ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

続 良い人

2016-06-23 22:49:40 | 仕事のこと
「良い人」には、裏があって、

課長のなにかてんかんくんにさせる仕事はないか
ということで主任らが考えた末に出した仕事だった。

「チェックが何度もかかるから
 間違えても最終までいくことはない」
という判断で。


裏を返せば、
課長はてんかんくんをトレードに出そうとしていた。

つかえない。
こっちは人手がたりないから
新規に人を雇うならそのひとをこっちにくれ。
そのかわりてんかんくんをくれてやる。


非情だ。


それで主任たちが、
ゼロから新しい人に教えることになると
一時戦力ダウンになるし、
教える間がない。
うまくてんかんくんを使おうと助命に出たのだった。



そんなことも知らず、
うそをついてまで
「できません」と言い張ったてんかん君。

課長の前では、
か細い声で「できません」。

情けないでしょう?
でも、僕に仕事をさせるとトラブルを招きますよ。
だから今まで仕事がさせなかったんですよ。
トラブル回避のために。
というあきらめを求めたか。



新課長は良い人に見えるけれど
「非情」だからね。
課長ならわかってくれると思うのは
危険だよ。



ら族は、方針にぶれがなく、
割り込みの仕事もないから
楽になったけれど。




そして、今日も、主任その1が
「これやってくれるかな?
 できるかな?
 できないかな?
 できるよね!」
とてんかんくんに新しい仕事を与えていた。

主任たちも忙しいし、
てんかんくんがぼーとしているのが
気になった。
ぼーが元で課長がトレードの行動に
動きかねない。

それで与えた模様。


またまた、前課長なら
「どうしてやらない」と追及した仕事を、
新課長は、
課内回覧文書として
「主任、てんかんくんに資料を渡し
 説明してあげてください」
と書いてさらし者の刑にしていた。

てんかんくんの場合、
すぐに忘れちゃう。
長い年月をかけて
覚えたことしかできない。

週に一回はあることだけれど
忘れちゃったんだろう。



怒らない人が良い人とは限らないよ。

3か月後、てんかんくんは
うちの課にいるかどうか微妙。

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