日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

今年の夏は短いような毎日です

2009年08月09日 | Weblog
  残暑お見舞い申し上げます。
 休日の散歩の途中でおじいさんが、子どもにセミのとり方を伝授している光景を見かけました。子どもたちにとっては、一年中で、夏休みは色々な虫や花に出会える季節ではないでしょうか。夏休みの宿題の定番といえば「昆虫採集」「押し花」などが昔はあったのではないと思います。そんな、自然と共生している姿をつくるのも夏ならではないかと思いました。
 水の冷たさ、虫の生き様、花の成長等など…夏のながい休みの間にどれだけ自然を見つめたかということがきっと大きくなってなって「生命」とのかかわりをより深く気づかせる1ヶ月となったのではないかと思います。
 それにしても、今の子どもたちは野外でどんなことをしているのでしょうか…と。

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┃今┃週┃の┃気┃に┃な┃る┃事┃…┃
 さて、今週の一番は「裁判員裁判」というところでしょうか。「裁判員の抽選」から「判決」までまるでドキュメンタリー映画をみたいるようにつぶさにマスコミが追いかけては取材をしていました。「義務」としての「裁判員制度」でしたが、一方反対する弁護士などを無視したかのような形での強行突破でした。
 実際、裁判所に入ってしまえば…静かなものです…と言わんばかりの裁判であったように思います。「弁護士もも図をつくなど工夫していた」などしてよりわかり易く説明し裁判員の言葉を引き出させようとやっきにやっていたようにも思えました。素人が犯罪者に遭遇することなどめったにないのです。それを「裁く」となると皆目見当もつかず、時間の流れのなかに身を任すことぐらいだと思っていましたが、どうにか質問もしたようですし、その質問がどれだけのものだったかは、わかりませんが「判決」が出て終了しました。

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「裁判員裁判」をみていて思い出した光景がありました。最近みた歌舞伎座夏公演の「お国五平」という舞台でした。
 この原作は谷崎潤一郎の「お国五平」をもとにした歌舞伎だという。
 あらすじは、那須野ケ原でのできごと。広島の武家で後家のお国とその従者の五平は旅の途中で、お国の敵討ち友之丞に出会う。虚無僧になった友之丞はそこで、なぜお国の亭主の伊織を闇み撃ちしたのか理由をいって命乞いをする。その理由には友之丞は先にお国と許婚として結ばれた仲だった。それが、友之丞の町での評判があまりの悪いのでお国は、殺された亭主の伊織と結婚してしまった。それを、怒りに思って闇討ちしたのだった。友之丞はそれらの理由をいって、よりを戻して一緒に住もうという。
そして、もう、国にはかえらず一緒に死ぬまで暮そうとせまる。
 一方、従者の五平はお国のと一緒に敵討ちをして国の広島に帰らなければいけないと思っている。そして、五平もお国と旅を続けるうちにお国を好きになって旅籠にとまっているとき不義をはたらいてしまった。そんな五平は、敵討ちをして立派に役目を果たした男として、国でめでたくお国と一緒になる恋慕があった。
 しかし、友之丞はそのことをことごとく、暴露してついには、五平に切られて果てる…。
 それぞれ、友之丞、お国、五平の思惑が交錯する物語である。だれが、闇討ちの引き金になったのか、どうして友之丞は逃げなければならなかったのか…あきらかになっていくなかで人間のエゴがぶつかり合う…。

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 世間は結果ばかりが気にある。その結果が大儀名文があれば「結果よし」として忘れられていく。こんな昔からの物語でさえ、こうなことだから、早急に判決をしてしまっていいものなのか…という疑問が残った「裁判員制度」だと思う。
 もっと人間が犯罪を犯す原因が以外と善人顔の人ではなかったのか…

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┃今┃週┃の┃現┃場┃は┃…┃
世間様はみんな「お盆」を迎えいるころだとうろ思う。そろそろ、高速道路代が無料のところは大渋滞がはじまりそうだ…。
さて、私のところは今年に限ってそれどころではない…というのが現実で本当にのんびり出来そうな日は来月にならなければ来ないようだ。それほどに忙しいのか?
 誰がこんなに忙しくしたのか、きっと国民の休みなど、どうでもいいといった無計画な政治のせいなのだろうと思う。それにあわてふためいているのが国民である。
 まいってしまう…。きっと明日は午前様の帰りであろう。

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 たまたま、読んでくださった方、ありがとうございました。



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