退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「眼の影響あるいは『放蕩娘の帰還』および明日のダラダラ」について

2018-08-11 02:29:58 | Weblog
晴れ。夜に蒸す。

「昆虫は最強の生物である」読了。

最後は「宇宙探検」より「地球の生物探検と生物多様性の維持」をと。
おっしゃる通りと思いつつ難しかろうとも。

何よりヒトの眼は常に「遠くを見るように」出来ている。
それがいいところでも悪いところでもあるのが微妙。

深夜「ロスト・バケーション」(’16)をTVで観る。

ジョーズに襲われつつも生きる意志を持ち続ける女子の話。
元医学生ゆえ噛まれた足を縫うシーンもあるが何とも痛い。

前半は海と波とサーフィンの映像が美しく。
もっとも壊疽まで起こしつつある足のことが途中から何処かへ消えて。

相当に悪かった顔色もいつのまにか生気を取り戻す「ご都合主義」もあり。
「家族関係」に落ち着くラストも含めていかにもな「B級作品」。

ひとついいところを挙げるなら彼女のそばに居続けた鳥の存在。
「ジョナサン」と呼ばれていたから「カモメ」のはず。

さらに敢えて言えば海面からわずかに突き出た岩の上で過ごす設定が悪くない。
そこから少し離れたブイの存在も同様。

病気の母親を救うことができなかった医学に限界を感じ
突然大学を辞めて父親と対立していることも忘れずに。

ちょいと毛色の変わった「ひと夏の冒険」だと思えばよさそう。
「放蕩息子」ならぬ「放蕩娘の帰還」もあるということで。

原題は「the shallows」で「浅瀬」のこと。
甲斐田裕子の声は「たくましい女子」に似つかわしい模様。

さて。

明日は墓参りで少しだけ「早起き」。
どうにかこなしてダラダラ過ごすはず。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする