晴れ。風に冷たさが戻る。
佐藤優「国家論 日本社会をどう強化するか」を読む。
「知的刺激」に満ちた内容で久方ぶりに満腹。
柄谷行人と対談したら面白そうだけれどもうしたのかどうか。
「宗教」は「古くてよくない手段」だとしつつ
敢えてそれを用いる「覚悟」のカール・バルトに興味津々。
「民主主義」は決して「望ましい制度」ではないものの
それを利用するよりないという「態度」に似ている。
「信じる」という「飛躍」をするのはすべて「宗教」だというのも明快。
ただしわれわれはどこかでそれをせざるを得ない存在でもある。
「矛盾を生きること」が本当の「生きること」だったり。
ちまちました「壁」に悩むくらいなら「途方もない壁」に向かって進もう。
いたずらな「現実」に流されるより
「不可能な理想」を胸に抱いて「智恵」を絞るのが好ましい。
そうした者たちに「世界あるいは神」が微笑む。
そういう「次元」があることを知っておくのも悪くないだろう。
いやはや爽快なことこの上ない。
「真摯に考える」という「当然」が生んだ素敵な作品。
スターリンの「人物像」も従来とは全く異なっていて
「いいところ」も「悪いところ」も指摘してあるのが新鮮。
5年前のクリスマスに出ていて結構売れた模様。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉が「物語」としての「核」のよう。
これが「知性」だ、ここで飛べ。
などとあられもないことを言っておく。
佐藤優「国家論 日本社会をどう強化するか」を読む。
「知的刺激」に満ちた内容で久方ぶりに満腹。
柄谷行人と対談したら面白そうだけれどもうしたのかどうか。
「宗教」は「古くてよくない手段」だとしつつ
敢えてそれを用いる「覚悟」のカール・バルトに興味津々。
「民主主義」は決して「望ましい制度」ではないものの
それを利用するよりないという「態度」に似ている。
「信じる」という「飛躍」をするのはすべて「宗教」だというのも明快。
ただしわれわれはどこかでそれをせざるを得ない存在でもある。
「矛盾を生きること」が本当の「生きること」だったり。
ちまちました「壁」に悩むくらいなら「途方もない壁」に向かって進もう。
いたずらな「現実」に流されるより
「不可能な理想」を胸に抱いて「智恵」を絞るのが好ましい。
そうした者たちに「世界あるいは神」が微笑む。
そういう「次元」があることを知っておくのも悪くないだろう。
いやはや爽快なことこの上ない。
「真摯に考える」という「当然」が生んだ素敵な作品。
スターリンの「人物像」も従来とは全く異なっていて
「いいところ」も「悪いところ」も指摘してあるのが新鮮。
5年前のクリスマスに出ていて結構売れた模様。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉が「物語」としての「核」のよう。
これが「知性」だ、ここで飛べ。
などとあられもないことを言っておく。