山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

ランドマークとしての「是政橋」

2010-12-06 21:53:34 | 日記

(11月3日に撮影したもの)

今年は、ドライブ中に「是政橋」を発見し、それからは、よく眺めにいったものだ。
これからも、通い続けるだろう。

放送大学の面接授業で橋について学び、是政橋は「斜張橋」(しゃちょうきょう)という種類のものであることがわかった。書いて字のごとく、斜めに張った橋である。主塔という中央の頑丈な高い塔から、丈夫なワイヤーが斜めに張られている。それが、水平部分である橋の「桁」に等間隔の配置でつなげられることにより、均等な力で上に引っ張り上げているそうだ。同じ作りのもっと大きくて有名な橋は「横浜ベイブリッジ」。ベイブリッジは主塔が2か所にあり、それぞれにワイヤーが斜めに張られているので、三角が2つになっている。三角が2つ見えると、ちょっと見、つり橋と似ているが、つり橋の場合は、2つの塔の間にケーブルがかけられ、そのケーブルから真下にむかって複数のハンガーロープが伸びている。東京湾のレインボーブリッジは「つり橋」である。
塔の高さと橋の長さの比率をみると、つり橋のほうが横に長い形となり、斜張橋のほうが塔の高さが高い。斜張橋もつり橋の一種と言えなくはないが、種類としては別のものとして区別されている。
(「つり橋」の説明)(「斜張橋」の説明)

ところで、是政橋を見ると、全長のすべてにワイヤーが張られているわけではなく、特に稲城市側は、ただの桁だけが続いているように見える。主塔は府中市側に寄っているように見える。橋の全長は401mである。
是政橋は「府中市是政」のランドマークといえる。ランドマークとは、その町の目印。シンボル。例えば、フランスのエッフェル塔とか東京の東京タワー、これからはスカイツリーになるのかな? 橋もランドマークになっていることが多く、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ、横浜のベイブリッジも、もちろんそうだ。
ランドマークであるために大切なことは、「見る場所がある」ことである。せっかくきれいで立派な橋でも、その橋の姿が見えなければ意味がない。その点「是政橋」は、この多摩川の河川敷から眺める場所が充分にある。駐車場もある。ランドマークとして成功している。回りの景観との調和もいい。
ワイヤーは白である。夜、ライトアップされるとどうなるのか?そんな姿も見てみたいものだ。ワイヤーには黒や白、その他の色があるそうだが、日本では白が人気だそうだ。斜張橋のケーブルの張り方にも、放射型・ファン型・ハープ型があり、是政橋の場合は、すべてが平行間隔になっているハープ型である。それも安定感のある美しさを出している理由だと思う。

斜張橋を調べてみると、是政から上流に向かってちょっと行ったところに、府中四谷橋というのもあるらしい。これもきれいな橋のようだが、近くに駐車場はないようである。多摩川には全部で5個の斜張橋があるらしい。いろいろな橋を見てみたい。

講義では、斜張橋・つり橋のみならず、アーチ・トラス・ラーメン・頬づえなど、いろいろな形の橋を知ることができた。他の種類の橋についても少しずつ書いて行きたいと思う。
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