バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

がん細胞に吸収されやすい人工「ペプチド」開発

2012年07月22日 | 医療 医薬 健康

 愛知県がんセンター研究所(名古屋市千種区)の近藤英作腫瘍病理学部長などのグループは18日、特定のがん細胞に吸収されやすい、たんぱく質の一部「ペプチド」を人工的に開発したと発表した。
 このペプチドに抗がん剤などを結びつけることが出来れば、正常な細胞には吸収されにくく、副作用の少ない治療法が開発できるという。近藤部長によると、これまでペプチドはがん細胞と正常な細胞の両方に吸収されるものしか見つかっていなかった。読売新聞(web版)2012-07-19

肝臓癌の鑑別、疾患ステージの判定又は予後の予測方法及びキット

2012年07月22日 | 癌 ガン がん 腫瘍

国際出願番号 : PCT/JP2007/060018 国際出願日 : 2007年5月16日
国際公開番号 : WO2007/132883 国際公開日 : 2007年11月22日
出願人 : 公立大学法人横浜市立大学 発明者 : 谷口 英樹 外1名

血液、肝癌細胞又は肝癌組織のいずれかにおける特定の遺伝子の発現を測定することで、肝臓癌の鑑別、疾患ステージの判定又は予後の予測を可能とする。
血液、肝癌細胞又は肝癌組織のいずれかにおける特定の遺伝子の発現を測定することを含む、肝臓癌の鑑別、疾患ステージの判定又は予後の予測方法であって、前記特定の遺伝子は肝癌細胞のSP画分とNon-SP画分とで発現が相違するものである前記方法。肝臓癌の鑑別、疾患ステージの判定又は予後の予測のためのキット、肝癌幹細胞の検出方法、肝癌幹細胞と肝癌非幹細胞を見分ける方法、肝癌幹細胞及びその調製方法も提供される。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

ヒト低分子量CD14測定キットおよび抗体

2012年07月22日 | 創薬 生化学 薬理学

国際出願番号 : PCT/JP2003/014389 国際出願日 : 2003年11月12日
国際公開番号 : WO2004/044005 国際公開日 : 2004年5月27日
出願人 : 持田製薬株式会社 発明者 : 古迫 正司 外1名
発明の名称 :

本発明は、ヒト高分子量CD14のアミノ酸配列の1~68番目から選択される8~30アミノ酸残基からなるペプチドを抗原として作製される抗体、または該1~68番目のうちの特定のアミノ酸配列からなるペプチドと結合する抗体を提供する。該抗体を用いる本発明のヒト低分子量CD14測定キットおよび測定方法、好ましくはサンドイッチ法によれば、ヒト低分子量CD14を高感度、簡便かつ特異的に定性又は定量でき、敗血症患者の診断に有用である。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


抗ウイルス組成物、それを含む抗ウィルス剤及び抗ウイルス機能性食品

2012年07月22日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2007-12034 出願日 : 2007年1月22日
公開番号 : 特許公開2007-217410 公開日 : 2007年8月30日
出願人 : 吉田 勉 外1名 発明者 : 吉田 勉 外3名
発明の名称 : 抗ウイルス組成物、それを含む抗ウィルス剤及び抗ウイルス機能性食品

【課題】
ウイルス潜伏感染細胞からウイルスを排除し、根本的なウイルス感染症の治療に寄与する抗ウイルス組成物、及びこれを有効成分とする抗ウイルス剤並びに抗ウイルス機能性食品を提供すること。
【解決手段】
抗ウィルス剤は、ウイルス潜伏感染細胞から、フコイダン又はプロアントシアニジンを有効成分として含有して、ウィルス増殖阻害作用を有したり、また、フコイダン又はプロアントシアニジンを有効成分として含有して、ウィルス潜伏感染細胞からのウィルス誘導作用を有する。また、該抗ウイルス組成物を含有して、ウイルス治療用薬剤や抗ウイルス機能性食品を得る。特に、フコイダンは渇藻類由来の硫酸化多糖であり、プロアントシアニジンはピーナツ種皮抽出物に含まれるものであることが好ましい。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

インターロイキン-27(IL-27)による免疫応答を阻害するための新たな医薬製剤

2012年07月22日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2005-70598 出願日 : 2005年3月14日
公開番号 : 特許公開2006-249033 公開日 : 2006年9月21日
出願人 : 千葉県 外1名 発明者 : 田川 雅敏 外1名
発明の名称 : p28分子またはその遺伝子を含む医薬製剤
【課題】インターロイキン-27(IL-27)による免疫応答を阻害するための新たな医薬製剤を提供することを目的とする。
【解決手段】p28 分子または p28 分子をコードする遺伝子を発現し分泌可能なように挿入されたベクターを投与することにより、インターロイキン-27(IL-27)による免疫応答を特異的に阻害することができ、従って、IL-27 による免疫応答異常によって引き起こされる免疫性疾患を治療もしくは予防、あるいはIL-27による免疫応答の収斂に拮抗して、免疫応答の維持に用いることが可能である。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


酸性化ポリエチレンイミンを用いる細胞への核酸導入方法

2012年07月22日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2009-174234 出願日 : 2009年7月27日
公開番号 : 特許公開2011-24493 公開日 : 2011年2月10日
出願人 : 国立大学法人 千葉大学 発明者 : 山口 直人 外1名

【課題】ポリエチレンイミン(PEI)のトランスフェクション効率の増加、およびその毒性の低減を達成する方法を見出し、トランスフェクション効率が高いPEIを提供し、さらにそのようなPEIを使用する効率的な細胞への核酸導入方法を提供すること。
【解決手段】酸性化PEIと核酸とを酸性条件下で混合し、得られた混合物で細胞を処理することを特徴とする細胞への核酸導入方法、並びに、酸性化PEI溶液からなる細胞への核酸導入試薬および該溶液を含む試薬キットを提供する。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

乳酸菌の菌株及びこれを利用したアレルギー抑制剤

2012年07月22日 | アレルギー アトピー

出願番号 : 特許出願2010-133552 出願日 : 2010年6月11日
公開番号 : 特許公開2011-254773 公開日 : 2011年12月22日
出願人 : 株式会社バイオプラン 発明者 : 保井 久子 外3名

【課題】植物由来乳酸菌から免疫調節能が高く優れたアレルギー抑制効果を有する乳酸菌を分離して、これを乳酸菌の菌株として提供する。また、その乳酸菌の菌株を利用したアレルギー抑制剤を提供する。
【解決手段】ラクトバチルス プランタラム FG4-4(Lactobacillus plantarum FG4-4)(受託番号NITE P-947)。また、ラクトバチルス プランタラム FG4-4(Lactobacillus plantarum FG4-4)(受託番号NITE P-947)の菌体又はその培養物をアレルギー抑制剤の有効成分とする。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索