久々の通院日のせいか昨日から何だかブルーな気分
抗がん剤治療の事
その時の想い等いろいろ回想してしまう
これはホルモン剤の副作用?
AM 9:30 放射線科検診
「どうですか?」「特別変わりないです」と私…
「首を触らせてもらいます」と首から鎖骨の辺りを触診
その後 患部の辺りを中心に左胸全体を触診
「ウン 良いですね
これから寒くなると患部が乾燥してカサカサする事があるかと思いますが
その時は家に有る保湿クリーム等を塗って下さい
次回は術後1年の検査の日 骨シンチの注射の後 寄って下さい」
と次回の来院の予約を入れてくださる
AM 10:00 乳腺外科
待つこと40分余り 「Rグレイさん5番にお入り下さい」
今日は早~い
2ヶ月ぶりの受診 とはいえ今日はお薬を出して貰うだけなので血液検査も検診もなく
…この病院では乳腺外科主治医の触診は術後水を抜く時以来しません
「どうですか?」
主治医の問いに質問事項をメモした物を取り出しいろいろ質問
次回は3ヶ月半後なので聞くのを忘れると困るのでメモしてくるのは必須です
一つずつ丁寧に答えてくださる
「ほかに何か?」カルテに何か書きながらの問いに
メモには書いてはないけれど つぶやく様に半ば冗談ぽく
「ほかには情緒不安定…」
冗談ぽく言ったせいか先生も笑いながら私と向き合ったので
慌てて「ホルモン剤の副作用と自分を納得させようとしていますが…」と私が言い足した
先生が一笑にふすと思っていたら
「ホルモン療法の副作用とは限らないよ
それも少しは有るかも知れないけれど
それより今迄 治療に専念してきたから
それが落ち着いたら誰だってそうなるよ」
「今まで 走り続けてきたのが一段落したら 何だか…
早く見つかったのだし いろいろ良い方に考え様とはしていますが…」と私
「重かったとか軽かったは関係ないよ<なった>か<ならなかった>かだよ
そう思うのはあたりまえの事 心配しなくても良いよ
その事で今まだ計画段階だけれど 患者さんの同窓会みたいなものをしようかと思っている
患者さん同士で話す機会があれば 分かりあえて気持ちも癒される事もあるからね」
優しく応えてくださった
<なった>か<ならなかった>かなのか~
情緒不安定はヘタレ 我ながら情けない しっかりしなくっちゃ
と 自分で自分を責めている部分があったけれど
『そう思う事はあたりまえ 普通のこと』と言ってもらえ ちょっと安心
毎朝のお薬を飲み忘れる位の気分になれたら良いな
そんな日は来るのかな