退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「奇妙なリアルさと映画の新作と旧作あるいは『てんびん座のせい』」であることについて

2018-08-25 02:36:38 | Weblog
くもり。一時スコールも。

「鷗外歴史文學集第一巻」で「能久親王事蹟」を途中まで読む。

さまざまな人物名と日付と出来事が次から次へと登場するだけなのに
「リアルさ」を感じられるのはなぜなのだろう。

それが妙に面白くてついつい読み進める趣き。
いちおう明日読了予定。

こちらが漢文調に慣れたせいもあるのか。

TVで盛んに映画「検察側の罪人」を宣伝しているけれど。
雫井脩介の原作は面白いらしい(未読)。

アガサ・クリスティの戯曲「検察側の証人」が
ビリー・ワイルダー「情婦」(’57)になっているのを思い出した次第。

原題は「witness for the prosecution」で原作通り。
かの作品には「killing for the prosecution」という英語のタイトルもついていて。

タイロン・パワー、チャールズ・ロートン、ディートリッヒにエルザ・ランチェスター。
ちなみにエルザ・ランチェスターは実際のロートン夫人。

「フランケンシュタインの花嫁」(’35)で「花嫁」を演じた人。
「メリー・ポピンズ」(’64)にも出ていたり。

ディートリッヒやチャールズ・ロートンの「老獪さ」が印象に残る。
敢えて詳細については伏せたままに。

そうかこの手のことを思い出させるためのタイトルかと思ったり。
年長世代に興味を持たせるための作戦だとしたらなかなか。

もっとも内容的には全く異なる作品のようで
どうやら「時効」がカギになっている模様。

作品の出来はそれぞれにご確認いただきたい。
昔の作品の一部がyoutubeにあったので載せておく。

それとは別に。

焼酎が切れたので仕事帰りに仕方なくコンビニに寄る。
ポリ袋に入った4リットルものを片手に歩くとさすがに手が痛い。

もう少し軽いものをとも思ったのだけれど「筋トレ」などとシャレたつもり。
身体は高校時分から「成長」していないはず。

階段はつま先立ちで歩くのを基本としている。
足腰の衰えは出来るだけ避けたいのでそれを「日常」に。

とはいえ「ジム通い」をするほどに熱心ではなく。
大学を出て以来まともに運動することはなくなったはず。

「ムキムキ」もイヤだが「ぷよぷよ」もイヤ。
これも「てんびん座のなせる業」だとしておこう。
コメント
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