『晴れ。今日も暑い。
有馬哲夫「歴史問題の正解」を読む。
著者の作品にはいくつか接してきたけれど
今回は今までとはその「態度」が異なるような趣き。
なぜそうなったのかが気になるところ。
あとがきには「満蒙開拓団員」だった父親への献辞があるけれど。
「『南京事件』はプロパガンダから生まれた」
「真珠湾攻撃は騙し討ちではなかった」「原爆投下は必要なかった」など。
これらの主張は海外の「一次資料」によるもの。
巻末には「注釈」としてそれらがどこから得られているかがぎっしり。
とはいえごく普通の読者には確かめようもなく。
さらにはそこに著者の「解釈」も加わっているのだから。
そもそも「歴史問題」に「正解」などあるのだろうか。
この「態度変更」がやはり気になる。
「従来の見解」とは違うものを提出することそのものはむしろ好ましいとして。
ただし「正解」という言葉を選ぶセンスが何とも微妙。
いささか「エウレカ=我発見せり」という気持ちが強すぎるような。
それが「杞憂」であれば幸い。』でまた寝る。
このところ眠気が襲うことが少なからず。
有馬哲夫「歴史問題の正解」を読む。
著者の作品にはいくつか接してきたけれど
今回は今までとはその「態度」が異なるような趣き。
なぜそうなったのかが気になるところ。
あとがきには「満蒙開拓団員」だった父親への献辞があるけれど。
「『南京事件』はプロパガンダから生まれた」
「真珠湾攻撃は騙し討ちではなかった」「原爆投下は必要なかった」など。
これらの主張は海外の「一次資料」によるもの。
巻末には「注釈」としてそれらがどこから得られているかがぎっしり。
とはいえごく普通の読者には確かめようもなく。
さらにはそこに著者の「解釈」も加わっているのだから。
そもそも「歴史問題」に「正解」などあるのだろうか。
この「態度変更」がやはり気になる。
「従来の見解」とは違うものを提出することそのものはむしろ好ましいとして。
ただし「正解」という言葉を選ぶセンスが何とも微妙。
いささか「エウレカ=我発見せり」という気持ちが強すぎるような。
それが「杞憂」であれば幸い。』でまた寝る。
このところ眠気が襲うことが少なからず。