Biocatalysis in Supercritical Carbon Dioxide
松田知子(東京工業大学 大学院生命理工学研究科 生物プロセス専攻 講師)
北爪智哉(東京工業大学 大学院生命理工学研究科 生物プロセス専攻 教授)
原田忠夫(龍谷大学 理工学部 物質化学科 教授)
中村薫(京都大学 化学研究所 助教授)
月刊バイオインダストリー 2007年1月号
生体触媒を利用し,超臨界CO2を溶媒や反応剤とする合成反応の開発を行った。その結果,リパーゼ,アルコール脱水素酵素および脱炭酸酵素が効率的に働くことを見出した。ここでは特に,光学活性体等の有用物質を合成した最近の研究について紹介する。
【目次】
1. はじめに
2. リパーゼによるラセミ体アルコールの立体選択的アセルチル化反応
2.1 反応の加速
2.2 立体選択性の制御
2.3 光学活性アルコールの大量合成
2.4 光学活性リン化合物の合成
3. アルコール脱水素酵素によるケトンの不斉還元反応
4. 脱炭酸酵素によるカルボキシル化反応
5. おわりに
松田知子(東京工業大学 大学院生命理工学研究科 生物プロセス専攻 講師)
北爪智哉(東京工業大学 大学院生命理工学研究科 生物プロセス専攻 教授)
原田忠夫(龍谷大学 理工学部 物質化学科 教授)
中村薫(京都大学 化学研究所 助教授)
月刊バイオインダストリー 2007年1月号
生体触媒を利用し,超臨界CO2を溶媒や反応剤とする合成反応の開発を行った。その結果,リパーゼ,アルコール脱水素酵素および脱炭酸酵素が効率的に働くことを見出した。ここでは特に,光学活性体等の有用物質を合成した最近の研究について紹介する。
【目次】
1. はじめに
2. リパーゼによるラセミ体アルコールの立体選択的アセルチル化反応
2.1 反応の加速
2.2 立体選択性の制御
2.3 光学活性アルコールの大量合成
2.4 光学活性リン化合物の合成
3. アルコール脱水素酵素によるケトンの不斉還元反応
4. 脱炭酸酵素によるカルボキシル化反応
5. おわりに