山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

高齢者講習

2009-05-31 01:11:26 | 運転・車・道路の事
自動車学校で「高齢者講習」というのをやっている。
これは、70歳以上の人が、免許を更新する時に、近くの自動車学校に赴き、3時間ほどの講習を受けて、その証明書を持っていくと、免許が更新できるというものらしい。
どのような講習をするのかはよくわからないが、年をとってもなお運転能力が鈍っていないということを認めてもらえるというものなのだろう。

自分が免許を取ろうなどと考える前は、こういうものについてもまるで関心がなかったし、自分が教習所に通わなければ、こういう人たちを見かけることもなかったので、そのことを意識することもなかっただろう。

教習所は普通、若い人ばかりなのだが、妙にお年寄りが多いと思うと、この高齢者講習の人たちである。おじいさんばかりで、おばあさんはほとんどいない。この年代の人で車を運転するのは男性が圧倒的に多い時代だったのだろう。

私の夫は現在50代後半で普通車の運転免許は持っていない。そこで、夫も免許を取ったらどうかと少しは考えたりもした。そんなとき、自動車学校で、頭に白髪まじりの男性などがいるのを見て、最初は定年退職後に免許を取りに来た人ではないかと思い、夫に、年のいったひともいるようだと話たこともあったが、どうやら、高齢者講習の人だったらしいのだ。
ということは、もう、何十年も車を運転しているベテラン中のベテランということだろう。しかし、やはり年をとると、動作が緩慢になってきたりするから、年には勝てない限界というものがある。悲しいことだが仕方が無い。

実際には、60歳過ぎで、本当に免許を取りに来る人も、たまにはいるらしいが、70を過ぎたらベテランでさえ、運転が怪しくなってくる人もいる状況の中、新たに免許を取るというのは、いかに大変なことであろうかと思う。

そして、かなり高齢な教習生である私の場合、高齢者講習というのも、他人事じゃないのでは?とふと気がついてしまった。
20年なんてあっという間だ。今後は高齢者講習は75歳になるとかいうことだが、そのとき、私はどうなっているのだろうか?私は、またこの自動車学校に高齢者講習に来るのかな?そのとき、今20代の教官が50代の超ベテラン教官になっていたりして・・・。
何か、驚くべきことだ。私は早くもペーパードライバーになって、免許証は無用の長物になっているかもしれない。それとも年を取っても車を運転しているのか、まるで予測できないなあ。

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