快晴。空気が冷たく。
山下洋輔・香取良彦著「山下洋輔のジャズの掟」を読む。
ジャズについては詳しくなくほんの少し聴いているのみ。
なぜか山下洋輔のエッセイはあれこれ読んだことがある。
5拍子を「おかちまち」で取るというのが懐かしい(「テイク・ファイブ」)。
コードやモードが「言葉遣い」だというのにふむふむ。
「理論」を知らなくてもできることと同時に
「理論」があるからこそできることも。
「ブルーノート」は文字通り「暗い音」。
病気療養している時に山下洋輔がそれについて研究発表したものでもある。
クラリネットなど買ってちょいと吹いたことがあるのは
小学生当時にリコーダーが楽しかったから。
そのクラリネットも引っ越し時に紛失。
残念ながら今後楽器に触れることはなさそうな。
ギターをジャカジャカしたりエレクトーンを弾いてみたりしたのも遠い昔。
現在はyoutubeであれこれ聴くのを楽しむだけ。
いずれも一定の技術を獲得するには至らず。
「楽しかったリコーダー」が一番マシだったかも。
古本屋で高橋秀実「弱くても勝てます 開成高校野球部のセオリー」を買って読む。
この著者の作品には「ハズレ」がないのが凄い。
今回も十分に楽しませて頂いた次第。
たまたまお勉強ができてしまった一方で運動能力に圧倒的に欠ける高校生たち。
監督の「理屈」も生徒の「理屈」も奇妙で面白い。
「技術で勝てないのだから勢いで大量点を取れ」とか
「エラーするのは当たり前」だとか。
「ストライクを取れないのは相手に失礼」だというピッチャーも登場。
「できないこと」に対しての「分析」はいいとして案外「やる気」もなく。
むしろ「本番」を意識しすぎると「調子が出ない」ことも。
そうした条件の中で「試合に勝つこと」より「自分たちらしくあること」が優先され。
それでも「実力」に勝る相手に勝つことがあったり。
相手はおそらく「異次元」に引きこまれてとまどうせいだとは思われるものの。
何だかこの感じは悪くない。
本作を映画にしてみてはどうかなどと。
「運動能力に優れた者」あるいは「献身的な努力」に慣れてしまっているわれわれには
結構刺激的な内容だと思われるので是非。
「解説」で桑田真澄が書いていることも意外。
かの名投手が特定のコーチから投げ方を否定されていたりした事実よ。
外野手にされてようやく別のコーチに見出されたあたりは
ピッチャーではないけれどイチローのエピソードも思い出させて。
「指導者のレベル」がどうやら相当に影響する模様。
それは吹奏楽でも同じことだという指摘が「ジャズの掟」にもあったことを忘れずに。
山下洋輔・香取良彦著「山下洋輔のジャズの掟」を読む。
ジャズについては詳しくなくほんの少し聴いているのみ。
なぜか山下洋輔のエッセイはあれこれ読んだことがある。
5拍子を「おかちまち」で取るというのが懐かしい(「テイク・ファイブ」)。
コードやモードが「言葉遣い」だというのにふむふむ。
「理論」を知らなくてもできることと同時に
「理論」があるからこそできることも。
「ブルーノート」は文字通り「暗い音」。
病気療養している時に山下洋輔がそれについて研究発表したものでもある。
クラリネットなど買ってちょいと吹いたことがあるのは
小学生当時にリコーダーが楽しかったから。
そのクラリネットも引っ越し時に紛失。
残念ながら今後楽器に触れることはなさそうな。
ギターをジャカジャカしたりエレクトーンを弾いてみたりしたのも遠い昔。
現在はyoutubeであれこれ聴くのを楽しむだけ。
いずれも一定の技術を獲得するには至らず。
「楽しかったリコーダー」が一番マシだったかも。
古本屋で高橋秀実「弱くても勝てます 開成高校野球部のセオリー」を買って読む。
この著者の作品には「ハズレ」がないのが凄い。
今回も十分に楽しませて頂いた次第。
たまたまお勉強ができてしまった一方で運動能力に圧倒的に欠ける高校生たち。
監督の「理屈」も生徒の「理屈」も奇妙で面白い。
「技術で勝てないのだから勢いで大量点を取れ」とか
「エラーするのは当たり前」だとか。
「ストライクを取れないのは相手に失礼」だというピッチャーも登場。
「できないこと」に対しての「分析」はいいとして案外「やる気」もなく。
むしろ「本番」を意識しすぎると「調子が出ない」ことも。
そうした条件の中で「試合に勝つこと」より「自分たちらしくあること」が優先され。
それでも「実力」に勝る相手に勝つことがあったり。
相手はおそらく「異次元」に引きこまれてとまどうせいだとは思われるものの。
何だかこの感じは悪くない。
本作を映画にしてみてはどうかなどと。
「運動能力に優れた者」あるいは「献身的な努力」に慣れてしまっているわれわれには
結構刺激的な内容だと思われるので是非。
「解説」で桑田真澄が書いていることも意外。
かの名投手が特定のコーチから投げ方を否定されていたりした事実よ。
外野手にされてようやく別のコーチに見出されたあたりは
ピッチャーではないけれどイチローのエピソードも思い出させて。
「指導者のレベル」がどうやら相当に影響する模様。
それは吹奏楽でも同じことだという指摘が「ジャズの掟」にもあったことを忘れずに。