
■気のはやいのが沢山咲く■
昨日のシコクバイカオウレン開花視察後窪川方面にでかけたのですが途中の七子峠付近で見たいものがあり車をおり散策しました。国道からぐっと回り込み歩いていくとなんと薄ピンクの花がめにつくではないですか!メンツツジです。標準和名は「フジツツジ」

高知にすむ私にとっては小さい頃から見慣れたツツジ。分布は限定されていて見たいと思っている人も結構いる小さい優しい感じのするツツジです。
和歌山・四国(南部)九州(東部)にしか分布がないというのは3年ほど前にしったことです。小さい頃から山に行っていたので春早くから咲くこの花を折っては持ち帰ったことでした。いまでは随分減ったので見るのが少なくなったのですがそれでも少し歩けば春には見られます。3月下旬が満開の頃だとおもうのにえらく早く開花。

ツツジの中でも早くから咲くのは知っています。でも、2月3日にこれほど咲いているとは・・驚きです。先日行った牧野でもかなり開花していて職員も驚いているようでしたので今年はどうしたことでしょうかね。

オンツツジ(ツクシアカツツジ)に対して小さく可愛いからメンツツジと名がつけられ普通高知の人はフジツツジと言わずメンツツジと言うように思います。
アカマツやコシダの多い里山に咲くので丁度私が小さい頃登っていた山がそれに該当していたのでしょう。この花にあうと懐かしいワラビとかシダの香り・ツバキの花までもすべてが思い出されます。犬を連れ、篭を持ち山を歩いていた小さい私の姿とともにあったツツジです。学名(Rhododendron tosaense)牧野富太郎命名

そのオンツツジも咲いていました。南斜面の陽だまりは暖かいということですね。
いの町の波川玄蕃城跡にはフジツツジがいまでも沢山あるとのこと。そこへも良く行っていたので沢山見てあるのが当たり前だったはずです~