退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「何度でも眠気に襲われること」について

2018-08-07 02:13:57 | Weblog
『晴れ。今日も暑い。

有馬哲夫「歴史問題の正解」を読む。

著者の作品にはいくつか接してきたけれど
今回は今までとはその「態度」が異なるような趣き。

なぜそうなったのかが気になるところ。
あとがきには「満蒙開拓団員」だった父親への献辞があるけれど。

「『南京事件』はプロパガンダから生まれた」
「真珠湾攻撃は騙し討ちではなかった」「原爆投下は必要なかった」など。

これらの主張は海外の「一次資料」によるもの。
巻末には「注釈」としてそれらがどこから得られているかがぎっしり。

とはいえごく普通の読者には確かめようもなく。
さらにはそこに著者の「解釈」も加わっているのだから。

そもそも「歴史問題」に「正解」などあるのだろうか。
この「態度変更」がやはり気になる。

「従来の見解」とは違うものを提出することそのものはむしろ好ましいとして。
ただし「正解」という言葉を選ぶセンスが何とも微妙。

いささか「エウレカ=我発見せり」という気持ちが強すぎるような。
それが「杞憂」であれば幸い。』でまた寝る。

このところ眠気が襲うことが少なからず。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする