バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規DNAベクター、及び組み換え新規DNAベクターを有効成分とするワクチン

2006年12月06日 | からだと遺伝子
国際出願番号 : PCT/JP98/01358 国際出願日 : 1998年3月26日
国際公開番号 : WO98/44093 国際公開日 : 1998年10月8日
出願人 : 日本ゼオン株式会社 発明者 : 佐藤 隆則

発明の名称 : 新規DNAベクター、及び組み換え新規DNAベクターを有効成分とするワクチン

本発明は、鶏痘ウイルス由来の約5kbのDNAベクターと、このDNAベクターに調節遺伝子の制御下にある少なくとも1つ以上の外来遺伝子を含む組み換えDNAベクター、及びこれらのベクターを有効成分とするワクチンを提供する。本発明の鶏痘ウイルス由来の約5kbのDNAベクターは、ポックスウイルス非感染細胞では増殖することができず、ポックスウイルス感染細胞においてのみ増殖することができる随伴性のものである。また、本発明のDNAベクターは細胞当たりのコピー数が多いため、予防効果の高いワクチンを提供することができる。


ショ糖リン酸合成酵素遺伝子を利用した植物の草丈の制御

2006年12月06日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平11-68604 出願日 : 1999年3月15日
公開番号 : 特許公開2000-262283 公開日 : 2000年9月26日
出願人 : 農林水産省農業生物資源研究所長 発明者 : 石丸 健 外4名

発明の名称 : ショ糖リン酸合成酵素遺伝子を利用した植物の草丈の制御

【課題】 本発明は、ショ糖リン酸合成酵素遺伝子の発現を制御することによる植物の草丈を制御する方法、および植物の草丈の制御に利用するための分子を提供することを課題とする。
【解決手段】 ショ糖リン酸合成酵素遺伝子を導入することにより、植物の草丈を増加させることに成功した。ショ糖リン酸合成酵素遺伝子が植物の草丈に関与するという報告はこれまでになされておらず、本発明者らは、ショ糖リン酸合成酵素遺伝子を利用することにより、植物の草丈を制御することが可能であることを見出した。

細菌に対する感染防御反応を制御する新規タンパク質及びこれをコードするDNA

2006年12月06日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平11-73815 出願日 : 1999年3月18日
公開番号 : 特許公開2000-262290 公開日 : 2000年9月26日
出願人 : 三菱化学株式会社 発明者 : 三宅 健介

発明の名称 : 細菌に対する感染防御反応を制御する新規タンパク質及びこれをコードするDNA

【課題】 TLRに対して相互作用し、炎症性タンパクの発現調節を担っているMD-2分子およびこれをコードするDNAを提供する。
【解決手段】 マウスMD-1又はヒトMD-1のアミノ酸配列に相同性を持つ遺伝子をESTデータベースにて検索し、同定されたESTの塩基配列に基づいてマウス腎臓cDNAライブラリー又はヒト子宮cDNAライブラリーから、下記(A)又は(B)のヒトタンパク質であるヒトMD-2及び下記(C)又は(D)のマウスタンパク質であるマウスMD-2をコードする全長cDNAを得る。
(A)特定のアミノ酸配列を有するタンパク質。
(B)(A)の配列においてアミノ酸配列を変更しNF-κB活性化の増加に関与する性質を有するタンパク質。
(C)上記のものとは異なるアミノ酸特定の配列を有するタンパク質。
(D)(C)の配列においてアミノ酸配列を変更し、NF-κB活性化の増加に関与する性質を有するタンパク質。

アスタキサンチンシンターゼ

2006年12月06日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2000-65041 出願日 : 2000年3月9日
公開番号 : 特許公開2000-262294 公開日 : 2000年9月26日
出願人 : エフ・ホフマン-ラ ロシユ アーゲー 発明者 : 星野 達雄 外2名

発明の名称 : アスタキサンチンシンターゼ

【課題】 本発明は、β-カロテンからアスタキサンチンへのアスタキサンチン生合成経路の最終段階に関与する遺伝子および酵素を提供することを課題とする。
【解決手段】 アスタキサンチンシンターゼ活性を有するポリペプチド、アスタキサンチンシンターゼをコードするDNA断片、組換え生物などの、β-カロテンからアスタキサンチンへの調製に有用な遺伝物質が提供された。これらの新規な遺伝物質はPhaffia rhodozyma由来のものであり得る。またアスタキサンチンの製造方法も提供された。


膵臓癌診断用マーカータンパク質

2006年12月06日 | 医療 医薬 健康
整理番号:004H1003
発明の名称:膵臓癌診断用マーカータンパク質
発明機関:国立がんセンター
出願日・番号:2005.3.14 特願 2005―070512
国際出願日・番号:2006.1.26 PCT/JP2006/301243
国際公開日・番号:2006.9.21 WO2006/098087
発明者:山田 哲司、 本田 一文、 廣橋 説雄 (化学療法部、他)
発明の概要:膵臓癌マーカータンパク質および膵臓癌の検出方法の提供。
分子量が17,272±9および/または17,253±9(m/z)である血中タンパク質であって、健常者の発現レベルと比較して、膵臓癌患者の発現レベルが低いことを特徴とする、膵臓癌マーカータンパク質が開示されている。
さらに、これらの膵臓癌マーカータンパク質を指標とした、膵臓癌の検出方法が開示されている。http://www.jhsf.or.jp/tlo/publish/004H1003.pdf

◇HS財団とMBC、膵臓がん診断法ライセンス契約
 ヒューマンサイエンス振興財団ヒューマンサイエンス技術移転センターと三菱化学ビーシーエル(MBC)はこのほど、国立がんセンターの発明「膵臓がん診断用マーカーたん白質」の出願特許に関するライセンス契約を締結したと発表した。MBCは、同発明を膵臓がん検査法として開発、その使用に関する日本での実施権を取得した。膵臓がんは早期診断法がなくがん死亡率の第5位。現在の診断マーカーはCA19-9、エステラーゼ1などだが正診率は低い。両者は、膵臓がんの早期診断法として共同、国立がんセンター研究所は国内医療機関で膵臓がんでの臨床試験、MBCは3年後をめどに検診や人間ドックなどで利用可能な膵臓がんの早期診断検査法の実用化を進める。化学工業日報2006-12-06

社員1人当たり数億ウォンの売り上げを記録中のミニベンチャー

2006年12月06日 | NEWSクリッピング
漢方薬材の一つである拘杞(クコ)専門ベンチャーのbiomix社、生物医薬品専門ベンチャーBiocure Pharm社、半導体製造装置ベンチャーWACCO Technology社などがこうした企業である。
まず大徳の天然物素材ベンチャー企業biomix社(代表 ホン·ソンビン)は今年5名の社員で50億ウォンの売り上げを達成した。同社は独自開発した特殊酵母「BM-21」を利用、拘杞関連製品30余種を製造販売している。おはよう大徳(韓国)2006-12-06

腎臓癌に特異的なT細胞

2006年12月06日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願平9-167788 出願日 : 1997年6月24日
公開番号 : 特許公開平10-99086 公開日 : 1998年4月21日
出願人 : ベーリンガー マンハイム ゲーエムベーハー 発明者 : ドロレス ジェイ.スシェンデル

発明の名称 : 腎臓癌に特異的なT細胞

【課題】 ヒトT細胞受容体の新規核酸およびアミノ酸配列、および癌、特に腎臓細胞癌の診断および治療のためのそれらの用途の提供。
【解決手段】 ヒトT細胞受容体のα鎖、その機能的誘導体または断片をコードする核酸であって、Vα20およびJα22遺伝子セグメントの組み合わせから形成されるCDR3領域を含んでなる核酸。

HIV母子感染率、帝王切開+抗ウイルス剤で抑制

2006年12月06日 | 医療 医薬 健康
 HIV(エイズウイルス)感染者が出産する際に2~3割の比率で起きる恐れがある母子感染も、帝王切開と抗ウイルス剤の投与を組み合わせるなどの予防策をとれば、感染率が0・6%まで抑えられることが、厚生労働省研究班(主任研究者=稲葉憲之・独協医科大病院長)の全国調査でわかった。読売新聞2006-12-06

5カ月の乳児、人間の顔認識 生理学研究所が発表 愛知

2006年12月06日 | NEWSクリッピング
 赤ちゃんは生後5~7カ月ですでに人間の顔を他の物と見分けて認識している――。そんな研究結果を大学共同利用機関法人自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)が4日、発表した。脳レベルで科学的に検証した成果としては世界で初めてという。同研究所の柿木隆介教授(神経生理学)と、中央大学文学部の共同研究で、今月上旬発行のアメリカの専門誌「ニューロイメージ」1月号で発表する。 朝日新聞 2006年12月04日