くもりときどき晴れ。風が案外冷たい。
金井美恵子・金井久美子「暮らしの断片」を見て読む。
素敵な文章とブリコラージュあるいは絵の数々。
しばしその魅力に酔う。
ふたりともいつの間にか「古希」を超えた模様。
自分の年齢を忘れて。
あまりにも「貧しい現在」においてその存在は「オアシス」のような。
昔からしていることに変わりはないけれど。
「大きな古時計」のような存在とでも言えばいいのか。
ただしそれはいまだに動き続けているのがありがたい限り。
彼岸へ行った人々と猫の話がいささか増えたか。
いつも通り「お気に入りの小説や映画」についても。
トラーの絵の素敵さときたら。
一度も動物を飼ったことがない身でも触りたくなる次第。
かの姉妹は「優雅な猫」だと思ってよさそう。
いい加減に近づこうとすると「怪我」をする趣きが猶更。
リリー・フランキー「エコラム」を古本屋で見つけて引き続き読む。
「下世話な話」が卑しくならない「品のよさ」があるのがポイント。
このあたりの按配は出来そうで出来ないもの。
若者とオッサンの違いが「未来のセックスと過去のセックス」にあるという指摘がなかなか。
「想像力を駆使できなくなる後者」についてふむふむ。
「break on through to the other side」などというジム・モリソンの歌詞など。
個人的には「people are strange」を思い出したり。
どうやら著者は自分の周囲に「異常」をはべらせて。
そうした「観察日記」だと思ってよさそう。
原田眞人「検察側の罪人」(’18)を観る。
原作は「司法のインチキぶり」を描いたものだったよう。
「インパール作戦」の「どうしようもなさ」がそこに重ねられたのか(未読なので詳細は不明)。
「物語」として盛り上がる部分が全くない演出に驚く。
辛うじての「収穫」は二宮和也のたたみかける台詞のパワーのみ。
この監督との「相性の悪さ」は以前から自覚しているものの。
もう一度それを「確かめよう」と思って観た結果はやはり「ダメ」。
現在のキムタクに本当に「魅力」があるのかどうかを問いたいところ。
かつて「コント」をやっていた時のそれと比べて頂きたいもの。
本作で印象的なのは松倉の酒向芳の姿のみ。
おそらく「脚色」がきちんと出来ていないのは脚本も手がけた監督のせい。
金井美恵子・金井久美子「暮らしの断片」を見て読む。
素敵な文章とブリコラージュあるいは絵の数々。
しばしその魅力に酔う。
ふたりともいつの間にか「古希」を超えた模様。
自分の年齢を忘れて。
あまりにも「貧しい現在」においてその存在は「オアシス」のような。
昔からしていることに変わりはないけれど。
「大きな古時計」のような存在とでも言えばいいのか。
ただしそれはいまだに動き続けているのがありがたい限り。
彼岸へ行った人々と猫の話がいささか増えたか。
いつも通り「お気に入りの小説や映画」についても。
トラーの絵の素敵さときたら。
一度も動物を飼ったことがない身でも触りたくなる次第。
かの姉妹は「優雅な猫」だと思ってよさそう。
いい加減に近づこうとすると「怪我」をする趣きが猶更。
リリー・フランキー「エコラム」を古本屋で見つけて引き続き読む。
「下世話な話」が卑しくならない「品のよさ」があるのがポイント。
このあたりの按配は出来そうで出来ないもの。
若者とオッサンの違いが「未来のセックスと過去のセックス」にあるという指摘がなかなか。
「想像力を駆使できなくなる後者」についてふむふむ。
「break on through to the other side」などというジム・モリソンの歌詞など。
個人的には「people are strange」を思い出したり。
どうやら著者は自分の周囲に「異常」をはべらせて。
そうした「観察日記」だと思ってよさそう。
原田眞人「検察側の罪人」(’18)を観る。
原作は「司法のインチキぶり」を描いたものだったよう。
「インパール作戦」の「どうしようもなさ」がそこに重ねられたのか(未読なので詳細は不明)。
「物語」として盛り上がる部分が全くない演出に驚く。
辛うじての「収穫」は二宮和也のたたみかける台詞のパワーのみ。
この監督との「相性の悪さ」は以前から自覚しているものの。
もう一度それを「確かめよう」と思って観た結果はやはり「ダメ」。
現在のキムタクに本当に「魅力」があるのかどうかを問いたいところ。
かつて「コント」をやっていた時のそれと比べて頂きたいもの。
本作で印象的なのは松倉の酒向芳の姿のみ。
おそらく「脚色」がきちんと出来ていないのは脚本も手がけた監督のせい。