股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

恋は雨上がりのように

2018年06月14日 00時18分49秒 | 映画評論カ行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年5月25日
監督:永井聡  
出演:小松菜奈,大泉洋,清野菜名,磯村勇斗,葉山奨之,山本舞香,濱田マリ,吉田羊
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陸上競技に打ち込んできたが、アキレス腱のけがで夢をあきらめざるを得なくなった高校2年生の橘あきら。放心状態でファミレスに入った彼女は、店長の近藤正己から優しい言葉を掛けてもらったことがきっかけで、この店でアルバイトを始めることにする。バツイチ子持ちである上に28歳も年上だと知りながらも、彼女は近藤に心惹かれていく。日増しに大きくなる思いを抑え切れなくなったあきらは、ついに近藤に自分の気持ちを伝えるが……。
眉月じゅんのベストセラーコミックを原作にしたラブストーリー。ファミレスの店長の男と、彼に心を奪われた女子高校生が織り成す恋模様をつづる。メガホンを取るのは『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』などの永井聡。『渇き。』『溺れるナイフ』などの小松菜奈、『探偵はBARにいる』シリーズや『アイアムアヒーロー』などの大泉洋が主演を務める。28歳という年齢の差がありながらも心を通わせていく主人公たちの姿を繊細に描く。


17歳の女子高校生と45歳のバツイチ男性の恋模様を描いた本作。評判が高かったので観に行ってきました。甘酸っぱい青春恋愛映画とは違って、28歳差の恋という新鮮な内容で楽しめました。45歳のファミレス店長に恋をした橘あきらは怪我で陸上競技を諦めてしまっていた。一方の近藤正巳も小説を書いているが、なかなか芽が出ない。若い頃は何かに打ち込んで、その目標に向かって努力していた経験は誰もがあるだろう。
しかし人生は思い通りにいかない。逃げたいと思う気持ち、諦めようと思う気持ちは誰にだって出てくる。でも夢を追いかけることはどんな困難にぶつかっても、何歳になっても何度だって出来るのだと、この映画の主人公たちは教えてくれます。未練ではなく、執着が大事なのだと。近藤正巳店長が、あきらを陸上に戻そうと優しく促すところは、紳士的な態度で素敵でした♪そして、この映画のポイントでもある“雨”が上手い具合にストーリーに入り込んでいて、素敵なシーンに仕上げてくれています。遠回りはしたけど再び走り出した2人の青春。2人のその後が気になるラストではありましたが、梅雨の季節を吹っ飛ばすような爽やかな青春恋愛映画でした♪小松菜奈可愛い!大泉洋面白い!

この作品の評価・・・・★★★★★★★★☆☆(満点は★10)

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