バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

破骨細胞によるwntもしくはwntシグナルエンハンサーの分泌の調節因子についてスクリーニングする方法

2012年07月25日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2010-503476 出願日 : 2008年4月14日
公表番号 : 特許公表2010-524444 公表日 : 2010年7月22日
出願人 : ノルディック・ビオサイエンス・エー/エス 発明者 : ニューツキー‐ウルフ,アニタ・ヴィブシグ 外2名
発明の名称 : 骨同化因子のスクリーニング

破骨細胞によるwntもしくはwntシグナルエンハンサーの分泌の調節因子についてスクリーニングする方法であって、培養中の破骨細胞をスクリーニング対象の化合物に暴露させるステップと、wnt感受性検出系を前記破骨細胞培養物由来の馴化培地に暴露させるステップと、骨芽細胞による骨形成のwnt媒介性活性化について、またはβ-カテニンの検出またはdishevelled、axinもしくはFrat1による前記細胞の細胞膜への転位を検出することによる細胞中のLRP5および/またはLRP6シグナル伝達のwnt媒介性活性化についてアッセイすることによって、wntシグナルが前記培地中に存在するかどうかを決定するステップとを含む方法。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

S1-5を含有するタンパク質製剤

2012年07月25日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

国際出願番号 : PCT/JP2005/024137 国際出願日 : 2005年12月28日
国際公開番号 : WO2007/004325 国際公開日 : 2007年1月11日
出願人 : 株式会社ロコモジェン 発明者 : 中島 利博 外2名

S1-5遺伝子の機能を失わせたノックアウトマウスが、加齢性の疾患又は症状を引き起こすことを見出した。また、該ノックアウトマウスの骨塩量、骨密度、骨強度が低下していること、並びに骨組織において破骨細胞数が増加していることが判明した。また、該ノックアウトマウス由来骨髄細胞を用いた破骨細胞形成能の解析を行った結果、該ノックアウトマウスでは、野生型マウスに比べ、破骨細胞形成能が亢進し、さらに破骨細胞の大きさも大きくなっていることが判明した。また、このin vitroの系に、精製したS1-5タンパク質を添加したところ、破骨細胞形成能が抑制されることが判明した。さらに、骨粗鬆症モデルマウスに、精製したS1-5タンパク質を投与したところ、骨粗鬆症改善効果を有することが判明した。以上の知見は、S1-5タンパク質が、骨粗鬆症などの加齢性の疾患の治療や予防に役立つことを示すものである。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

破骨細胞分化抑制剤、及びこれを含んでなる骨粗鬆症用薬剤

2012年07月25日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2005-10962 出願日 : 2005年1月18日
公開番号 : 特許公開2005-281294 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 大幸薬品株式会社 発明者 : 米田 幸雄 外3名

【課題】骨髄に含まれる造血幹細胞から破骨細胞への分化を最小限に食い止め、これによって骨形成優勢をもたらことで骨粗鬆症などの骨代謝性疾患を予防あるいは治療することのできる化合物を提供すること。
【解決手段】下記の一般式(I)で示される化合物あるいはその塩を含有してなることを特徴とする破骨細胞分化抑制剤。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索【化1】


[但し、上記一般式(I)におけるR1はメチル基またはエチル基、R2は水素原子または炭素数1~5の直鎖または側鎖のアルキル基であって、R1とR2は同一であっても異なっていてもよい。]

関節リウマチ治療薬

2012年07月25日 | 創薬 生化学 薬理学

国際出願番号 : PCT/JP2007/070382 国際出願日 : 2007年10月18日
国際公開番号 : WO2008/047880 国際公開日 : 2008年4月24日
出願人 : 学校法人 聖マリアンナ医科大学 発明者 : 遊道 和雄

C60を滑膜線維芽細胞、浸潤リンパ球およびマクロファージに添加し、炎症性サイトカイン産生量を測定したところ、いずれの細胞においても炎症性サイトカイン産生量が有意に抑制された。また、破骨細胞分化誘導因子存在下の破骨前駆細胞にC60を添加して培養したところ、一定以上の濃度のC60によって、破骨細胞への分化が抑制された。骨吸収へのC60添加の影響を観察したところ、破骨細胞による骨吸収をC60が抑制することが確認された。さらに、関節炎モデル動物を用い、C60が破骨細胞による骨吸収および骨破壊並びに炎症症状を抑制することをin vivoで確認した。破骨細胞分化抑制作用、骨吸収抑制作用および炎症性サイトカイン抑制作用により、C60は関節リウマチ等の関節炎疾患治療に有効である。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


酵素処理を施すことなく培養面から培養後の細胞を分離できる細胞培養方法

2012年07月25日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2004-135468 出願日 : 2004年4月30日
公開番号 : 特許公開2005-312386 公開日 : 2005年11月10日
出願人 : 本多 裕之 外1名 発明者 : 井藤 彰 外2名
発明の名称 : 細胞培養方法および培養細胞体
【課題】酵素処理を施すことなく培養面から培養後の細胞を分離できる細胞培養方法の提供。
【解決手段】細胞を培養する細胞培養方法において、培養器の培養面に磁性粒子を有する状態で接着依存性の細胞を培養する培養工程を具備するようにする。
【効果】細胞を磁力によって操作可能な程度に細胞を磁性化させつつ増殖させることができる。しかも、この培養工程により培養した細胞に対して磁力を作用させることによりまたは磁力の作用を除去することにより細胞を容易に操作できるようになる。特に、細胞非接着性の培養面とした場合には、通常の接着性培養容器での培養ほど高い増殖能は得られないものの、作用させていた磁力を除去することによって酵素処理を行うことなく容易に細胞を培養面から解放し分離することができる。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


骨芽細胞の活性化に使用できるキンセノシド含有医薬組成物および抽出液

2012年07月25日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2009-130326 出願日 : 2009年5月29日
公開番号 : 特許公開2010-155821 公開日 : 2010年7月15日
出願人 : 中國醫薬大學 発明者 : 林文川 外3名
発明の名称 : 破骨細胞形成の抑制、破骨細胞機能の抑制および/または骨芽細胞の活性化に使用できるキンセノシド含有医薬組成物および抽出液

【課題】破骨細胞形成の抑制、破骨細胞機能の抑制および/または骨芽細胞の活性化に使用できる医薬組成物および抽出液およびその応用を提供すること。
【解決手段】(I)式の化合物キンセノシドまたはその医薬上許容される塩もしくはエステルを含む医薬組成物および抽出液。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索



茸由来破骨細胞形成阻害剤

2012年07月25日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2006-96644 出願日 : 2006年3月31日
公開番号 : 特許公開2007-269681 公開日 : 2007年10月18日
出願人 : 国立大学法人静岡大学 外1名 発明者 : 河岸 洋和 外3名

【課題】南米チリやアルゼンチンに自生し、特有の芳香を有し、局地的に賞味されているアンニンコウが、抗破骨細胞形成効果を有する食材としての茸であることを立証する。
【解決手段】学名グリフォラ・ガルガル(Grifola gargal) 及び/又はグリフォラ・ソルドゥレンタ(Grifola sordulenta) の子実体の水抽出物を有効成分として含有する破骨細胞形成阻害剤、或いは学名グリフォラ・ガルガル(Grifola gargal) 及び/又はグリフォラ・ソルドゥレンタ(Grifola sordulenta) の菌糸体の水抽出物を有効成分として含有する破骨細胞形成阻害剤である。

チリ産食用担子菌Grifola gargalの香気および栄養成分に関する研究
原田栄津子
http://www.kagoshima-u.ac.jp/about/renken582.pdf


可溶型RANKLとエピトープタグの融合タンパク質を含む試薬

2012年07月25日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2007/063869 国際出願日 : 2007年7月5日
国際公開番号 : WO2008/044378 国際公開日 : 2008年4月17日
出願人 : オリエンタル酵母工業株式会社 発明者 : 富盛 賀也 外1名

 RANKL単独よりも破骨細胞を分化・活性化させる作用が向上し、さらに保存安定性が向上したRANKLとエピトープタグの融合タンパク質を含む試薬の提供。
可溶型RANKLとエピトープタグペプチドの融合タンパク質を有効成分として含むin vitro又はin vivoでの破骨細胞分化・活性化剤。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


破骨細胞の分化を介して骨質量を調節するCD200およびそのレセプターCD200Rに関連する方法

2012年07月25日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2009-545673 出願日 : 2008年1月10日
公表番号 : 特許公表2010-515751 公表日 : 2010年5月13日
出願人 : ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 外1名 発明者 : ヴィネリー アグネス 外2名
発明の名称 :CD200およびそのレセプターCD200Rは破骨細胞の分化を介して骨質量を調節する

破骨細胞の分化を介して骨質量を調節するCD200およびそのレセプターCD200Rに関連する方法および組成物が開示される。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

破骨細胞分化形成抑制剤

2012年07月25日 | 創薬 生化学 薬理学

国際出願番号 : PCT/JP2006/312181 国際出願日 : 2006年6月16日
国際公開番号 : WO2006/135069 国際公開日 : 2006年12月21日
出願人 : 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 発明者 : 竹家 達夫
発明の名称 :破骨細胞分化形成抑制剤、および骨代謝異常疾患の予防または治療剤のスクリーニング方法

本発明は、骨代謝異常疾患の治療薬となり得る破骨細胞分化形成抑制剤を提供する。また当該破骨細胞分化形成抑制剤を探索するスクリーニング方法を提供する。本発明の破骨細胞分化形成抑制剤は、単球由来のマクロファージ様細胞におけるc-SrcとADAP(adhesion of degranulation-promoting adaptor protein)との結合を阻害する物質を有効成分とする。また、本発明の破骨細胞分化形成抑制剤のスクリーニング方法は、(a) 被験物質の存在下で、c-SrcとADAPとを接触させる工程、(b)c-SrcとADAPとの結合を測定する工程、および(c) c-SrcとADAPとの結合を阻害する被験物質を破骨細胞分化形成抑制剤として選択する工程から構成される。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索