山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

ハタの陸上養殖(エコプロにて)

2023-12-12 00:29:21 | 日記2023

エコプロの会場で目に留まった魚です。
これが今回、会場で最初に写した写真なのですが、後で考えるとなぜか生きている魚と昆虫を写しています。もしかして、私はやっぱり機械よりも生き物が好きなのかもしれません。

で、この水槽の中に泳いでいる魚は「ハタ」という魚なのだそうで、沖縄のほうの海に生息しているのだそうです。縞と斑点みたいな模様で、なかなか面白いデザインの魚です。

お話を聞くと、この魚は結構おいしい魚なのだそうです。

こちらのブースは琉球大学のもので、大学と企業が共同開発をしているとのこと。

この「ハタ」という魚は、養殖で育てて市場に出回るものだそうですが、今後は沖縄のみならず本土のほうでも養殖業を広めていくことを狙っているそうです。

養殖は「陸上養殖」なのだそうです。

それは海の中ではなく、地上の生け簀に水を溜めて、この魚を育てる方法なのだそうです。

ですから、特に海のそばの地域ではなくともよいらしいです。

例えば、山の中で鮫を飼ってキャビアを生産しているなんていうのも聞いたことがあるような気がするのですが、海水魚でありながらも現代の技術ならば、内地や山の中でも海水の生け簀を設置して魚を育てることができるということですね。

養殖の魚を食料とするということは、自然の海で漁をするよりも自然に悪影響を与えない。たとえば、魚の獲りすぎで魚の数が減ってしまうなんてことは起こりません。

魚も家畜になるってことでしょうか。

そういえば、すでにサーモンなんかは養殖が普通だし、それでとてもおいしいですね。

タイやブリの刺身なども養殖が当たり前のようになっています。オリーブハマチなどもありますね。
養殖と言うと、海の中を網で仕切っておいて、中の魚に餌を与えるというのを想像したのですが、このハタの場合はそうではなく、プールのような生け簀を用意して、そこで育てるのだそうです。

より一層人工的な感じです。

ハタという魚は、魚屋さんでも見たことがありませんが、今でも気を付けて見れば売ってるのが見られたりするかもしれません。

今後、関東でも市場に出回ることがあるのか、魚屋さんや飲食店でも観察してみようと思います。

 

 

 



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