今日は、ふと「鯛のポワレ」という料理名が浮かんできたので、夕飯はそれを作ることにした。
とはいえ、ポワレって何かな?
たまに、洋食を食べに行くと肉料理か魚料理か選べ、なんてことになって魚にすると「真鯛のポワレ」だったりするのだ。
ポワレとは、単にフライパンで焼くっていう意味らしく、なんのことはない。
ムニエルではないので、小麦粉をまぶす必要もないらしい。
スマホで検索してみると、まず皮のほうからカリカリに焼いて、それから腹のほうをふっくら焼くのだそうだ。
問題は付け合わせと味付けだ。
色々な種類があるようだけど、1つは「ワインビネガー」を使って味をつけるのだとか?
ワインビネガーって聞いたことはあるが見たこともない。それで、スーパーに行き、料理酒や酢などが売っているところに行ってみたけど、売っていなかった。
次に、ワイン売り場に行ってみたけどやはりなかった。
ワインビネガーの代わりに、白ワインと酢でもよいとのこと。家にはリンゴ酢がある。
料理用の白ワインって売ってるのかな?と思ったが、普通に飲む白ワインしかなかった。
このようなものを探すために、酒売り場と調味料売り場を行ったり来たり、その合間にスマホで「ワインビネガー」ってどんなものか画像を見たりもした。
結局、安物の小さい瓶の白ワインを買った。
料理のレシピによっては、バターとレモンというのもあるし、別の料理に使ってもよいので、レモン汁も買った。
付け合わせ用にほうれん草と玉ねぎを買った。
それから、肝心の魚は「鯛」だが、魚屋で2切れ1240円もした。高いけどしょうがない。
なんか、買い物にものすごい時間がかかってしまった。まるで毎朝見ている夢のようで、物事がはかどらず、どんどん時間だけが過ぎていくのだ。
実は、これの前に別の物を買うのにも、迷いが多く、ものすごい時間がかかり、さらにどちらもセルフレジで、ものすごい時間がかかった。
食料品売り場のセルフレジでは、玉ねぎにバーコードがついていないと思って、野菜の画面を出したところ、玉ねぎ1個ずつの品物しか選択肢がなく、実物をよく見たら3個入の網にバーコードがついていたので、画面を戻そうとしたが「中断」しかなく、中断って最初からやり直しになっちゃうのか?と店員さんを呼んだら、そのままバーコード読めばいいっていうから、野菜の画面が出たまま、最後までバーコードを読んで会計ボタンを押したら、自動的に「店員を呼ぶ」になり、野菜の画面は最後まで消えず、店員さんがやってきて野菜画面を消してくれた。
もう、疲れるわ。私はセルフレジをちんたらやってる。ポイントだのなんだのわけわかんないでしょ。
客にやらせてるんだからさ、時間がかかったからって文句を言わないでくれよ。
いや、誰も文句は言ってないけどね。
とりあえず、マイバッグに買ったものを突っ込んで会計を終わらせたけど、そのあとサッカー台に行って、買ったものを全部出して入れ直し。
だってやわらかい物の上に重いものが載ったりしてしまっているからね。
・・・
帰宅してから、またいろいろなレシピを見た。
結局、まず鯛に塩コショウしてオリーブ油で焼き、取り出しておいて、付け合わせに玉ねぎとシメジとほうれん草をバターで炒め、そこに白ワインを入れてアルコールを飛ばし、さいごに生クリームを入れる。そして、焼いた鯛を付け合わせの上に載せるというものにした。
食べてみると、全くどうってことのない味。
全然おしゃれでもなんでもないのだ。
写真も撮ったのだけど、なんか鯛の身が3つくらいに割れているところが気持ち悪くて載せられない。
焼いたときに、身が反り返って割れたのだな。
なんだかなあ~
まあ、料理の才能もセンスもないってことで、これにて終了。
(追記:普通、魚って身から焼くんだけど、レシピで「皮のほうから先にカリカリに焼け」と書いてあった。でも、そうすると皮が縮んで身が割れやすくなってしまうらしい。
だから、やっぱり普通に身から焼けばよかったのではないだろうか?)






