ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

顛末書&始末書

2005-12-21 23:56:45 | 仕事のこと
顛末書と始末書 どちらが責任が重たいか。

ある報告書のコピーをしていた。
たまたまコピー機の空くのを
待っていた人が
私の資料の中の書類を見ていった。
「顛末書と始末書の違いわかる?
どちら重いと思う?」

私は顛末書と思った。

答えは、始末書だった。
顛末書はことのあらましを記述し
反省することで、
始末書は「私はクビにあなたに預けます。
クビになっても構いません」というもの
とのことだった。

なんか腑に落ちない。

辞書で調べる。
顛末書
 《「顛(いただき)」から「末(すえ)」までの意》
 事の最初から最後までの事情。一部始終。
 「事件の―」

始末書
 1 過ちをわびるために、事情を記して
  関係者に提出する書類。
  しまつがき。「―をとられる」
 2 公的責任を問われている者が、自己に
  関して問題になっている事柄の一部始終を
  記載して提出する文書。

始末書には「クビを預ける」
というくだりはなかった。
うちの会社だけの慣例かも
しれない。

確かに読み比べてみると
職位上位者は始末書で下位者は顛末書。
顛末書は事件のあらましと
「今後もご指導ご鞭撻を。。。」で終わっている。
しかし、始末書はかなりヘビーな反省文となっていた。

社内慣例かもしれないが使い分けには気をつけねば。


ちなみに「身上書」と「上申書」もちがう。
音で覚えると大変なことになるので注意が必要だ。


コメント
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