本日は、早稲田にある「漱石山房記念館」に行ってきました。
この記念館の存在を知ったのは、なんと、昨日だったのです。
東村山ふるさと歴史館の中で、偶然パンフレットを見つけたのでした。
そこに、この記念館で「夏目家の人びと、漱石の家族」というテーマ展示を10月3日までやっていることが書いてあり、なんとそれは今日までではないかということで、出かけて行ったのでした。
(ああ、このタイミングは本当に不思議だ・・・)
ここは、夏目漱石が実際に住んでいた家があった場所だそうです。
そして、漱石の人生・作品・活動・漱石を取り巻く人たちのことなどが、わかりやすく展示されていて、とても良い場所でした。
パネルの説明をいちいち読むのは大変なものですが、こちらでは無料で音声ガイドを貸してもらうことができ、大変便利でした。
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私は学生時代、夏目漱石のゼミに入っていて、漱石のことを一通り研究したつもりでしたが、今では大部分忘れているし、そもそも20歳程度の若者が漱石の人生や作品の中に著していることについて、どれだけ理解していたんだろうかと思います。
漱石の家族には、奥さんのことくらいしか目を向けなかったように思います。
また、住んでいた場所が東京なのに、ゆかりのある地域を歩いてみるようなこともしませんでした。
文学散歩をすればよかったなと思いますが、当時はそんなことも思い浮かびませんでした。
今日の展示をみて、漱石が末っ子で小さい時に養子に出され、それからまた実の親のところに戻ってきたりして複雑な境遇だったことや、自分の娘を幼くして亡くしたことなど、今まで気にも留めていなかったことに気が付きました。
新聞社に入社したのは、連載小説を書く仕事のためであり、社員になって小説を書くって、今ではそんなことはないだろうと思います。
漱石が小説を書いた期間は、11年間だったかな?人生のごく一部の時期であり、たったそれだけの期間に、あんなにたくさんの作品を書いたのはすごいと思いました。
また、漱石は、絵にも興味があり、本人が描いた絵もあり、かなり上手でした。
それから、猫のみならず犬や文鳥なども飼っていて、動物好きだったようです。
そして、植物も好きで、庭には色々な樹木が植えられていたそうです。
記念館の外観。現代風の建物ですが、元の家の雰囲気を思わせるような部分もありました。
ここに住んでいたんだな~と思います。
建物のわきに、漱石公園があり、銅像がありました。
裏には猫の墓が。13回忌だかに建てたそうです。
これは、途中の道で撮ったもの。
この記念館は、数年前にできたそうです。建物も新しいです。
もし私の学生時代にここがあったら絶対に来ていたはずです。
地下に漱石関係の書物がたくさんあり、閲覧できるようになっていました。
昔にはなかった書物もあり漱石研究はさらに進んでいるんだなと思いました。
また、復刻版や漫画・絵本などもあり見るだけでも楽しいです。
40年以上も前には、同じゼミの友人と一緒に駒場の近代文学館に通って漱石関係の本を調べていた記憶があります。
今日の展示では、横浜の近代文学館に漱石関係の資料がたくさんあることがわかりました。
(駒場は無くなったんだっけ?)
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漱石は49歳でなくなり、今考えれば、40代なんて、まだ若者じゃないかと思います。
漱石よりも10年以上も長く生きている私です。
人生の中の2年間くらい、漱石の作品を読みまくっていた時期がありましたが、何も覚えていないんだから、もう一回読み直して復習したほうが良いなと思いました。
今読まないと、もう一生読まないかもしれませんものね。
きっと若い時には気づかなかったことに気づくことがあると思います。
勿体なかったとシミジミ。
> きっと若い時には気づかなかったこと…
あります!
本当ですよね。私も日本橋・新宿・池袋などで働いたことがあるのですが、仕事の往復だけだったので、周囲に何があるのか全く知りません。
この10年の休日は、車で西部ばかり行っているので、その分、都心の情報は抜けていたなと思います。
コロナの影響もありますね。
以前、漱石が書いた原稿用紙そのままを写真でとって、本にした『坊っちゃん』が集英社新書で出てたようですが、見ないでしまいました
今からでも見たいです
あの、たぶん興味ないと思いますが、書いてみます
私はワイドショーを熱心に見てないので、もしかしたら世間の人は先刻ご存知のことかもしれないのですが、私は今日はじめて、秋篠宮眞子さまのコラムを読みました
お勤め先の東大の博物館のひとつ、IMT(インターメディアテク、日本郵便と東大総合研究博物館が協働で運営をおこなう公共貢献施設)のサイトにある、「研究活動」の「研究者コラム」に11本、書いてらっしゃいます
直近のが、『巻貝の赤—辛螺(ニシ)色—』というので、にし色なんて、初めて知りました
最初のが、ロンドンのキュー王立植物園からの植物画に関するもので、それもなんだか嬉しかったです
ヴァージニア・ウルフの短編に『キューガーデン』があります
ただそれだけのことですが、なんだか嬉しかったのです
貸し出しはしていないようですが、本棚から自由に取り出して読めるようになっています。私も初めて手に取って見ましたが、ちょっと読みづらいかなと思い、めくってみるだけで終わりました。
真子様は研究者としてコラムも書いているんですね。結婚相手は難あり人物ですが、幸せになってもらいたいものです。
例のコラムですけど、「辛螺色(にしいろ)」に関する文章の中に、『園太暦』が出てくるんだけど、暦が歴になってる。
たぶん、これはマズい
これをどなたか、そっとお伝えして、訂正してほしい
何日か前のニューヨークタイムズだったか、どこだったか忘れたけど、
Art insiders say top New York galleries are already seeking to hire her, given her knowledge and connections in Japan.
というのがあって、あ、そうか、眞子さまこそが大黒柱なんだ!って、目が覚めるような思いでした
国家予算なみのスケールという、ニューヨークのメガ画廊が争奪戦してるなんて、とびかってる条件や金額って、サッカーのスター選手の感じかそれ以上なのか、見当もつきません
世間では、彼女のフィアンセを a gold digger と決め付け、日本がタカられるんじゃないかと危惧してるけど、そんなもん、全然、大丈夫。桁違いの収入が入るんだもの
ユージェニー王女という先駆者がいるからなんでしょうか
エリザベス女王のお孫さんて、故ダイアナ妃の2人の王子ばかりじゃなく、他に6人もいらっしゃるんですね
2013年にユージェニー王女がアメリカに引っ越した時、オークションハウスPaddle8でお仕事して、2015年にロンドンに戻って、メガギャラリーのHauser & Wirthでお仕事してるんですね
2014年に、眞子さまがレスター大学院博物館学研究科に行って、修士号とったのも、そういうことだったのかしらねぇ
すごいなぁ、眞子さま
甲斐性があるっていうのか、自らを恃みとするって、いいわぁ、ハンサムウーマンってこういう人をいうんだろうか
男性の好みは、ちょっとわからないところがあるけど