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三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

お殿様でも 家来でも

2025年06月22日 | Weblog
再び旅行記に戻ります

レンタカーのおかげで、時間が節約できる
次の観光先まで、歩きなら20分はかかったろう
(松江 市内観光には、コミュニティーバスもあるが逆周りのバスがないので・・・)


昔々、週末の通勤時間に聞いていたラジオドラマ
 その物語のひとつに、何処ぞの お堀りを巡る遊覧船の話しがあったのをおぼろげに覚えていた
 どこかのお堀りだったけど、何処だったかな もしや? 
 と思い検索してみると、当たり! 

 それは松江城の周囲にある お堀り の遊覧船だった
 特徴的な設備をもつ遊覧船は日本で唯一だろう

 
 松江城の周囲に残る お堀り、その堀を周遊する遊覧船が「堀川めぐり」(画像はパンフより)

信州の松本城にだって お堀り はあるが、これだけは負けた!
 (松本城は現在、周囲の外堀りを復元するという計画が進行中)



堀川めぐりの遊覧船、乗船すると船頭さんからの注意と
この遊覧船ならではの事前練習があります

体の硬い自分はこの練習が辛かった(笑




甲羅干しの大きな亀が何匹も連なる珍景

お堀には大小さまざまな橋が架けられている
そこを巡る船には屋根が付いているので、そのままでは屋根が邪魔で橋を潜れない


なんと、その屋根が電動で畳まれるのだ
乗船客は人力で体を畳めなければだけどね(笑

乗船直後の事前練習は、この伏せ! の練習でした


TDLのジャングルクルーズに勝るとも劣らずの船頭さん
 その話題や歌声を楽しみながらのクルーズは飽きさせない

チケットは1日券なので、航路途中に幾つかある船着場で乗降自由なんだが
船頭さんの名調子を聞き続けたくて、結局一周乗り続けてしまった


50分の遊覧と書かれていたが、あまりに楽しく 実感は 30分ほどで

そうそう、先のラジオドラマの内容
 観光地視察で訪れた松江、同グループ内にいた高圧的な人物を見返す為
 堀川巡りに乗船した一行、橋を潜れば畳まれる屋根に乗客全員が~
 立場や役職に関係なく皆同じ様に頭(こうべ)を垂れなければで

「頭を下げた景色は格別でしょ!?」 と船頭さんの一声に(笑


ホント、16ヶ所もの橋を潜る遊覧船も珍しいが、その橋のうち4つは屋根を下げなければ通過できない
さらに、その橋の一つは船の巾さえもギリギリなんて
普通に遊覧するだけなら,それ程印象には残らなかったろう



堀川めぐり の入り口にあった「耳なし芳一 」の像
ココ松江は怪談作者「小泉八雲」の地であり、旧住居や記念館も近くにある

八雲記念館 付近から眺める「堀川めぐり」も乙なもの

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雨に振り回される週末

2025年06月16日 | Weblog
毎週末に天気が崩れる
そろそろ自然の周期リズムも変るころだろう~ という都合の良い期待はハズレ
この週末も雨に、それも雨量多めで自分の予定も番狂わせに




地域のしがらみで車を車庫から出せない週末
長野県内でも東の地で開かれる、プラモ展示会へ鉄路で移動を計画し早起き

準備を整え、一応天気予報と交通機関のチェックを
前日の予報よりは傘マークが増えたけど、昼前から晴れ間もありそう
ということで決行だね

鉄道の運行状況は~ エッ! 倒木の影響で1時間以上の遅れ!?
自分が乗る予定の、信州を南北に縦断する快速列車もかなりの遅れを表示
様子をみていると途中駅で運転打ち切り、運休表示になってしまった

JR東 関連線は雨の影響も少ないのに、JR東海 関連線は運休か大幅遅れで
帰りの鉄路も不安なので、結局キャンセルに
春先の松本で行われたプラモ展示会も大雨でキャンセルしたし
またしても雨に・・・



先週の前半に出かけた息子の新赴任地は晴れ
ここならあるだろうと産直を覗くと 一袋だけ残ってた ネマガリダケ



久しぶりにつくってみたけど。油げ入れ忘れてしまった


梅雨空に、夏そば の花と刈り取り間近の 麦 が濡れていた





同僚も「蕎麦の会合 があるので早退」というので
夏蕎麦の収穫?だと思ったら、早くも秋そばの会議だとか

今週末は夏至だよ! 今年も終盤になってしまう
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亀の誘惑

2025年06月08日 | Weblog
今回の旅行で、当初はまったく予定に入っていなかった地 「松江」に向かいます

出雲から1時間弱のドライブなんですが
ナビを使っても、目的地手前の細道をグルグルと(大汗 
 ~なんとか たどり着いたのは
松江城藩主だった松平家代々の墓所ともなっているお寺「月照寺」

松江といえば 小泉八雲 ということで、怪談等を調べていて偶然見つけた 石像 の画像
 コレを見てみたい! ということで今回の目的地になった 松江

 これが、その石像  大亀の寿蔵碑 (じゅぞうひ)

 六代 宗行(むねのぶ)公の墓所にありました


最初にネット上で この画像を見た時に浮かんだのは
 「亀を封印しているんだ!」
なんとなく 「大怪獣 ガメラ」を封印しているように思え(笑
映画にも使えそうな不思議な像だよ

 大亀と言われても比べるものがないと~ ということで
 
 「亀の頭を撫でると長生きできる」とパンフレットにも書かれていますが
 踏み台でもなければなかなか、手前の濃い色の石は踏み台ではなく賽銭入れです
 こうやって見ると 顔が少し傾いてるだけで命があるように



 ところで、帰宅後に月照寺のパンフレット見ていたら エッ?
 江戸時代の強豪力士 雷電 の碑があると(画像 左下の黄色丸囲い)


松江藩主となった、元は 信濃 松本城主の 松平 直政 といい
同じく信濃出身の 雷電 をかかえていたという7代 不昧公といい
昔から信濃と松江は案外 縁が深いのね
松江が急に身近になってしまった
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出雲 旅 ~つづき

2025年06月03日 | Weblog
参道を戻りはじめると、普段の運動不足を実感する
足というか、膝というか 痛くなってきた

「もっとゆっくりしていけ」 との神様の暗示?(笑

覚悟していた上りとなる帰りの参道、歩きはじめると思ったほど苦にならない
下りの参道画像は多数でているが、帰りの登り参道は画像が少ないので上げておきますが

なんとも不思議な曲線の登り坂、このおかげで痛みもどこかへ 

 参道を登りきれば一気に視界が広がる

目の前の交差点で、シースルーな姿のコミュニティーバス? に出会う

その存在を知らず、慌てて調べると ~

縁結びビークルという愛称で
今年のGWが終わった 5月9日から運行を開始
 12月1日までの 金・土・日・月 のみ運行とある

「稲佐の浜」と「大社周辺」を結んでるバスで
定員6名とあり、出雲観光タクシーさんが運行しているという
 

表参道の散策を始めたが、飲食関係のお店は
午前11時から開店の店が多く、ぜんざい出雲そば も食べられないや

昼前には次の観光地を目指すつもりだったので、時間ばかりが気になる

でも、せっかくここまで来たのだからと予定を後ろ伸ばしにし
飲食店の開店時間まで、みやげ屋さんあたりを冷やかす

ゆるい下り坂の神門通り、すぐに見えたのは堂々たる存在感の老舗旅館 「竹野屋」さん

この日も駐車場は満車状態で、高級旅館とはいえ人気のよう
ここは知る人ぞ知る、ある女性ミュージシャンのご実家
私も大ファンで 事前に知っていたけど 敢えて家族にはナイショにしていた
現場でサプライズ的に教えたけど、なかなか信用してもらえず(笑

旅館内の土産品 売り場の奥には、ひっそりと
御夫婦でミュージシャンゆえの関連品が置かれているという


この時間では表参道とはいえ、開店しているところは少なく
事前に調べておくのはマストで
ちなみに宿泊先だった、出雲駅周辺の飲食店は日曜休みばかりでした


当初の予定では、出雲大社へは電車を使いお参りするつもりだった
その時は、この駅舎をくぐる事になったろう「一畑電車 出雲大社前駅」


散策しながら通りかかったけど
実際の駅とは知らず、一畑電鉄の博物館か展示場だと思って見学した


旧型電車もあるし、置いてある時刻表等は昔の記念印刷物かと(汗


 ~時間つぶしって難しいね
仕方ないので早めに開店している店を探し、「出雲そば」だけでも食べることに
人気店は早いこの時間から行列ができていたけど、時間がもったいない
信州人は地元(長野)の蕎麦が一番美味い! と思っているので拘らない(爆

出雲そば も元々は江戸時代に信州から連れてきた蕎麦職人に由来と聞く
福島県会津地方の 高遠そば も信州高遠の由来だから、みな 蕎麦兄弟 だわ(笑


小腹を満たし、神門通りへ戻ると時計は11時を回っており
飲食店も開店し始め、確実に通りの観光客は増えている

店の場所もわからないので、あきらめようとしていたスイーツ店が 目の前で開いた!

「878(ハチナナハチ)」という変った名前のお店
インスタで見かけた だけだったから キッチンカー だと思っていた

開店したてのお店で 熱望していたコイツを

 たいやきパフェ です
信州でも 鯛タコ焼き や ちくわたい焼き はあるけど、アイスとのコラボは初めて

食べ慣れた たい焼き よりも生地がカステラっぽいのに シッカリしており
アイスを詰める口の周辺は生地が厚め、口は大きく開いおり
かたちからすると、鯛というより のどくろ か 鯉 だね

アイスの下には餡子がシッポの先まで入っているんだ スゴイ!
糖分バッチシ補給で 美味しかった! また食べたい一品


 さ~ て、一応予定していた場所と食べ物は全て巡れた



大社参道前の交差点まで戻ってくると、周りは観光地らしい風景に
平日だからと思っていた、朝の観光客まばらが嘘のよう
どの飲食店も激混み状態だし、大社前の宝くじ売り場も人が絶えない

次の観光地へ向うために駐車場に戻ると 、あの広かった駐車場も満車状態になっていた
気温も急上昇で、エアコン効かせられるレンタカーのありがたいこと
 日焼け止めも塗ってきて大正解な天気に 神様ありがとう!
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出雲からはじめる

2025年05月31日 | Weblog
前日の到着後に、偵察のつもりででかけてみる予定だったが
乗便の遅れと、連絡バスの大幅遅延
さらに交通手段の一畑電鉄は、1時間に一本程度のローカル線と知り諦めてしまった


翌朝は営業所の開店と同時に予約してあったレンタカーを受け取り、出雲から旅のはじまりです
先ずは前日に行けなかった海岸方面をめざす

今回の山陰旅行を決めた一因に
お隣ブログに昨年末に上がっていた山陰遠征の記事
山陰といえば、ゲゲゲの鬼太郎 くらいしか浮かばなかった自分は
その画像に刺激され、 旅の最初の場所に選んでしまった

到着したのは 稲佐の浜 にある弁天島の岩


全国から神様が集まる旧暦の10月(神無月、出雲では神在月)には
神様達は、この弁天島から入り 出雲大社(いずもおおやしろ)へ向かうという

家族が事前に調べ、この弁天島周辺で砂を拾い大社へ届けるのだそう
 一人旅なら絶対にパスしただろう事案だ

画像では小さく見える岩だが、近くにいくと見上げる大きさ
岩の手前にバス停のように立つお賽銭入れがなんとも
この後、各所でお賽銭を入れることになる最初の場所でもあった(笑



天気も良く、平日の朝は混雑もなく浜からの眺めは気持ちいい

本来なら徒歩で1kmほど離れた大社へむかうのだろうが
田舎者なので車を使わせてもらい、時間的にガラガラ状態の駐車場へ

駐車場の端にあったのは、君が代にも歌われる「さざれ石」

これが見たかったので、一番近い この駐車場を選んだ

少し大回りして、定番の下り参道へ

 帰り道は登りになることを忘れぬよう(汗

小さなうさぎ像 や 大国主幸魂奇魂像 を眺め
手水で清めたあとは、銅鳥居の前で一礼し拝殿へ

快晴の空は、神様が歓迎してくれている証しかも

拝殿の大きなしめ縄は 長さ 6.5m 重さ 1tだという
ここで賽銭をいれ願かけしたけど、なんと御本殿はここではなかった

拝殿の裏?にあるのが お守り所と八色門

この奥にある、屋根が特徴的な御本殿には一般人は入れないので
八色門でも皆さん賽銭をいれ願うことに

朝のお参りを済ませただろう 出社したての巫女さんの姿に
大社に来た事を実感した雑念だらけの自分(笑

忘れそうになったが
稲佐の浜 から持ってきた砂は、本殿裏のお社で自宅に持ち帰る砂と交換するのだそう
そこでも賽銭を入れることになり、何度も願い事してると気持も薄らぎそうだった

そして、忘れてならないのは
大社本殿から少し脇の離れた所にある 神楽殿への参拝

 ここの しめ縄 は 長さ 13.6m 重さ 5.2t ホントに?
もちろん、ここでも賽銭を入れ願かけすることになったが
この大縄を拝むと、賽銭も惜しくなくなり 願も叶いそうな気分になるのは不思議

出雲大社本殿だけ参拝 満足し、これを見ないで帰る方もいるのだと聞く

実際、「大きなしめ縄 は何処に?」 とお二人の方から途中で聞かれると
そんな噂もまんざら誇張ではないと思ってしまう  

                        ~つづく
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