バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

血中におけるRNAの安定性と滞留性を改善するための組成物

2012年07月07日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2005-142420 出願日 : 2005年5月16日
公開番号 : 特許公開2008-201673 公開日 : 2008年9月4日
出願人 : 国立大学法人九州大学 外1名 発明者 : 佐藤 あゆみ 外6名
発明の名称 : RNA含有組成物

【課題】 血中におけるRNAの安定性と滞留性を改善するための組成物、および方法の提供。
【解決手段】 ポリカチオン性化合物に対して櫛型に結合している親水性基を側鎖として有する担体と、RNAとの複合体を含む、RNAを血液中に投与するための組成物が提供された。好ましいポリカチオン性化合物は、ポリ(カチオン性アミノ酸)である。RNAの腎からの排泄が抑制され、RNAの滞留性が改善される。たとえば、がん治療効果を有するsiRNAを血中に投与することによって、がんの治療が可能となる。担体としては、たとえばポリ-L-リジン-g-デキストラン、あるいはポリ-L-リジン-g-ポリエチレングリコールなどを用いることができる。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

微量mRNAの増幅方法およびその利用

2012年07月07日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

国際出願番号 : PCT/JP2007/066808 国際出願日 : 2007年8月29日
国際公開番号 : WO2008/032574 国際公開日 : 2008年3月20日
出願人 : 国立大学法人大阪大学 発明者 : 野島 博 外2名

塩基配列の長さに影響されず、短いmRNAも長いmRNAも同じように効率よく増幅できる微量mRNAの増幅方法およびその利用法を提供するために、本発明の微量mRNAの増幅方法は、微量mRNAを含む溶液にダミーRNAを添加して混合溶液を作製する第1工程と、混合溶液を鋳型として用いた逆転写反応により、アンチセンスDNAを合成する第2工程と、合成されたアンチセンスDNAに対して相補的なセンスDNAを合成して、センスDNAとアンチセンスDNAとからなる二本鎖DNAを形成する第3工程と、形成された二本鎖DNAのセンスDNAの5’末端側にRNAポリメラーゼのプロモーター配列を連結して増幅用二本鎖DNAを作製する第4工程と、RNAポリメラーゼによって、増幅用二本鎖DNAからRNAを増幅する第5工程と、を含む。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

多糖/2本鎖RNA複合体

2012年07月07日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

国際出願番号 : PCT/JP2008/073125 国際出願日 : 2008年12月18日
国際公開番号 : WO2009/078470 国際公開日 : 2009年6月25日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 外1名 発明者 : 久保 貴紀 外4名

本発明の目的は、RNA干渉効果を奏する2本鎖RNAに対して、RNA干渉効果の減弱を伴うことなく、細胞導入性及び分解酵素耐性が向上している新規な二本鎖RNAを提供することである。
β-1,3-グルカン骨格を有する多糖と2本鎖RNAの複合体において、以下の(i)~(iii)を充足させることにより、RNA干渉効果を有効に保持したまま、細胞導入性及び分解酵素耐性が顕著に向上させることができる(i)前記2本鎖RNAが、標的遺伝子中の標的配列に相補的な塩基配列からなるセンス鎖、及び該センス鎖に相補的な塩基配列を有するアンチセンス鎖を有し、且つ前記標的遺伝子の発現を抑制できる2本鎖RNAである。(ii)前記2本鎖RNAには、前記センス鎖及びアンチセンス鎖の少なくとも一方の末端に、直接又はリンカーを介して、1本鎖ポリデオキシアデニンが結合している。(iii)前記多糖と前記1本鎖ポリデオキシアデニンが複合化している。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

RNA-蛋白質複合体相互作用モチーフを利用して人工RNPナノ構造体を構築する方法

2012年07月07日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2009/063023 国際出願日 : 2009年7月21日
国際公開番号 : WO2010/010862 国際公開日 : 2010年1月28日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 井上 丹 外2名

RNA-蛋白質複合体相互作用モチーフを利用して人工RNPナノ構造体を構築する方法及び、RNA分子の構造変化を蛋白質で誘導する方法を提供することを目的とする。RNA分子の特異的な構造変化を蛋白質分子で誘導する方法であって、RNA-蛋白質複合体相互作用モチーフ由来の塩基配列を含んでなる非天然のRNA分子に、該RNA分子のRNA-蛋白質複合体相互作用モチーフ由来の塩基配列に特異的に結合するアミノ酸配列を含む蛋白質分子を添加することを特徴とする方法。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

DNAマイクロアレイデータ処理方法

2012年07月07日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

国際出願番号 : PCT/JP2003/006677 国際出願日 : 2003年5月28日
国際公開番号 : WO2003/100422 国際公開日 : 2003年12月4日
出願人 : 株式会社ジェー・ジー・エス 発明者 : 安藤 賢 外4名
発明の名称 : DNAマイクロアレイデータ処理方法、DNAマイクロアレイデータ処理システム、DNAマイクロアレイデータ処理装置、プログラム、および、記録媒体

本発明にかかるシステムは、複数のスパイク用遺伝子等から調整したRNAを測定対象のRNAに混入して調整した試料を用いてハイブリダイゼーションを行ったDNAマイクロアレイの発光支持体のスキャニングを行い、当該複数のスパイクRNA等のシグナル強度に基づいてスキャニング画像の上記測定対象のRNAの各スポットに対してシグナル強度のノーマライゼーションを行う。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

DNAマイクロアレイデータ処理方法

2012年07月07日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

国際出願番号 : PCT/JP2003/006677 国際出願日 : 2003年5月28日
国際公開番号 : WO2003/100422 国際公開日 : 2003年12月4日
出願人 : 株式会社ジェー・ジー・エス 発明者 : 安藤 賢 外4名
発明の名称 : DNAマイクロアレイデータ処理方法、DNAマイクロアレイデータ処理システム、DNAマイクロアレイデータ処理装置、プログラム、および、記録媒体

本発明にかかるシステムは、複数のスパイク用遺伝子等から調整したRNAを測定対象のRNAに混入して調整した試料を用いてハイブリダイゼーションを行ったDNAマイクロアレイの発光支持体のスキャニングを行い、当該複数のスパイクRNA等のシグナル強度に基づいてスキャニング画像の上記測定対象のRNAの各スポットに対してシグナル強度のノーマライゼーションを行う。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

フラグメント化RNAの全般的増幅

2012年07月07日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2006-547324 出願日 : 2004年12月21日
公表番号 : 特許公表2007-515964 公表日 : 2007年6月21日
出願人 : ジェノミック ヘルス, インコーポレイテッド 発明者 : キーファー, マイケル シー. 外1名

本発明は、全般的な遺伝子発現プロファイリングのために、フラグメント化RNA(例えば、保管された固定化パラフィン包埋組織材料(FPET RNA)か、または他の臨床的生検組織標本から得られるRNA)を使用する方法に関する。本発明は、非常に小さな、または極めてフラグメント化されたRNA試料であっても、全般的な増幅を可能にする、試料の調製方法を提供する。本発明の方法は、RNA分析方法(RT-PCRおよびハイブリダイゼーションアレイを含む)の感度を改善する。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


リボヌクレアーゼ耐性RNAの調製および利用

2012年07月07日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2009-55769 出願日 : 2009年3月9日
公開番号 : 特許公開2009-131272 公開日 : 2009年6月18日
出願人 : アスラジェン, インコーポレイテッド 外1名 発明者 : ドゥワイト ビー. ドゥボイス 外3名

【課題】本発明は、一般にはヌクレアーゼ耐性核酸に関し、そして詳細にはリボヌクレアーゼ耐性RNAを提供することを課題とする。
【解決手段】このような核酸を作製する方法および使用する方法が開示される。すなわち、標準核酸をコードする配列を含むヌクレアーゼ耐性核酸セグメントを含む核酸標準であって、該核酸セグメントは、正常ヒト血清における室温での5分間以上のインキュベーションの際のヌクレアーゼ分解から保護されている、核酸標準によって課題が解決される。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

RNA転写反応を改善する方法

2012年07月07日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2004-510479 出願日 : 2003年5月30日
公表番号 : 特許公表2006-506962 公表日 : 2006年3月2日
出願人 : ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ 発明者 : カム,フレデリク・カール 外1名

RNA転写の前にサンプルから一本鎖オリゴヌクレオチドを除去し、それにより非鋳型由来のRNA生成を減らす方法が記述される。一つの態様として、RNA転写の前に反応混合物から一本鎖オリゴヌクレオチドを除去するためにRNA転写の鋳型を含有するサンプルを1つもしくはそれ以上のエキソヌクレアーゼで処理する。別の態様として、RNA転写の鋳型を含有するサンプルをサンプルに存在する一本鎖オリゴヌクレオチドに相補的なオリゴヌクレオチドと接触させ、そして二本鎖オリゴヌクレオチドを形成するようにハイブリダイゼーションさせる。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索