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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ★★★★★

2016年04月30日 | アクション映画ーサ行
マーベルコミックスの人気キャラクターを実写映画化した『キャプテン・アメリカ』のシリーズ第3弾。アベンジャーズのメンバー同士でもあるキャプテン・アメリカとアイアンマンの対立を、あるテロ事件と絡めて活写していく。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』に引き続き、監督はアンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ。キャストにはロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソンら、一連のシリーズでおなじみの面々が結集する。ハイパワーを繰り出して激突する2大ヒーローの姿に圧倒される。

<感想>アベンジャーズ分裂の危機を描いている本作。世界を救う一方で莫大な人的&物的損害を引き起こすことから、世論の反発が起こり、ヒーローたちは国連の管理下に置かれることになる。アベンジャーズ内ではこれに賛成、反対する立場の違いから対立が生じたのだ。
ヒーロー同士の内戦ということで、正義VS正義という戦いが描かれるわけで、これまでのアメコミ映画を振り返っても、アメコミのヒーローは正義への疑念から、シリーズのあるタイミングで善悪が分裂して、自分自身と戦う場面が多いように見えるんですね。
アメコミのヒーローっていうのは、権威の後ろ盾がない、あくまでも自発的な正義なんです。自分に関係のないところまでいって正義を押し付けるというのは、今日のアメリカ的な覇権主義の問題にも繋がっていると感じます。

ヒーローとヒーローの対決自体は、マーベルに限らずアメコミの世界では割りと起きているというのだ。だが、だいたいは敵の罠にはめられてというような何らかの理由があって、その理由が解決すれば仲直りができるというのがこれまでのパターンだった。
ですが、今回はキャプテン・アメリカもアイアンマンもそれぞれの理屈が通っていて、どちらが正しいかは観ている観客が判断するしかない。

そして、禁断の戦いが幕を開けるのだが、戦う自由を貫くチームキャプテン・アメリカには、かつてのステーブの親友のウィンター・ソルジャー、ファルコン、ホークアイ、スカーレット・ウィッチ、アントマンの6人。小さなアントマンが、アイアンマンの体の中へ入り機械を壊すし、大きな巨人アントマンになったのはいいけれど、動きが鈍くてスパイダーマンに蜘蛛の糸でやられるとはね。

それに立ち向う戦う責任う全うするアイアンマンチームには、トニーの古くからの友人であるウォーマシン、ブラック・ウィドウ、ヴィジョン、ブラックパンサー、スパイダーマンの6人。トニーが仲間と戦うのに傷つけないで捕獲するようにと、スパイダーマンの蜘蛛の糸に目を付ける。トム・ホランドが演じる若いスパイダーマンの活躍も、蜘蛛の糸を操り見事でした。

正義同士の対決の中で、「正義そのものが危険なのだ」正義の中で葛藤が生まれるというシチュエーションが印象に残っています。
そこへ、ナイジェリアでの任務でビルが崩壊。よかれと思って攻撃したスカーレット・ウィッチの炎の爆弾が、市民を危険にさらしたことでアベンジャーズは非難をあびることになる。許可なしでの出動は禁じられ、彼らは国連の管理下に置かれることに。
だが、ウィーンでテロ事件が発生し、ウィンター・ソルジャーことバッキーが容疑者として指名手配される。国連の指令を受け、アイアンマンらはバッキーの捜索を開始する。一方、スティーブは、親友の無実を信じバッキーを窮地から救いだそうと、ファルコンと一緒に出動するキャップ。そこに、ブラックパンサーが現れる。

国連からのミッションを成功させたいトニーたちと、信じた仲間を守り抜こうとするスティーブ。両者のゴールが正反対の位置にある以上、もはや戦いは避けられない。かつては団結して世界の平和を守ってきたヒーローたちを二分する、壮絶な戦いが始まる。
これは本当に観てて辛かった。どちっちもどっちで、応援のしようがない。この戦いはスクリーンで観てもらうとして、両方のヒーローたちの腕試しとでもいうか、決着がつかない。そして、トニーの親友である“ローディ”が大怪我を負ってしまう。
アイアンマンのチームにいるブラックパンサーは、父親がテロリストに殺され、その犯人がバッキーだというのだが、その復讐のためにトニーたちに合流する。

だが、バッキーが悪の秘密結社のヒドラに洗脳され、暗殺者として死から甦りキャプテン・アメリカが「~ウィンター・ソルジャー」のラストで溺れそうになったキャップを救った後に、姿を消す。ところが、ウィーンでテロ事件でバッキーが犯人とされ、指名手配される。
ウィンター・ソルジャーを捕えるための軍事作戦を指揮する特殊部隊の副司令官として、テレビドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」シリーズSHERLOCK シャーロック忌まわしき花嫁のマーティン・フリーマンが扮している。
それに、元ソコヴィアの暗殺部隊の一員であるヘルムート・ジモにダニエル・ビリュールが扮していて、今回の正義のヒーローの対決を計画した悪いやつ。だが、祖国の戦いで家族を失い、アベンジャーズへの復讐を決意したのだが、とても自分一人では適わないヒーローたち。それで、身分を偽ってウィンター・ソルジャーに接近して、元ナチスの医者を殺してヒドラの呪文を手に入れ、バッキーの耳元で呪文を唱えて、ウィンター・ソルジャーを暗殺者とさせ、ウィーンのテロの首謀者にさせた。

ブラック・ウィドウが友人たちの戦いを観て、何かあると感じ本当のことを知り、キャプとバッキーを逃がしてやる。それに起こったアイアンマンが追い掛けるも、後で自分の両親を殺したのがバッキーだったと分かり、バッキーをこてんぱんにしてしまう。
しかし、真実を知るとアイアンマンも納得して、元のアベンジャーズのメンバーに戻るというわけ。壮大なバトルシーンも見られますが、喧嘩しないで正義の味方であるアベンジャーズのみなんさんが仲良くチームを組んでいる方がいいですよね。

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