退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

思えば遠くへ

2009-11-30 02:31:52 | Weblog
くもりときどき雨。冷える。

中野翠「ラクガキ いっぷく」を途中まで読む。

うーむ、どうも波長が合わない。
内容にあまり変化があるとは思えないのでおそらくこちらのせいだろう。

「団塊の世代」にとってやはり「連合赤軍」は大きい模様。
同時代を生きていないとわからないことはあるという解釈で。

というより「同時代=身近」という感覚が
誰にも十分納得されていた過去を持つ人々ということにしておこう。

個人的に現代はあまり好ましくない。
だからこそ数少ない「好ましい人」もいるわけだけれど。

2次元にはあまりご縁がなく
時間を遡ってするお付き合いが多いのはなんのせいか。
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床屋景気談

2009-11-29 02:57:07 | Weblog
晴れ。やや風強し。

久方ぶりにソウルバーに行く。
不況ゆえになかなか厳しい状況。

民主党は暮れにデフレ対策を出すらしい。
とりあえず日銀をなんとかしていただきたいところではあるのだけれど。

経済学の基本に則った政策をお願いしたいところ。
繰り返すがインフレ・ターゲットはどうなのか。

このままではやがてデブレ・スパイラルになるはず。
二番底の後の展望が欲しいのだが。

自分が大切にしたいところにお金を使うということ。
そういう「マインド」が基調になればそれなりに何とかなるだろう。

シロートでもこれくらいの「知ったかぶり」は出来るので
プロにはきちんとした仕事をしていただきたい。
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人生模様

2009-11-28 03:23:54 | Weblog
晴れ。いい天気が続く。

淀川長治「淀川長治映画塾」を途中まで読む。

エリッヒ・フォン・シュトロハイム、バスター・キートン、
キング・ヴィダー、バーバラ・スタンウィック、セシル・B・デミル、

パール・ホワイト、ヘレン・モーガン、ルーベン・マムーリアンまで
とりあえず。

現天皇・皇后と皇太子との微笑ましい出会いや
「シェルタリング・スカイ」「夢」の擁護、

映画だけでなく歌舞伎の「京鹿子娘道成寺」「摂州合邦辻」や
中国の昆劇「播金蓮」も観て勉強する姿にあらためて感動する。

ジョン・フォード「果てなき航路」(’40)を観る。

アイリッシュの船乗りたちが
それぞれのキャラクターに応じた人生をたどるお話。

ジョン・ウェインはスウェーデン人のいかにも人のいい若者。
トーマス・ミッチェルのコクのあるベテランぶり。

イアン・ハンターはアル中に悩み敢えて家族と別れて。
ワード・ボンドは嵐で重傷を負って死ぬ。

「ハリケーン」(’37)を撮った監督らしく嵐の描写には迫力あり。
「陸で暮らせない」から「海の男」になった「人生」もよろしく。

仕事終わりに先日飲んだ同僚にメシに誘われる。
上司に対して相当フラストレーションがたまっている模様。

電車がなくなったので車で送ってもらう。
明日はまた無意味に長い研修なので「なんとか乗り切ろう」と言って別れる。
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日本の昔話について

2009-11-27 00:10:51 | Weblog
快晴。雲ひとつなく澄んだ空。

柳田国男「日本の昔話」を読む。

全部で106の昔話が収録されている。
基本は「見ず知らずの他者に親切にしたらいいことがあった」というもの。

ただしその中にはなかなか楽しいものも含まれている。
たとえば「海月骨なし」というクラゲがなぜ軟体になったかという話。

あるいは「百足の使い」におけるムカデの「言い訳」。
「物おしみ」という話の「ケチぶり」の深さ。

みんなで読み比べて点数をつけるというゲームをすると
おそらく各自のセンスがそこに現れるはず。

さぞや楽しかろうと思うものの
残念ながらこの文庫は絶版になっているらしい。

新刊本屋に読みたいものが少ない現在、
こういう本こそ置いてもらいたいものではあるのだが。
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そういう見方もあるということ

2009-11-26 00:17:14 | Weblog
快晴。天気予報と違って雨降らず。

大塚英志「『おたく』の精神史 一九八〇年代論」を読む。

「オタク文化」の「リーダー」が「新人類」であり
「フォロワー」が「おたく」だったらしい。

前者はあくまで「三次元の女性」を元に
後者は「二次元の女性」を元に空想を広げるもののいずれも「ナマな性」を避けると。

80年代の女性たちは自己実現のために
「高度に虚構化された場」が必要だったともいう。

当時フェミニズムは「消費社会の気分を肯定する思想」だったが
その結果女性は「自己実現」としてAVに出たりディスコのお立ち台に上がったりしたのだと。

ただし結局フェミニズムはそれ以上の答えを出すことなく
「近代と身体の違和」だけが取り残されてしまったという。

個人的に興味のある部分だけ強引に取り出してみたけれど
いつの時代も女性は生き難いものだというのは変わらない様子。

もちろんひとりひとりの状況は違うのだろう。
できれば常にたくましくあっていただきたいものではある。
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まやかしと観念の混合について

2009-11-25 03:37:19 | Weblog
深夜久方ぶりのDVD鑑賞。

吉田喜重「吉田喜重が語る小津安二郎の映画世界」。

晩年の作品に批判的な文章を投げかけた監督に
小津は松竹監督会の酒宴で監督の前に座りほとんど言葉もないまま飲んだ。

あまりにも有名なエピソードだけれど
監督はさらに小津に答える「義務」を与えられたということだろう。

「事物が人を見る」という解釈は非常に面白い。
「ずれと反復」に意味を見出したというのも非常に説得的。

個人的には「東京物語」「晩春」の生々しい原節子の表情や
岸恵子、岡田茉莉子、司葉子、岩下志麻の魅力をあらためて味わえたのに感謝。

笠智衆の表情はボーッとしている時が一番いいのだというのも再確認。
それにしても佐分利信の「無骨」はやはり素敵。

NHKの「ETV特集」をまとめたもので
反復される小津作品の映像がまるで「迷路」のような世界。
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粗にして野だが

2009-11-25 00:26:58 | Weblog
くもりのち雨。夜になって降る。

あかほりさとる 天野由貴「オタク成金」を読む。

著者には失礼ながら作品には全く接したことがないけれど
どんなことを考えているのか気になったので読んでみた。

印象は「優秀なお水の人」。
いわゆる「オタク」と違い外部に対して非常にエネルギッシュな感じ。

「戦国時代の野武士の頭領」も頭に浮かんだ。
才能があって状況把握も的確。

一見あらくれ者だけれど繊細な部分も持ち合わせている。
このキャラ、脇役として相当光るはずの役どころ。

おまけに自分の「歴史」を振り返ることで今後を見定め
こうした本にまでしてしまうしたたかさもある。

なかなかの強者で、今後の更なる活躍を祈りたい。
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一人前と魯鈍の選択について

2009-11-24 01:26:03 | Weblog
快晴。日差しの暖かさがしみる。

小林よしのり編「日本を貶めた10人の売国政治家」を読む。

この本に登場する論者たちのポイントは
「河野談話」「村山談話」にあるよう。

前者は「何の根拠もないまま慰安婦の強制連行を認めた」ことにあり
後者は「いたずらに意味不明な謝罪をアジア諸国にした」ことらしい。

「アメリカの属国化」を進めたのは小泉と竹中で
いずれも「自分の罪」を全く認めない態度が共通すると。

憲法・軍備・東京裁判・従軍慰安婦。
それぞれについてどういう態度を取るかも問題だと思われる。

「帝国主義の時代」でなくてもおそらく「世界」は「ヤクザの抗争」状態だとして。
そこで「一人前」にふるまうのか、あるいは「魯鈍」にふるまうのか。

わが国民性のあぶなっかしさを考えると
とりあえず後者で行くしかないと思うが如何。
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ほぼ隠居

2009-11-23 00:39:28 | Weblog
くもりのち雨。冷える。

朝から野暮用をこなしてだらだら。
何も読まず何も観ず。

3連休だというのに明日も朝から野暮用。
ややめんどくさい。

休みの日より普段の日の方がのんびりしている感じ。
「ワーク・ライフ・バランス」というのも微妙なものだ。

不規則正しい生活を続けていると
そちらの方に身体も心も慣れるのか。

いずれにせよ「リズム」が変わるのは好ましくない。
「単純労働」に向いているはずだけれど。

そういえば師走も近い。
今年もこのまま逃げ切れるだろう。
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天然とメディアの汚染と健全と

2009-11-22 00:23:11 | Weblog
晴れ。風やや強し。

横尾忠則「隠居宣言」を読む。

若い頃から「常に変化する」という意味でブレがない画家のエッセイ。
10年ごとに必ず交通事故に遭うという人生もなかなか。

それにしても古稀を迎えて
ようやく身体と心のアンバランスに気付くあたりが「天然」。

久方ぶりにマンツーマンで若い同僚と飲む。
地上波情報に支配されていることがよくわかる内容のお話。

ビールと焼酎2杯でキレのいい形で終わる。
電車がある時間に帰るという「健全」。

もちろんこれからまた飲む。
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