跡の「御土居」の一部が残存しており秋にはもみじの景勝の地 紙屋川に沿って約300本のもみじが愛でられるもみじ苑になっています


 
散りもみじの絨毯
 
今年はいつまでも暑く冷えなかったから もみじの色具合が良くなく
 そこへ急に寒くなったから 枯れ始め散り始め… もう終わりの様子です
綺麗なところを選んで パチリ です



茶店で入場券についていたお茶菓子…利休居士が考案したと伝わる麩の焼きを再現したものだとか
 美味しくってお土産にしようかと伺ったら 人気で生産が追い付かないとか…残念

本殿を参拝後
 孫のhonちゃんの高校受験の合格祈願のお守りを
  Oさんも孫のYちゃんの為に頂き 無事合格を祈ったのでした

そこからまだ時間に余裕がありそうね と

金閣寺へ向かいました



お釈迦様の「舎利」をまつった舎利殿「金閣」が特に知られ金閣寺とよばれていますが
 正しくは「鹿苑寺」といい 臨済宗相国寺派の禅寺です

金閣の二層と三層は漆の上から純金の箔が貼ってあり屋根は椹の薄い板を何枚も重ねた
 こけら葺きで上には鳳凰が輝いています

一層は寝殿造で法水院 二層は武家造で潮音洞とよばれ
 三層は中国風の禅宗仏殿造で究竟頂とよばれ 三つの様式を見事に調和させた
  室町時代の代表的な建物です


 
ここには修学旅行以外でも何度か訪れたことがあります が…



こんな光景は初めて見られました
 写真では分かりにくいかも…ですが
西からの夕日に染まって 金閣寺が光るように見え 神々しい

夕方に訪れたのは初めて
 何度来ても 違った光景に出会えるものですね 

順路通り進んで 金閣寺を出る頃には 夕闇が迫り

タクシーで京都駅に



京都タワー 1964年12月に完成
 そういえばはるか昔 修学旅行で訪れた時もお目に掛りました

お土産を選び 夕飯に「京湯葉ご膳」を頂き
 19時59分発こだま号に乗車 9時半過ぎ浜松に到着
 
寺社への移動はすべてタクシーを使用したにもかかわらず本日の歩数 なんと14507歩
 疲れたけれど見どころ満載 中身の濃~い楽しい旅でした 







網走 知床の旅

2015年11月13日 | 秋の旅行
8日から2泊3日
 いつもの旅仲間 4人連れ ミステリーツアーに参加してきました

「九州 熊本 長崎への旅も良いね」
と 案は出たのですが 
 ツアーの日程など 折り合いがつかず なかなかまとまらなくって…

たまには「ミステリーツアー」も面白いんじゃない?

と…

運よく皆の都合の付く日程にも恵まれて申し込みしたのが9月半ばの事
 催行人数の30名に達しなくって 決定が出るのに少々日数がかかり ドキドキ 

とある空港 とある温泉 とある観光地…

どこへ行くんでしょう?
 東北方面? この料金なら北海道はないでしょ?

なんて いろんな想いを巡らすのも楽しみの一つでした


さて 8日 搭乗手続きをして行き先が「女満別空港」と判明

やっぱりね

生憎の雨模様
 それでもワクワク

3時少し過ぎ 女満別空港で迎えてくれたガイドさん
 「外は雪です 寒くない格好で 出てください」

でもでも 外へ出たら小雨模様
 良かった~ 北海道の雪はもう懲り懲りですもん

この日の宿泊先「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」へ



早めの到着で 足湯 温泉などでゆ~ったり

夕食 朝食ともにバイキングでしたが
 いろいろ美味しく もうお腹い~っぱい

2日目

この日もどんより垂れ込めた雲
 私達の旅行では珍しい事です

最初に向かったのが「オホーツク流氷館」(現地オプションで「博物館網走監獄」とどちらかを選択)
 「博物館網走監獄」はテレビで紹介されたのを観たり 友人の一人は実際に訪れた事があったので流氷館を選択



-15℃の部屋に本物の流氷が
 入口で濡れたハンドタオルをお借りして入室

ブンブン回すとシャキンと凍るとか…
 棒状に凍ったタオルを持って パチリ!

おもしろ体験

屋上展望台よりの景色 青空だったらどんなにか綺麗でしょう
 それでもこんな小雨に煙る 風景も趣きがあって良いものです


遥かかなたに海が
 モスグリーン カラマツ?のオレンジ なんとも言えない自然の織り成す色合いにうっとり

網走湖


ここで頂いたオホーツクの塩(青色)をトッピングしたソフトクリームは美味しかった~
 慌てて食べてパチリを忘れました

博物館網走監獄を訪れた方達を迎えに寄り
 車窓からなにげに撮った風景の色がとっても綺麗 晩秋ですネ



オホーツク海にもっとも近い駅 海岸まで20mの「北浜駅」



JR北海道 釧網本線の駅です

ガイドさんの「写真を撮りたい人だけ行ってきて下さい」の声に
 Oさんと私 あと2~3人

風がビュービュー 雨もパラパラ
 雨に濡れないようカメラを抱えて チャチャッと撮って

映画「網走番外地」第1作で「網走駅」として撮影に使われたそうです

オホーツク海にもっとも近い駅で有名になり
 訪れる観光客も増え 待合室の壁面には 旅行者が訪れた足跡として貼った名刺や切符などで埋め尽くされています

海鮮市場に立ち寄り



荒れるオホーツク海を横目に見て 急ぎバスに戻り

しばらくバスを走らせ 小雨の中オシンコシンの滝を観て



この日の宿 とある温泉…実は 知床ウトロ温泉 知床プリンスホテル風なみ季 
 温泉に浸かり のんびりしたのでした

3日目

朝の天気予報では「雪」
 エ~ッ
出発時 やはり曇天でしたが雨は降ってなく(もちろん雪もなし)

知床五湖に向かう途中 エゾシカやキタキツネにお目にかかり



運よく知床五湖高架木道散策時 まだ雨も降らず

全長800mの高架木道は一湖湖畔まで行くことができ  
 木道のすぐ横にはヒグマの出没に影響されず利用できるように7000Vの電気柵が張り巡らされています



欲を言えば 青空に映える知床連山にお目にかかりたかった


ウトロに戻って散策



車窓から眺める風景はどこまでも続く 緑 茶 金茶 黒褐色のパッチワークのような
 これぞ北海道と言うに相応しい風景

そんな風景を眺めているだけで癒されます
 窓越しで綺麗な写真ではないけれど…


 
女満別空港15:35発 ANA328便に搭乗 帰路の途につきました



3日間曇天でしたが
  どしゃ降りでもなく 雪も降らず助かりました

そして空の上はご覧の通りの青空
 久しぶりの青空を飛行機の中から「美しい~」と感動

3日間の楽しい旅は無事 完結
 主婦稼業をしばし忘れさせてもらえ 
  こんな旅が出来 嬉しい限りです 

  


築地で朝食 BUNKAMURAそして三菱1号館で名画観賞

2014年12月19日 | 秋の旅行
東京2日目

築地で朝食をとホテルを出たのは8時少し前
 ホテルから歩いて15分程らしいのですが 気持ちが急くので行きはタクシー



台車を大きくしてエンジン乗せて独り乗りの乗り物がビュンビュン
 荷物をのせてあっちへ行ったりこっちへ来たり 人垣かき分けて行き交います 

そうね此処は市場 忙しいところに私たちがお邪魔してるんだものね

海鮮丼が良いね
 何処が良いんでしょ

土曜日だから人もい~っぱい

凄~い列のお店は1時間近く掛かりそうだからやめて
 その隣 そこそこの人が並んでいて 
しばし待った後入店
「うに いくら とろ丼」を注文

美味しい~

朝からなんて贅沢でしょ

帰りは歩き 歌舞伎座の前を通って
 背中から当たる朝日がとっても温か

銀座のショーウインドウ クリスマス色に彩られ



銀杏の葉が舞って 昨日キラキラを見られなかったミキモトのツリー



ホテルの近くのビルがレトロで素敵



ネットで調べてみたら
 「80年前の高級デザイナーズマンション?」だとか…

1932年築の本館と1934年築の新館が左右対称に並ぶ6階建てでその後7階部分が増築されたのだそう
かっては旧銀座アパートメントと呼ばれ
 銀座界隈でも屈指の高級アパートだったのだそうです

現在はギャラリーやアンティークショップなどが入って

ベランダにオリーブの木などが植えられ
 と~っても雰囲気のある 素敵なビル

現オーナーの奥野さんの先代さんが関東大震災でこの地にあった工場を消失し
 「大地震に耐えられるビルを建てよう」の想いで建てられたのがこの奥野ビルだそうです

内装なども当時のままで床の細かいモザイクタイルには鮮やかな色が残るそう
 ショップにちょっとお邪魔させてもらえば良かったわ


この日荷物を持ち歩くのも大変
 ホテルから宅配便で送り

JR有楽町の駅までそぞろ歩き
 有楽町から渋谷へ出て Bunkmuraへ



翌日の選挙を控えハチ公もたすき掛け^_^;
 そう言えば あの時 渋谷駅前で海江田さんが演説してましたねぇ


4階のカフェで順番待ちしていると すぐお隣に往年の名投手 金田正一さんが
 
杖をついていらっしゃったけれど顔色もとってもよくお元気そう 
 もう82歳ですって

気さくに応えてくれ しばしおしゃべり
 浜松にも何度か来たそうで懐かしがっておられました
…あとで調べたら 愛知県の出身なんですね

一緒に写真を取って頂き 
並んだら と~っても大きくって またまた 
 …私が163cm位だから大きいと思えるのは相当なんですよ
  
野球好きな主人に羨ましがられる事 請け合いです

その後手作りクラフト展を見たりショップをのぞいたり…

渋谷から電車で有楽町に戻って
 次の目的地は「三菱1号館美術館」



ウインドウショッピングや景色を楽しみ



「ボストン美術館 ミレー展」

沢山の絵を観賞し外へ出たらもう夕闇せまり 夜の街



喉も渇いたし お腹も
 お食事処を探して アチコチ

そう言えば この旅行でまだお肉食べてないよね
 仙台の牛タンですって(*^_^*)

Sさんが並んでくれ
 その間に他に良さそうなお店あるかしら?と探索

すぐに席が空いたとSさんから連絡あり
 無事夕飯にありつけました

2日間の平均歩数1万歩ちょっと
 浜松に帰り着いたのは10時過ぎ

寒いと予想されたお天気も温かい日に恵まれ(^^♪
 盛りだくさんのスケジュールをこなせて 楽しい旅になりました ありがとう
 

12月大歌舞伎三昧(*^_^*)

2014年12月17日 | 秋の旅行
いつもの旅仲間と4人連れ 東京へ行ってきました

私の都合を聞き入れてもらい
 12月に入ってからのお出かけになってしまいました

12月では紅葉には遅く 何処へ行きましょう
 今年はいつにも増して寒さの到来も早く…

それではとNちゃんが歌舞伎のチケットを取るべく電話にチャレンジしてくれ
 昼の部のチケットを無事ゲット(*^_^*)

それからOさんの友人から“新幹線(こだま限定)と宿がセット”
 JR東海+50(フィフティプラス)にWeb会員限定格安プランが在るとの情報を得て
OさんがWeb会員登録をしてチケットを手配してくれました

+50(フィフティプラス)とはJR東海 50歳から利用できる旅クラブです
  
7時31分発 こだま630号指定席に乗車 
 東京駅で山手線に乗り換え「有楽町駅」へ

今日の宿泊は「モントレ ラ・スール ギンザ」



ホテルに荷物を預けて 歌舞伎座へ



昼の部の演目は
 1 源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)
    義賢最後
 2 幻武蔵
 3 二人椀久



源平布引滝 壮絶な立ち廻りが見どころの義太夫狂言
 義賢(片岡愛之助)が見せる「戸板倒し」「仏倒し」など 激しい立ち廻りが最大の見せ場

戸板倒し ふすま3枚を門の様にたてその上に愛之助さんが乗り…それが倒れて…
 仏倒し 直立したまま前に倒れ 階段をドドッ! 顔面大丈夫? 

そのほかにも長袴を着ての立ち回り
 …つまづいて転んで客席に 落ちちゃうってことになったらとドキドキハラハラ

「幻武蔵」は新作歌舞伎
  姫路城を天守閣を舞台に繰り広げられる幻想的な物語で 武蔵を中村獅童さんが演じてました

二人椀久は 坂東玉三郎さんと市川海老蔵さんが演じる夢幻の中の逢瀬を描いた舞踊
 玉三郎さんのたおやかさに う~っとり
  幻想的な長唄の舞踊に酔いしれました

イヤホンガイドをお借りして鑑賞
 所作の意味…何を表しているのか 衣装など 細部にわたって解説してくれるのでとても分かりやすくって(^^♪

11時から始まった昼の部
 終わったのが3時少し前

実は海老蔵さんが5役を演じる夜の部 通し狂言「雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)」
 に4人とも旅に出る前から興味を引かれ 
「一幕見席のチケットを並んで取ろうか?」と相談してました

そこで 係りの方にお伺いしたところ 
「今 序幕を売り出してます」との事
で、1幕ごと買えるけれど 同一部の連続した幕だったら序幕から3幕まで同時に買えるとの事
 60席は座る場所があるとも…

ということでチケットを購入すべく4階へ 私の順番は43番(*^^)v 座れる場所が在りそう
 
夜の部も楽しめる事になりました
4時までの間 歌舞伎座タワーへ 
 遅れちゃ行けないから 携帯のアラームをセット^_^;
ギャラリーで歌舞伎のいろいろ 衣装などを観賞

もっと沢山の展示があると思ったわ ちょっと残念!

アラームに急かされて 幕見用エレベーターで歌舞伎座4階ロビーへ

指定席ではないので1番の整理券を持った方から順次並び入場です

さて夜の部
「雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)」
  市川海老蔵五役相勤申し候

三幕八場で構成された 歌舞伎十八番の魅力が凝縮された勧善懲悪の物語

天下を掌握しようとする悪人たち それを防ごうとする善人たち
 さまざまな人物たちが 縦横無尽に活躍する勧善懲悪の物語
荒事の魅力 早替りなど 歌舞伎ならではの魅力が満ち溢れた舞台を堪能しました

時に笑い… 早替りに驚き

特に玉三郎さん演じる宮中一の美女とうたわれる“雲の絶間姫”が雨を降らせる為
 海老蔵さん演じる“鳴神上人”に近づき お酒を飲ませながら…
そのお酒を飲む前の鳴神上人のせりふ「酒は一滴もならぬ 奈良漬さえ嫌いじゃ」
 には思わずググッと大笑いしそうになり^_^;

雲の絶間姫がお色気たっぷりに鳴神上人に迫るさま ふたりのやり取りが面白おかしく 

騙されたと知った「鳴神上人」が 一変 雷の化身となり荒れ狂う様
 見得を切る海老蔵さんに大拍手 
怒涛のクライマックス    
 すっかり歌舞伎に魅せられました



気が付けば 朝10時頃から夜9時頃まで歌舞伎座に滞在し
 歌舞伎三昧のいちにちとなりました

その後ぶらぶらとカフェを求めて銀座和光方面へ 

天気予報では寒気が入り込んで寒くなるとか…
 でも歌舞伎を満喫した私たちの熱気のせいか ちっとも寒くなく…むしろ厚着をしていて暑いくらい^_^;

「DOUTOR」店内は満杯 寒空の下 外の席で私とNちゃんはグレープフルーツジュース
 Oさんも珍しくアイスカフェラテ Sさんはホットカフェラテ 冷たい飲み物も心地よいくらい
ちっとも寒くなく
 この日初めてのお茶でま~ったりしたのでした



銀座のイルミネーション
 10時過ぎてしまって ミキモトのツリーが消えてしまったのが残念!

2年前新橋演舞場で観劇した時に比べ 地味になった様な…
 10時過ぎてしまったから消えていたのかも です

つづく

神戸 北野異人館 港 プーシキン展

2013年12月10日 | 秋の旅行
旅の2日目
 ホテルのすぐ前に在る生田神社にお参り
  
 

もう来年の絵馬も飾られて 
 間もなく年の瀬なんですね

まず最初は北野異人館へ



アチコチにサンタさんが…
 クリスマスカラーに彩られて

ショップを覘いて 雑貨やアクセサリーを見て
 女4人旅はこんな事も楽しい思い出 



「萌黄の館」に入場

ここは明治36年 アメリカ総領事ハンター・シャープ氏の邸宅として建てられたのだそうです

窓で囲まれた開放的なベランダ 幾何学模様の窓が美しく
 タイルで縁取られたマントルピースもステキ

この夏観た映画「少年H」
 水谷豊さん演じる仕立て屋さんがお客さん(外人さん)の仮縫いをする為 
訪れた家のシーンにこの「萌黄の館」が使われたのだそうです

観た映画に此処が使われていた…
 そうそうこの部屋だった…なんて親戚の家に来たような 不思議な感慨と親しみを感じたのでした

異人館から坂を下りながら街を散策
 
アラッ? 素敵な洋館風なお店 
 よく見たら Tully'sじゃない 黒が基調色ってイメージだけれど
此処はペパーミントグリーンの窓枠にシックな赤が配され なんておしゃれでしょ   



寄ってお茶したいけれど先を急がなきゃ
 神戸に来たら やっぱり港にも行ってみないと…

次に向かったのはハーバーランド

「Umie MOSAIC(ウミエモザイク)」神戸ハーバーランドに在る複合商業施設
和洋中いろいろなレストランやカフェ ショップがひしめき合って 
 大勢の人で賑わっていました

その中の中華料理のお店で 温かいふかひれラーメンが付いた飲茶ランチセット



う~ん 美味しい
 
おなかを満たしたところで 港の景色を満喫



メリケンパークに在る赤いポートタワー 白い網の帆を張ったような神戸海洋博物館
 色の対比が美しく 空と海の青に映え

青い空と海 気分もゆったりのびのび
 この海が外国まで続いていると思うと 旅情もそそられます


次に海から歩いて向かったのは「神戸市立博物館」
 
この旅に出る前 ネット検索して見つけた
「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」

ロシアのプーシキン美術館展
 2011年に巡回展が予定されながらも東日本大震災の影響を受け中止となったものが開催されているとの記事
ドラクロワ ミレー モネ ルノワール セザンヌ ゴッホ そしてピカソやマティスも

 
新幹線の中で「できれば時間を作って観に行きたいネ」と
 予定に繰り入れることにしました


ルノワールの印象派時代最高の肖像画と評される「ジャンヌ・サマリーの肖像」 

心に残ったのは
ルノワール「ジャンヌ・サマリーの肖像」は勿論ですが
クロード・モネ 春色の「陽だまりのライラック」 
 ドガ「バレエの稽古」
  シャガール「ノクターン」 赤い色がとっても印象的
   
ピカソやゴッホも…

本物の持つ力に圧倒され
 偶然 会期中に訪れ観賞する事ができ(*^_^*)ラッキーでした


異人館 港 絵画鑑賞  この日のスケジュールすべてこなし(*^^)v
  

夜9時過ぎ浜松に帰り着き
 女4人のスケジュール満載 姦しい旅が無事に終わりました 

宝塚雪組公演「Shall weダンス?」観に行ってきました

2013年12月03日 | 秋の旅行
11月29日~30日 友人達と4人で宝塚 神戸の旅に行ってきました

10月半ば
 いつもの旅仲間と久々のランチ
秋の旅行は何処にしましょ
 お互いのスケジュールを照らし合わせ…
都合の付く日は11月29日~30日だけ

一泊では遠くには行けないし
 紅葉狩りにはちょっと遅いかな?
いろいろ相談の結果 宝塚レビューを観に行こうということになりました

予定が決まったら行動!
 先ず旅行社に…
宝塚公演チケットと一緒になっている宿泊プランは無く
 あるのは「日帰り1day」…それも日程が合わず…
チケットだけを手配してもらう事もかなわず…

そこで、近くのチケットぴあに出向き
 29日の公演チケットをゲット

JR東海ツアーズに戻り
 「ぷらっと・旅」 新幹線(こだま)とホテルがセットになっているお得なプランを申し込み
その日を楽しみに待ってました
 

朝7時10分発のこだま695号に乗り新大阪着9時6分
 JR在来線に乗り換え宝塚へ
駅のロッカーに大きな荷物を預け 宝塚劇場を目指し



花のみちを進み 通沿いのショップに立ち寄り目の保養
 それぞれベストやストール 手袋などお気に入りの物を見つけお買い物
ショップのお姉さんにお勧めのお 茶寮“華”で昼食 
 お造り 煮物 天ぷらなど少しづつ 盛られ 茶碗蒸しも付いて
美味しく頂き(*^_^*)



久々の宝塚劇場に気持ちは高揚 ワクワク



演目は「Sahll we ダンス?」
 映画で草刈民代さん 役所広司さんが主演されたあのストーリー

電車のシーンはどうするの?
 と 思っていたら 映像を上手く取り入れて
…そう言えば 以前観た「カサブランカ」の時も飛行機が飛び立つシーンに映像が使われていました

後半はショー・ビックモニュメント「CONGRATULATIONS 宝塚!!」

グッと華やかな 歌と踊りのショー
 観る度に魅せられ惹かれ たぶん目はハート
 
主演の<杜 一帆>さんのカッコいいこと
 さすがトップスター 踊りもステキ! 


興奮覚めやらぬ想いを胸に夕暮れの宝塚の街を散策



アチコチクリスマスの装い 
 キラキラ ピカピカ 何だかウキウキ 

尼崎で乗り換え 宿泊する神戸 三ノ宮に向かったのでした

神戸に来たら 「ステーキを食べたいね」 と



目の前で焼いて頂くステーキは柔らかく 美味しく
 シメジ ズッキーニ もやしなどお野菜もたっぷり

お店を出て
 もうおなかい~っぱいなのに 別腹? たい焼きやさんでたい焼き1匹づつ

このお店 去年ルミナリエ見に来たときから気になってたの
 その時もおなかいっぱいで「明日 食べようね」
でも翌日は其処を通らなくって 諦めて…

今年はその想いも手伝って お買い上げ

歩きながら食べる アツアツ 外はパリッ! 中はもっちり
 しっぽまであんこたっぷりのたい焼きは あったかくお腹に染み渡り 

お泊りは去年も宿泊したホテルアマリー
 地の利が良いので今回も此処に決定!

楽しいステージを堪能して いっぱい歩いて いっぱい食べて
 良い夢 見れそうな一日目が暮れていったのでした


歌舞伎観賞&クリスマス色に彩られた銀座

2012年11月27日 | 秋の旅行
24日土曜日
 新橋演舞場にて歌舞伎観賞するためふたたび東京に行ってきました 

友人達と4人連れ
 8時10分発 ひかりに乗車 東京に向かいました

春に軽井沢へ行ったお仲間
 今回は日帰りで「歌舞伎鑑賞」&銀ブラ

おしゃべりしていると時間はアッと言う間に過ぎ
 降りる予定の「品川」を通り過ぎないように…

品川で降り JR山手線内回りに乗車 新橋下車

11月の風物詩になっている「吉例顔見世大歌舞伎」
 日帰りなので時間の都合もあり 午前の部 
Nさんがお弁当 筋書付きのチケットを手配してくれました

演目は
上方を舞台にした義太夫狂言の名作「双蝶々曲輪日記」から
 『井筒屋』『難波裏』『引窓』
市川左團次さん 片岡仁左衛門さん 中村時蔵さん 中村扇雀さんなどなど

続いて三遊亭円朝の人情をもとにした世話物「人情噺文七元結」
尾上菊五郎さん 菊之助さん 右近さん 中村時蔵さんなどなど



イヤホンガイドを借りて解説聞きながら
 横の方ではあったけれど前から7番目 顔もしっかり分かり
時々Oさんが持参したオペラグラスを借りて表情を確認
 伝統に培われた芸を堪能 いいものですね~ 

幕間にはお弁当を頂いて(^^♪
 これもとっても美味しゅうございました


歌舞伎鑑賞の後は銀ブラ

この日は午後7時まで歩行者天国になっていて
 大勢の人で賑わってました

クリスマス仕様に染まった ウインドウやイルミネーション 

ビルそのものがリボンでラッピングされているようなイルミネーション
 来年の干支 「巳」を模ったのでしょうか
  ビルを巻いているようなキラキラ光る「巳」

 

歩きつかれて「ちょっと甘いものが良いね」と
 甘味処 銀座「鹿の子」へ
注文したのは「渋皮栗のあんみつ」
 あんこをつぶ餡にして頂き 黒蜜をチョイス

 

あまりの大きさに(@_@)
 でも寒天も美味しく 餡子もあっさり
美味しい栗の渋皮煮が3個も
ハーフサイズがあれば 良いのに
って言いながら 完食^_^;

もうお腹どころか首の辺りまで甘味で埋まっている感じ
 夕食を銀座で食べるのは断念

教文館でクリスマスグッズを展示販売しているとの事で
 そこでアドベントカレンダーになっているカードや グッズを求め
プランタン銀座のロクシタンで香りのよい石鹸やシャンプーを購入


新橋演舞場から銀座 そこから徘徊?しながら東京駅八重洲口まで歩いたのでした
 
そしてリニューアルされた東京駅も見なくっちゃ

疲れた足に鞭打って^_^;
 もうひと踏ん張り

丸の内側に抜け  
 


ライトアップがちょっと暗めですが その方が赤レンガの駅舎がシックで良いのかも


夕飯は鯵の押し寿司を2折買い求め
 新幹線の中で4人で分けっこ 

観て 歩いて 食べて おしゃべりして
 本日 歩いた数 16365歩 

ワイワイガヤガヤ色々楽しんだ日帰り旅行でした  
 
   

秋彩の北海道 Part2 &やっちゃいました(>_<)

2011年10月11日 | 秋の旅行
ツアー3日目 朝7時50分定山渓温泉を出発
 カラッと晴れていいお天気 グンと暖かくなりました

アラッ こんな景色だったのね
 昨晩暗くなってからの到着だったので周りの景色 山々の緑が目新しい

朝一番目指すは小樽 
 到着後 真っ先に小樽運河へ
写真や映像で見た印象ではもっと趣があり広いように勝手に想像してましたが…

あらっ これだけ? 

内陸を掘り込んだ運河ではなく海岸の沖合いを埋め立てて作られたため直線ではなく扇形に緩やかに湾曲しているのが特徴だそうです
だからでしょうね 写真の撮り方で随分趣がかわるのでしょう 
夕方のうす暮れないにガス灯がぼ~っと浮かぶ様は雰囲気があって良いでしょうね

小樽運河を写真に納め 急ぎ街中へ
北一ガラスのお店はゆっくり見たら時間がいくらあっても足りなさそう



アウトレットでミルクピッチャーに魅せられ購入
 一輪挿しにしても なにも入れないで飾っても涼しげ

硝子のアクセサリーのお店で友人とピアスやイヤリングを記念に買い求め

北菓楼でシュークリーム「夢不思議」を単品で3個お買い上げ バスの中で食べましょ(^^)
 皮がパリッとしたパイシュー 中のクリームは生クリームとカスタードを合わせたもの
これがあっさりトロ~リ 皮とのバランスが絶妙でした 
結構大きなシューなのに食感は軽くって ペロリ完食 大満足(*^_^*)

次は積丹半島 神威岬(カムイミサキ)へ



風が吹く中 坂を上りシャコタンブルーの海が見渡せる丘の上に
 打ち寄せる波頭が白く美しい水色 見とれてしまいます
この付近は古くから海上交通の難所として知られ 首長の娘チャレンカが源義経を慕ってこの岬まで義経一行の後を追ってきましたが既に海の彼方に去ったと知り身を投げ神威岩になったという言い伝えが在ります

遊歩道の入り口には女人禁制の門があり…
 此処から先の遊歩道は9月の台風の影響による大雨で崩れ門から先は立ち入り禁止でした

バスの中でカニ飯弁当が配られお昼ご飯



ニセコ 神仙沼
 海抜750m以上の高原に位置し多くの湖沼や湿原が広がるスポット

駐車場から神仙沼までは木道になっていて歩きやすいとか…
ところが木道を進むうち 一昨日夜半に降った雪が木道に積もり
 おまけにこの日は気温が上がり木道との接地面が融けはじめ 歩くのに恐々
小さな歩幅で蹴り上げず一歩ずつ細心の注意を払いながら…
 それでも時折ツルッ滑りそうになり 危うく踏みとどまり深呼吸
とても周りの景色を愛でる余裕はありません



アチコチで悲鳴 前の方 後ろの方スッテンコロリン 大丈夫?
 自分の体勢を変えたら転びそうで振り返ることもできません
通常の何倍もの…たぶん…とっても長い時間に感じ
何とか木道が乾いた景色が広がった場所に出た時にはホッ!



ようやっと見られるようになった周りの景色は湿地帯 雰囲気があり癒されます



神仙沼に到着 神秘的
 こちらの喧騒とは違ってシ~ンと静まり返った水面 精霊の存在も頷ける感じです

帰りはまたあの雪解けの木道を戻るしかないの…
 沼の中を歩くか 出来る事なら空を飛びたい!
そんな思いを抱きつつカメラをしっかりバッグにしまい
ガイドさんに「滑らないコツは?」と聞くと「踵で歩くと良いですよ」の言葉
心にしっかり刻み 唱えながらゆっくりゆっくり 

行きより増して皆が踏みしめた後だから尚更シャーベット状 おまけに少し下りぎみ(/_;)
 土じゃなくって木道っていうのも…それも縦に配してあるところは一層怖く

アッ!

少し左にカーブした所でとうとうスッテンコロリン 左手首が少し痛み
 グーパーしてちょっとひねってみるも大丈夫そう 捻挫かな?
それでも前に進まなきゃいけないし 一歩ずつ一歩ずつ
 もうホントにこんな怖い雪道は初めてです
細心の注意を払っていたつもりなのに…

ようやっと外に出て バスに戻る前に…トイレに並び腕を…ダウンの袖口をめくってみたら
手首がブワッと腫れてました… あ~ やっちゃった(-_-;)
 ボタンも操れない(/_;)

行きがけに1号車のどなたかが怪我された様で「レントゲンを撮ってもらいましょ」
そんな会話を小耳に挟んでいたから“一緒に連れて行ってもらわなきゃ”と急ぎ添乗員さんに報告

「他にもいらっしゃる様だから待っててね」

なんと怪我していると思われる人は4人(@_@)
急遽 診療所 タクシーを手配してもらい 一緒に参加した友人に後のことをお願いして
怪我人4人と付き添い2人(ご主人たち)分乗して受診のためツアーから離脱

バスツアー2台の皆さんは登別温泉へ
 友人にも心配掛けちゃいましたm(__)m

レントゲン撮って 受診
左手首関節のちょっと下で折れ おまけに縦に裂け目が入っているとか…
「折れた骨が少しずれているから手術になるかも…手術できる病院に行った方が良いですね」
との診断にレントゲン写真と紹介状をお願いし

4人のけが人は全員女性で腕の骨折でした(3人左 一人は利き腕の右)
診察室からひとりひとり出てくるたびに「あなたも骨折?」「あなたも…」「あなたも…」
添乗員さんのショックを隠しきれない顔が忘れられません

すっかり暗くなった登別温泉までの道のりを手配してもらったジャンボタクシーで向かったのでした

ニセコ診療所の先生 スタッフの皆さんそして道を隔てた所の薬局の方
ありがとうございますm(__)m

4時までの診察時間を開けて待っていて下さいました
 職員の方の「北海道人でも転びますよ」って慰めてくれた言葉にも和みました


旅館到着後いろいろ手伝ってもらい身支度
 この旅行楽しみのひとつだった登別温泉に入れなかったのは残念です
…何年か前 息子が社内旅行で訪れた登別温泉の泉質が良かったと聞きとっても楽しみにしていたの 

痛み止めのせいか夜もそんなに病まずに眠られ(^^) 

4日目 
朝のバイキングは友人達がいろいろ取り分けてくれ美味しく頂き(*^^)v
 肩から腕を吊ってる姿に皆さんが労わりの声を掛けてくれありがたいことです



登別「地獄谷」に寄って空港へ



この旅行 格安料金なのに食事が八食すべて付いていて カニ飯以外はすべてバイキング
 気がつけば北海道に行ったのにイクラもウニを一度も食べてません

そこで「千歳空港でお弁当を買って食べましょ」って事になり
添乗員さんにお伺い 「ウニ イクラの入ったお弁当 お勧めはありますか?」
「S水産のは“はずれ“が無いとおもいますよ」とのこと

名古屋空港に戻ってからフードコートでゆっくり味わって頂きました



美味しい~
 これでようやっと正真正銘 北海道に行ってきた感じになりました

怪我しちゃいましたが 手で良かったそれも利き手じゃないんだから…とっても不便だけれど
腰や背骨 頭じゃなくって 不幸中の幸い
 日にち薬 皆の手助けを借りながら頑張ります

アクシデントがあったので長々ブログになりましてm(__)m 
 読んで頂きありがとうございます 
骨折の詳しい事は又後日 右手でポチポチ打って…^_^; 案外できるもんですね