退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

汽笛な休日前夜

2009-03-31 01:57:52 | Weblog
快晴。風もなく桜の開花が進む陽気。

昨日は「お別れ会」でボーリング。
久方ぶりに190越えのスコアが出る好調ぶり。

ひとりが球が戻ってくる部分の上に球を転がす「奇跡」あり。
センサーが破壊され途中でレーンを変わる一幕も。

夕方5時から星が丘の居酒屋で若い同僚たちと飲んでカラオケ。
ようやく和気あいあいの飲み会になって雰囲気よし。

その後家に帰るのに時間がかかる同僚を自宅に呼んでザコ寝。
もちろん男子なのでそこんとこよろしく。

目覚めると彼の姿はなく
夕べの酒に泳ぎながら野暮用をなんとかこなして仕事へ。

明日はこれも久方ぶりの休み。
とりあえずボーッとして過ごす予定。
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媒介するということ

2009-03-29 03:05:21 | Weblog
晴れ。まだまだ風強し。

森銑三「おらんだ正月」を途中まで読む。

江戸時代の医家・本草家(植物学者)・探検家・発明家・地理学者・思想家を
伝記風に簡潔に描いた作品。

タイトルは蘭学者が太陽暦で正月にあたる11月11日を敢えて祝ったことから。
著者が「子ども向け」だと強調するところを忘れずに。

もちろん知らない名前が多いのだけれど
角倉了以・河村瑞軒・貝原益軒・関孝和・青木昆陽・山脇東洋・三浦梅園

前野蘭化(良沢)・杉田玄白・平賀源内・伊能忠敬ら
日本史で覚えさせられた名前もある。

苦労はしても自分のためにしたことが
他人のためにもなった人々たち。

「情けは他人のためならず」

あらためてそのことを知った上で
他人のためになれる「幸福」を知るのもまたよし。

子どもはいつの時代もそばにいる大人をモデルに生きるもの。
「伝記」という形は、現実の環境に関わらずまっとうなモデルを与える。

メディアの意味はおそらくそこにこそあるはずなのだが。
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のんびりのような

2009-03-28 04:50:55 | Weblog
晴れ。今日も風冷たし。

久方ぶりにソウルバーへ行く。
マスターが先日店から自宅まで2時間あまり歩いて帰ったと聞いて驚く。

帰宅後シャワーを浴び爆睡。
今頃目が覚める。

ロジャー・B・ニールセン「眺めて愉しむ数学 証明の展覧会Ⅰ」を読む。

有名な「ピタゴラスの定理」から正弦・余弦定理、部分積分などが
わかりやすい図によって証明されている(原題「言葉なしの証明」)。

気分転換にはもってこいの内容。
単純なパズルに飽きた向きにはおすすめ。

今日も野暮用で忙しそう。
出かける時間までぐずぐずしていよう。
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戦後の日本人はすべて「若者」である

2009-03-27 02:20:54 | Weblog
くもりときどき晴れ。風が冷たい。

内田樹「こんな日本でよかったら 構造主義的日本論」を読む。

著者がブログに書いた文章をテーマを決めてまとめたもの。
アクセスが1000万を超えた話も出てくるのでご存知の方も多いだろう。

「自分が楽しくしていることが他人を楽しくさせる」

そういうごく当たり前のことが忘れられて久しい。
「だって楽しいんだもの」という相手を受け入れないわけにはいかないものだ。

「開かれている」という意味はそこにある。
なぜなら誰もが楽しくいたいはずだから。

「呪術」とか「模倣=真似」ということは
文化人類学の文献の中にあるだけではない。

「カッコいいもの」にあこがれるのが「若者の特権」だというのは嘘で
「大人」になれないわれわれは絶えずそうしていることに気付こう。

そして出来れば「大人」になりたいものだ。
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「ノリ」の凄さについて

2009-03-26 04:09:17 | Weblog
またまたyoutubeで遊ぶ。

矢野顕子と上原ひろみの「ラーメン食べたい」が凄い。

水のきらめきを思わせる確かで豊かな音を刻み全身で鍵盤を叩く後者に
いつもと違う感触を覚えてノリノリな前者。

惜しむらくは音が悪い。
それでも伝わるものは伝わる。

圧倒的なものはいつでも思いがけないヴァイブレーションを生む。
そういう事実に出会うことの喜びを共有できたらそれだけで幸せ。

ちなみにイントロは「take five」で始まる。
「そこのアイロンに告ぐ」の方が音がいいので参考に。
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あやしいけれどスルーで

2009-03-26 01:42:14 | Weblog
晴れ。今日も風強し。

久方ぶりにポスティングをする。
大きな屋敷の多い住宅街はいかにもひっそり。

ショッキング・ピンクの小さな紙袋を持ったスーツ姿の男はあやしい。
ただしほぼ人影はないので放置プレイ。

下條信輔「サブリミナル・インパクト 情動と潜在認知の現代」を読む。

共に意識下にある情動と潜在認知に直接働きかけられると
自分の意志とは関係なく「操作」されやすくなるとのこと。

有名な「マックのイスは客を長時間座らせないために固いプラスティック製
で出来ている」話も出てくる。

ポランニーの「暗黙知」などが出てきてほのぼの。
ちなみに著者はいかにもな「カルテック(カリフォルニア工科大学)」教授。

全体に爽やかで適度に科学的だがやや怪しい。
ただ「視線のカスケード(雪崩)現象」というのは面白かった。

「一目」でわかる程度に好きな方がはっきりしていてもその差が微妙でも
好きな方を決めるちょっと前に視線はそちらに集中するらしい。
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ちょいとお勉強

2009-03-25 01:16:34 | Weblog
晴れ。風強し。

竹内薫「世界が変わる現代物理学」を読む。

量子は、一般に分子レベルより小さい素粒子(電子・陽子・中性子・クオーク)や
素粒子の集合で、「粒子」と「波」の両方の性質をもつ。

観測前に量子は「波」として「位置と運動量」が精確に決められない存在だが
観測すると「粒子」として認識される存在になる。

さらに観測の方法によってそれぞれ違った性質を表すので
「本当の性質」というのはない。

たとえば時間とともに電子と陽電子は徐々に近づき衝突して「光子」になり
その後また時間がたつと電子と陽電子に分かれる「生成と消滅」を繰り返す。

そうした量子があらゆるものの「基本単位」だとするなら
一見確固としたものに見える「モノ」も常に生成と消滅を繰り返す中で「揺れ動いている」。

その他に興味深い記述もあるものの
これ以上説明するには役不足なので詳細は本書まで。

個々の説明は面白いのだけれど
全体としてそれがどうつながっていくのかがわかりにくいのはこちらの「力不足」のせいか。
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豊穣と貧困

2009-03-23 04:06:48 | Weblog
曇りつつ雨しばしば。部屋は明かりをつけないと暗い。

蓮實重彦「ゴダール モネ フーコー 思考と感性とをめぐる断片的考察」」を読む。

飛行機が離陸し着陸しようとする。
その間、魂は自分の好きなところへ飛んでという設定。

誰もが「見る」「読む」「考える」ことはしている。
その「前提」をおだやかに複雑に問う著者の優雅にしばし酔う。

母と妹と煮込みハンバーグを食べる。
まずからずうまからずの味とは別に、給仕係のサービスの質の悪さにあきれる。

おいしいものを食べることがどれだけ「幸せ」なことか。
そういう「意味」をわかってない輩はただちに職を辞すべきだろう。

深夜、友人と語る。
「正しい」感想が聞けて納得する。

「オシャレでいること」は恥ずかしい。
「洒落ていること」は誰にでも出来ることではない。

すべては「過去の歴史」が生み出すとするなら
そこに「蓄積」のない者は虚しい。
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まったりとうんざり

2009-03-22 02:47:48 | Weblog
晴れ。あたたかでおだやか。

駅に降りて見上げると雲ひとつない青空。
ひこうき雲があるのとないのとでは趣きが違う。

研修で帰りが遅くなって夕食後気がつくと午前0時。
時間に余裕があればソウルバーへ行くつもりだったのだが。

明日はゆっくりしたいものの野暮用があるかもと思うとめんどくさい。
ちなみにゆっくりするとはひねもすボーッとすることの意。

川があれば流れるつもりでも
よどみにとどまることも少なからず。

自ら煤けた背中を押す。
足は適当に歩いていくはず。
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光があるから影もあるということ

2009-03-21 02:05:54 | Weblog
晴れ。朝には雨が降ったらしいが雲ひとつない青空。

塩田潮「昭和30年代」を少し読む。

「もはや『戦後』ではない」という経済白書が出たのは昭和31年(1956)のこと。
現在の天皇・皇后が結婚したのは昭和34年(1959)。

その結婚式を見るためにテレビが急速に普及したというのが定説。
テレビがまだ「立派な家具」だった頃。

東海道新幹線開通と東京オリンピックが昭和39年(1964)で
30年代前半は石原慎太郎と裕次郎が、後半は植木等が活躍したという記述。

「『奇跡』と呼ばれた時代の開拓者たち」と副題があり
池田勇人・十河信二・本田宗一郎・大原總一郎らが取り上げられている模様。

本気で「昭和30年代」に憧れるなら
こういうことも知っておいていいだろう。

ただしスポットライトは「光」の部分に当たっているので
「影」もあることを忘れずに。
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