ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

手根管症候群 その2

2024-07-02 22:30:09 | Weblog

どこの病院にいこうかと

情報集めをする。

 

最近はダイアライザーの質が

よくなったこともあり、

手根管症候群になる人が少ない。

 

よって、紹介先もバラバラで

通いやすいところ的な印象。

透析の手根管症候群の手術件数が

多いところを選んでいる気配はない。

 

どこも一日入院でしっかり開く

スタンダードな(無難な)手術方法らしい。

 

無難と言っても

健常者はほぼ内視鏡で手術をするという。

スタンダードな手術自体が

レアになりつつあり、

シャント肢に特化するとなると。。。

経験値はどうなんだろうと思ってしまう。

 

 

この情報収集は思いっきり

申し送り事項に記載されてしまい。。

 

まあ。。生活に支障あるから

手術も仕方ないと思うわけで

逃げるつもりはない。

 

 

そして、

技士から

「手根管の症状があるとか。

 β2は良かったから

 透析条件の変更対象外だったんですけど、

 ダイアライザーもっと大きくします?

 それとも血流を250に上げます?

 どちらにしても

 もっと食べなくちゃいけなくなりますが、

 症状がこれ以上ひどくならないし

 手術しても再発しにくくなります。

 ら族さんの血管なら血流300ぐらいでも

 大丈夫ですよ」

と打診があった。。。

 

聞いた瞬間、あ。。無理と思った。

 

 

まずは、栄養士に相談。

「なんて答えたんですか?」

「無理と」

「私も無理と思いますよ。」

「ですよね?」

 

アルブミン値や総蛋白が低くて

あげようとチーズを食べるようにした。

結果、アルブミン値も総蛋白も

あがったけれど、

リンが高くなり薬を飲むことになった。

ちょっとお疲れや

寝坊によるブランチ生活が続くと

アルブミン値等などの値は

途端に落ちる。

これ以上、食べる量を増やせるはずはない。

 

 

次に受け持ち。

「効果あるかな??

 体形に見合った透析条件というものも

 あると思うけど。

 長年の蓄積もあるから、

 β2が基準値内と言っても

 蓄積されている分はあると思う。

 条件を替えても変わらないと思う。

 話がきたら断ります」

 

やっぱり無理、却下。

 

 

今の患者さんたちは

ダイアライザーの質もいいし

オンライン透析もあって

手根管になりにくいので

うらやましい限り。。。。

 

当の本人たちは

その違いを知ることもない。

 

 

 

 

コメント
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