パピとママ映画のblog

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傷物語I 鉄血篇★★★

2016年01月20日 | アクション映画ーカ行

西尾維新の人気ライトノベル「傷物語」をアニメーション映画化する3部作の第1部。原作は、吸血鬼もどきの高校生・阿良々木暦と彼を取り巻く少女たちの周囲で起こる怪異現象を描く「〈物語〉シリーズ」の一作で、2009年にテレビアニメ化された「化物語」の前日譚。阿良々木暦がどのようにして吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと出会い、その眷属(けんぞく)になったかが描かれる。
あらすじ:高校2年生の阿良々木暦は、終業式の日の午後、同じ学校に通う三つ編み眼鏡の優等生・羽川翼から、「この町に吸血鬼がいる」という噂を聞かされる。その夜、町に出た暦は、地下鉄のホームで傷を負って倒れ、助けを求める少女に出会う。総監督およびアニメーション制作は、これまで同シリーズのアニメ化を手がけてきた新房昭之とシャフト。

<感想>シネコンへ行ったら、「傷物語I 鉄血篇」の席が満席となっていて、ホールも満員御礼、劇場の入り口にも長蛇の列が並んでいて、そんなにこの映画は人気があるのかと、TVアニメも観ていないので、どんなものかと今週になって観に行った。

吸血鬼というとコウモリの大群が味方に付くが、ここでは黒いカラスがたくさん木に止まって、ビルの屋上にもカラスの大群がいる。序盤から、太陽の陽射しで男の体が燃えて苦しむ光景が映し出される。そんな火ダルマの男がビルの地下へと、まだ中身までは燃え尽きていなかった男。

そして、始まる主人公の高校生阿良々木が、何故に吸血鬼となったのかが描かれるのだが、同級生の翼ちゃんがやけにおっぱいがでかく、色っぽいのだ。こんなにデカイおっぱいの高校生っているのか?・・・まぁ、マンガだからね。作者の好みなのだろう。翼が「金髪の綺麗な女で、背筋が凍るくらいの目をしている、吸血鬼とやらに会ってみたい」なんて気安く言うのよ。

だから、阿良々木が地下鉄のホームで見つけた吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードという、やけに長い名前の女の胸も翼に劣らずデカいのだ。確かに金髪で美人だった。

そして、両手、両足が切断された吸血鬼の名前が長いのでキスショットと呼ぼう。彼女が言うには、阿良々木の血をくれというのだ。有無を言わさずに首に噛みつくキスショット。彼女は伝説の吸血鬼「怪異の王」だったのだ。臆病な阿良々木くんは、「嫌だ、死にたくない。助けて」と暴れるも、抱きつかれて生き血を吸いつかれてしまう。

それから、血を吸い込まれて阿良々木は新人の吸血鬼となる。それにデカイおっぱいの美少女だったキスショットは、みるからに幼く可愛らしい少女となってしまう。それでも力はあるのだろうか、心配だ。

それに、阿良々木に、「人間に戻ることができるのか」とと聞かれるも、「元どうり人間になるよ」なんて気安く言うキスショット。



だが、彼女が襲われた吸血鬼の3人の男たちは、強いのなんの、一人づつ倒して行くのなら勝てるというキスショットだが、まだ吸血鬼成りたてほやほやの阿良々木には、これからどうなるのか見当もつかない。彼にも力はあるのか?・・・。

それが、彼女を襲った吸血鬼の男が一人襲ってくるではないか。阿良々木新米吸血鬼は、どうすることも出来なくてただおろおろするのみ。そして、地下鉄の階段を上がり、朝日が昇っている上へとフラフラと行くも、体が燃えはじめて下水道へと入る。そこで吸血鬼退治専門のおっさんと出会うのだ。そこで、その3人の吸血鬼の強さ恐ろしさをその退治専門の「ゲンジ」からノウハウを聞き出す。

阿良々木にとっては救世主のような存在であり、自分一人ではその3人に殺されてしまう。だが、そのゲンジが言うには、「助けるから200万円をくれ」というのだ。何だ金取るのかよ。高校生の彼には、大金であり200万円なんて用意できない。「ある時払いでいいよ」なんて優しいこと言ってくれるゲンジ。
しかしだ、直江津市と出ていたが、人っ子一人いない駅、ホーム、街角、出てくるのが翼ちゃんと、お助けマンの「ゲンジ」と幼い吸血鬼キスショットだけ。でも、幼くてもきっと力があるのだ。これは短い映画で、予告編は、音声のみで、今年の夏に公開されるという「傷物語II 熱血篇」、それに最終章の「傷物語III 冷血篇」は来年に公開されるのかは、定かじゃない。日本のアニメは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズが最高であり、他のもジブリの作品が良かったくらい。やはり、観たからには、最後まで観たいのが本音であり、必ず観ようと思います。

邦画のアニメで良かった作品
庵野秀明監督「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」(07)「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(07)「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(2012)
ジブリ、宮崎駿監督「」
細田守監督の「バケモノの子」(2015)「おおかみこどもの雨と雪」(2012)「サマーウォーズ」(2009)「時をかける少女」(2006)

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