バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

フコシル化されたGal-Glcまたはその誘導体の製造方法

2013年08月06日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2011-108441 出願日 : 2011年5月13日
公開番号 : 特許公開2012-235757 公開日 : 2012年12月6日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 片山 高嶺 外2名

【課題】ルイスa抗原およびルイスx抗原を含む様々な糖鎖を特異的に製造可能な方法を提供する。
【解決手段】特定のアミノ酸配列における703位のアスパラギンがグリシンまたはセリンに置換されているアミノ酸配列に対して少なくとも80%以上のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列(ただし、703位のアスパラギンのグリシンまたはセリンへの置換は維持されている)からなり、かつGal-Glcまたはその誘導体にフコシル基を導入する活性を有する、タンパク質、ならびに当該タンパク質の存在下において、Gal-Glcまたはその誘導体にフコシル基を導入して、フコシル化されたGal-Glcまたはその誘導体を得ることを含む、フコシル化されたGal-Glcまたはその誘導体の製造方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


動物細胞培養用培地および該培地を用いた物質の製造方法

2013年08月06日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2011-113224 出願日 : 2011年5月20日
公開番号 : 特許公開2012-239432 公開日 : 2012年12月10日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 今林 由希 外2名

【課題】チロシンおよび/またはシステインを動物細胞の増殖又は目的物質生産性が向上するように供給することができる動物細胞培養用の培地を提供する。
【解決手段】下記のペプチドから選ばれる1又はそれ以上のペプチドを添加する動物細胞培養用培地。(A)L-システインを含むジペプチド、及び、L-システインを含むジペプチドがジスルフィド結合で結合したジペプチド二量体、並びに(B)L-チロシンを含むジペプチド(但し、アラニルチロシンを除く)。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


高密度培養組織の製造方法及び高密度培養組織

2013年08月06日 | 細胞と再生医療

国際出願番号 : PCT/JP2006/302561 国際出願日 : 2006年2月14日
国際公開番号 : WO2006/088029 国際公開日 : 2006年8月24日
出願人 : 学校法人北里学園 発明者 : 安達 栄治郎 外2名

細胞外マトリックス成分と1種類または複数の動物細胞を含む細胞培養液を循環培養する経路内に、メッシュ部材と液流制御部材とを、液流制御部材が液流に対して前記メッシュ部材の裏面に位置するように接触または近接させて配設し、前記メッシュ部材の表面に細胞外マトリックス分子と動物細胞を高密度に集積させる方法を提供する。
本発明によれば、簡単な操作によって細胞が高密度に集積した生体組織類似の人工組織を迅速に作成することができる。Google Patent.,WO 2006088029 A1


Google Patent.,米国20100203638 A1

膵島細胞シート、製造方法及びその利用方法

2013年08月06日 | 細胞と再生医療

国際出願番号 : PCT/JP2010/063033 国際出願日 : 2010年8月2日
国際公開番号 : WO2011/016423 国際公開日 : 2011年2月10日
出願人 : 学校法人東京女子医科大学 発明者 : 清水 裕史 外6名

0~80℃の温度範囲で水和力が変化するポリマーを表面に被覆した細胞培養支持体上で、ポリマーの水和力が弱い温度域で膵島細胞を培養し、その後、培養液をポリマーの水和力が強い状態となる温度に変化させることでシート状の膵島細胞を得ることができる。このようにして得られたシート状の膵島細胞は非血流下においてもインスリン産生機能を有する。Google Patent.,WO 2011016423 A1


肥満を防ぐ遺伝子 名大発見

2013年08月06日 | NEWSクリッピング
 肥満を防ぐ働きをする遺伝子を、名古屋大大学院医学系研究科の浅井真人特任講師らのグループが、マウスを使った実験で発見した。ヒトにも同じ遺伝子が確認されているため、太りすぎはこの遺伝子の異常が原因になっている可能性がある。米科学誌「サイエンス」に19日発表した。中日新聞(Web版)2013年7月19日


臍帯血、iPSに活用へ

2013年08月06日 | NEWSクリッピング
 再生医療に役立てるため、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を備蓄する京都大iPS細胞研究所の「iPS細胞ストック」事業に対し、兵庫県のNPO法人「兵庫さい帯血バンク」(西宮市)が、臍帯血(さいたいけつ)の提供を決めた。

 出産時に採取される臍帯血は、血液の成分をつくる「造血幹細胞」を含み、白血病の移植治療などに用いられている。iPS細胞をつくるのに適しており、提供は全国のバンクで初となる。2013年8月5日【中日新聞】

アトピー発症たんぱく質、増加するとかゆみ炎症

2013年08月06日 | アレルギー アトピー
 アトピー性皮膚炎の発症に重要な役割を果たすたんぱく質を突き止めたと、兵庫医科大の山西清文教授らが5日、発表した。このたんぱく質の増加が、かゆみや皮膚の炎症の引き金になっており、新しい治療薬の開発につながると期待される。2013年8月6日 読売新聞