山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

世田谷文学館から芦花公園駅へ

2013-12-04 20:15:19 | 旅行・街歩き
世田谷文学館を出て、裏に回り駐車場を確認したあと、北のほうに進んだ。



ツタがきれいだなあ。



ここの敷地の立派な建物は、なんだろうか?

帰宅後に調べると「蘆花翠風邸」という高級老人ホームだったようだ。

それから、この近辺には、成城石井のスーパーや天理教の寺院があったけど、



「ウテナ前」という妙な名前のバス停があった。

ウテナとはなんだろうか?

これも帰宅後に調べたら、あの化粧品会社のウテナの本社が、そばにあることがわかった。
昔、ウテナお子様クリームとか使ってたな~

そして、さらに進むと、あったあった 芦花公園駅!(駅名は蘆花の「蘆」が簡単な「芦」になっている。)



やっと着いた。

ついでに電車も撮っておこう。



京王線。

踏切を渡って、北側の商店街に進む。なるほど、古い。道路も北側は狭い。

駅の南側は新しく洗練された雰囲気があるけれど、北側は昔のままという感じだった。

(このあたりの風景は、アスリート ヒデさんのブログに詳しく載っていました。
懐かしい街角・芦花公園駅周辺」)

「芦花公園駅北」の交差点まで進んで引き返した。



戻ってきて、また電車を撮影。



そばに、ピラカンサのクリスマスツリーがあった。



いよいよ帰路だ。

駅前を歩いていたら、私と同じくらいの年齢の母と若い娘の2人連れに出会った。
「すみません、セタガヤブンゲイカンはどちらでしょうか?」と聞かれた。

「あっ、このへんの者ではないので、全然わからないんですよ、すみません。」
ととっさに答えた。

(私も生まれて初めて来た場所なんですよ~~~、わかるわけないよね。)

歩きながら考える。

あれっ?

世田谷文芸館 ・・・ 世田谷文学館のことじゃないの

な~んだ、そこだけは、知ってたのになあ~


世田谷文学館の前を通り過ぎ、同じ道を歩いてもつまらないので、
今度は蘆花中学校と小学校の方に曲がってから南に進んだ。

すると、ちょうど蘆花公園のところに出た。

駐車場で愛車が待っている。駐車料金は1000円越えちゃうかと思ったけど800円だった。

バスで行ったほうが安かったな。



今回のお散歩記録はこれにて完了です。



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世田谷文学館でランチ

2013-12-04 19:45:06 | 旅行・街歩き
幸田文展を見終わると、もう昼過ぎだった。
そういえば、財布の中には1万円札しかなく、蘆花公園の駐車場の料金を払うことができない。
お腹もすいたし、ここで食べていこう。

文学館の中には「どんぐり」という喫茶店があった。

ここで、海老ピラフとコーヒーを頼んだ。



まず、出てきたのはサラダ。
これが、なかなかおいしい。かんきつ系のドレッシングかな?さわやかだ。



そして、コーヒーとピラフ。
ピラフは冷凍かもしれないけど、コーヒーは、かなりおいしかった。カップもステキだ。

600円+200円。安い。



中庭を見ながらの食事も気分がいい。




館内からも、池が見えた。優雅だ。

食事を終えていよいよ蘆花公園駅の方に出発。


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世田谷文学館「幸田文展」

2013-12-04 19:28:35 | 旅行・街歩き
世田谷文学館


おお、錦鯉がいる。



世田谷文学館では「幸田文」の企画展をやっていた。



私の場合、一応文学には興味があるということになっているのだが、実は「徳冨蘆花」も「幸田文」も、その作品を1つも読んだ事がないことに気づき、恥ずかしいというか、自分は、この場に場違いな感じがする。
しかし、折角の機会だから入ってみよう。

幸田文については幸田露伴の娘だくらいしか知らなかった。アヤと読むのかフミと読むのかもよくわからなかった。アヤだった。
作家として出たのはもう50歳くらいの時だったそうだ。最初は酒屋に嫁ぎ、良く働き、娘を生んだが、小さな娘を連れて離婚して実家に戻ったそうだ。それからは、父露伴と一緒に生活したようだ。

生まれながらに、やはり“作家露伴の娘”だったようだ。花嫁衣装も立派な着物である。やはり、そこらの馬の骨と違って最初から「器が違う」という印象を受けた。使っていた小道具や生活品などを見ても、その扱いがきちんとしているのだ。育ちが良い。
手がき原稿なども興味深い。

父から受け継いだ文才がある。それでも、思い上がることなく、謙虚であり、自分が苦労もしないで簡単に文章を書いてしまうことに疑問を持ち、そんなことではダメだと思い、わざわざ芸者の置屋に住み込んで働いたりして、未知の体験をしたりするところもすごい。それで、書いた作品が「流れる」だったかな?「流れる」は有名なので題名だけ知っていた。

それから、小説や随筆を単に書くだけでなく、日本全国の木を見て歩いたり、山の崩れを見たり、そして、法輪寺の三重の塔を再建したりと、すごい精力的な人生だ。

木は生きていたときの命と、切られて材木になってからの命がある。木は切っても死なない。塔を建てるのは人間だが、建造された塔は、その後自分でその姿を成して行く。塔が塔自ら完成していくのだそうだ。
なるほど、分かるような気がする。

幸田露伴には「五重塔」という小説が有名だが、やはりこの父の血を引く娘だなと思う。(ちなみに私は「五重塔」も読んだことはない。恥)

娘を生んで、娘が大人になり、娘が親のようになっていく。孫が生まれる。
そういう人生の幸せ。同時に、もっと年老いての孤独。親を見て、そして自分も年を取る。
「崩れる」という作品は晩年のものらしいが、人生を考えさせられるのだろうな。

着物が似合って、話し方や振る舞いも、粋な人だなと思った。小ざっぱりとしていて品格がある。
片付けや家事などもこまめにきちんとするようで、この人には太刀打ちできない、足元にも及ばない人だ、と感じいる。

ほんの少しでも見倣わなくてはいけない、と思った。

そういえば、この人が着ていた着物の展示もあったけど、それを熱心に見ている女性見学者たちがいたし、また、着物姿で来ている中高年女性もちらほらといたので、幸田文の信奉者かもしれない。そう人は、きっと作品も読んでいるに違いない。

とりあえずは、私もなんか読んでみなければ、と思い「台所のおと みそっかす」を買ってきた。

私は、尊敬する作家というのが居ない。尊敬する人間も特にない。特に女性で人生の師としたい人はこれまでに居なかった。もしかしたらこの人が、見倣いたい人になるかもしれないなあ、と思う。

ここでの偶然の出会いを大切にしたいものだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・

ここでの、企画展入館料は一般700円でしたが、放送大学生であるため、学生料金500円です。
それから、JAF会員の割引があって、なんと400円になりました。

なんで、JAF割引があるのか?
裏に駐車場があるのですね。



私の車は蘆花公園の駐車場に置いてきたのですが、入館料が100円安くなって良かったです。

今度ここに来るときには、この駐車場に入れると良いですね。



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蘆花恒春園から世田谷文学館まで

2013-12-04 17:54:12 | 旅行・街歩き
蘆花恒春園を見たあと、蘆花公園駅のほうも見てこようと歩きだしました。

蘆花公園北側の道は「粕谷区民センター通り」というようです。
そこをまず西に歩いていきました。何か面白いものはないかな?

すると、目についたのは1頭のライオン。



「ライオンズマンションだからだ」とは思ったけど、ライオンズマンションだからって、普通ライオンが居たっけ?

写真を写そうとすると、すぐそばの消火栓が気になる。いやいっそ、消火栓も写しとこう。
そういえば、この木も紅葉しているし、木も写しとこう、などと思い、何やらわけのわからない写真になってしまった。



写真って難しいなあ~。

それからさらに歩いて行く。



こういう建て方は、日本の住宅地の典型的なもの。
公道から1本道を作って、その両側に住宅。そして突きあたりには2軒の家。
それが、土地の使い方として、一番効率がよいのかな?
実は、以前、世田谷美術館で、写真家の人の写真が展示してあったのだが、こういう家の写真がいっぱい並んでた。
とても印象的だった。
こういう形が典型的というのは、街を歩いていると当然のように気がつくのだけど、それを何十も撮影して作品にしてしまうことまで考えつかないものだ。
そこで、その真似をしようと思ったのだけど、結局今回、この1枚を撮っただけだった。

蘆花公園西の信号のある交差点のところから北方向に曲がった。バスが北西のほうに伸びる道に進んで行くのが見えたけど、ちょっと違うかなと思った。そっちは「千歳烏山駅」のようだ。

私が進んだのは「千歳通り」で、蘆花公園駅のほうに行くはずの道だ。



住宅街。道路は整備されているし、歩道も広いと思うと、いきなり歩道がなくなっていたりする。

昔は農地だったのだろう、ところどころに野菜の直売所などがあり、奥まったところに農家があったりする。
玉ねぎやサトイモなどの無人販売所もある。



ここでは、小松菜やゆずが売っていた。



小松菜は売り切れ。ゆずは何に使うかな?ゆず風呂?鍋に入れる?料理に使うには多すぎるな。



なかなか、駅らしいものも見えず、遠いなあと思う。
途中に、コーシャハイム蘆花公園があった。
コーシャハイムとは、東京都住宅供給公社の集合住宅。

この一角で地図を見て、位置を確認してまた歩き出した。



ああ、世田谷文学館だ。
そういえば、これがあるって、何かに書いてあったなと思う。

せっかくだから寄って行こう。




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