玉の輿に現をぬかす中学教師が、お金持ちの代理教師が赴任してきたことをきっかけに、彼をあの手この手で落とそうとするラブ・コメディ。「メリーに首ったけ」や「ベガスの恋に勝つルール」などでラブコメに定評のあるキャメロン・ディアスが、欲望に忠実に、なりふりかまわず突っ走る崖っぷち女子を痛烈かつキュートに演じる。
ターゲットとなるお金持ちの教師を演じるのは、グラミー賞・エミー賞を受賞したミュージシャンである一方、近年では「ソーシャル・ネットワーク」「TIME/タイム」に出演するなど俳優業にも進出するジャスティン・ティンバーレイク。監督は青春コメディ「オレンジカウンティ」(劇場未公開)のジェイク・カスダン。

あらすじ:お金も夢もない中学教師のエリザベス(キャメロン・ディアス)は、仕事ではなく、ただ玉の輿こそ女の幸せとばかりにお金持ちの結婚相手を探すことにのみ熱意を傾ける日々を送っている。
ある日、彼女の勤める中学に代理教師のスコット(ジャスティン・ティンバーレイク)が赴任してくる。スコットがお金持ちだと知ったエリザベスは、スコットを振り向かせるために豊胸手術を画策。ありとあらゆる手段を使い、手術費用を荒稼ぎする。スコットを振り向かせるために時には突拍子もないアプローチをして猪突猛進に突っ走るエリザベスだが……。(作品資料より)
<感想>生徒への愛情も教育への執着もない、彼女の頭にあるのはただ一つ。玉の輿に乗ることだけだった。キャメロンの演じたような“バッド・ティーチャーは本当に存在するの?・・・アメリカは飛び級制度があり、出来る子はどんどん新級して12歳で大学に入ったりすることもあるのだ。
その一方で、公立のハイスクールをドロップアウトする生徒も多く、高校を卒業出来ないという結果が出ている。生徒の成績の良い学校には、政府からの支援金を送り、悪い学校には支援金を渡さないなどの、アメとムチ政策をとっているのだ。
そのため、支援金を絶たれることを恐れるがゆえに、教師がテストの成績を改ざんして、落第点を取った生徒に偽の点数を与え、落第すべき生徒も卒業させてあげることも少なくないと言うのだ。

アメリカの公立高校の生徒の成績が悪い最大の原因は、やる気のない教師が多すぎるから。この作品の中での“バット・ティーチャー”でキャメロンが演じているような、やる気のない教師が本当にたくさん存在するんですから、映画になっても仕方ないですよね。でも、毎日映画のビデオを見せる授業、よく学校の校長やPTAから文句言われないのが不思議。
冒頭で金持ちと結婚するので学校をやめるというシーンから始まります。スタイルいい、羨ましいよ。乗っている車は真っ赤なベンツ、家に帰ると夫の母親が現れ金使いが荒い嫁はいらないと追い出される始末。それでまたもや、元の中学校へ逆戻りだ。
アメリカでは公立学校の教員組合の力があまりにも強いために、教員組合が民主党に巨額の寄付をし、そのお返しとして終身雇用、解雇不能、医療費は政府負担、巨額の年金など、他の職種では絶対に有り得ない驚くべき恩恵を得ているそうです。これには日本の教師の方達はどうなっているのか、知りたくなりました。
キャメロン先生モテまくりですから、体育教師に言い寄られるも、やっぱり若い男で金持ちの代理教師のスコットの方がいい。かなり強引にアタックします。
美容整形手術の費用を工面するため、生徒の親へ個人授業料を請求したり、学校の課外である洗車デーの学校の収益を着服したりして豊胸手術代の足しにするのだ。車の洗車を生徒たちとするのだけれど、キャメロンのナイスバディが眩しくて、いつも彼女は身体を鍛えているのだと感心しましたね。

確かに、キャメロン先生もお金が欲しくて、色気を振りまいて教育委員会の男を騙して、部屋に入り共通テストの答案用紙をコピーして盗みます。それで生徒に答案を丸暗記させて試験を突破。そして賞金をゲットするのも何だかなぁ~。
そのお金も胸をボインにする美容整形手術費用に使うというのだからね。呆れかえります。最後は、学校の中で彼女に敵対視している女先生が、悪事をばらしてしまうのですが、そこは教育委員の男のあられもない裸のシャメを撮り、本人に送りつけて口封じというわけ。
でも、やっぱりそんなことしても後味悪いよね。自分にとって本当に大切なものに気づかされるエリザベス。だから彼女はそのお金を返して美容整形手術もせず、学校に戻り生活指導の先生にカムバックする。
この映画の中でキャメロンとメガネっ子のジェスティンが恋人同士になりベッドインするのだが、実生活でも約4年間交際していたお二人さん。恋人同士を演じる二人の息があった奇妙なベッドシーン(洋服着たままで)は必見ですから!
それにもう一つ爆笑のセルフパロディーになっているのが、ジャスティンの歌を歌うシーンだ。プロである彼が何と、下手に歌おうと努力している姿は、本当に笑えた。
2012年劇場公開作品・・・66
映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
ターゲットとなるお金持ちの教師を演じるのは、グラミー賞・エミー賞を受賞したミュージシャンである一方、近年では「ソーシャル・ネットワーク」「TIME/タイム」に出演するなど俳優業にも進出するジャスティン・ティンバーレイク。監督は青春コメディ「オレンジカウンティ」(劇場未公開)のジェイク・カスダン。

あらすじ:お金も夢もない中学教師のエリザベス(キャメロン・ディアス)は、仕事ではなく、ただ玉の輿こそ女の幸せとばかりにお金持ちの結婚相手を探すことにのみ熱意を傾ける日々を送っている。
ある日、彼女の勤める中学に代理教師のスコット(ジャスティン・ティンバーレイク)が赴任してくる。スコットがお金持ちだと知ったエリザベスは、スコットを振り向かせるために豊胸手術を画策。ありとあらゆる手段を使い、手術費用を荒稼ぎする。スコットを振り向かせるために時には突拍子もないアプローチをして猪突猛進に突っ走るエリザベスだが……。(作品資料より)
<感想>生徒への愛情も教育への執着もない、彼女の頭にあるのはただ一つ。玉の輿に乗ることだけだった。キャメロンの演じたような“バッド・ティーチャーは本当に存在するの?・・・アメリカは飛び級制度があり、出来る子はどんどん新級して12歳で大学に入ったりすることもあるのだ。
その一方で、公立のハイスクールをドロップアウトする生徒も多く、高校を卒業出来ないという結果が出ている。生徒の成績の良い学校には、政府からの支援金を送り、悪い学校には支援金を渡さないなどの、アメとムチ政策をとっているのだ。
そのため、支援金を絶たれることを恐れるがゆえに、教師がテストの成績を改ざんして、落第点を取った生徒に偽の点数を与え、落第すべき生徒も卒業させてあげることも少なくないと言うのだ。

アメリカの公立高校の生徒の成績が悪い最大の原因は、やる気のない教師が多すぎるから。この作品の中での“バット・ティーチャー”でキャメロンが演じているような、やる気のない教師が本当にたくさん存在するんですから、映画になっても仕方ないですよね。でも、毎日映画のビデオを見せる授業、よく学校の校長やPTAから文句言われないのが不思議。
冒頭で金持ちと結婚するので学校をやめるというシーンから始まります。スタイルいい、羨ましいよ。乗っている車は真っ赤なベンツ、家に帰ると夫の母親が現れ金使いが荒い嫁はいらないと追い出される始末。それでまたもや、元の中学校へ逆戻りだ。
アメリカでは公立学校の教員組合の力があまりにも強いために、教員組合が民主党に巨額の寄付をし、そのお返しとして終身雇用、解雇不能、医療費は政府負担、巨額の年金など、他の職種では絶対に有り得ない驚くべき恩恵を得ているそうです。これには日本の教師の方達はどうなっているのか、知りたくなりました。
キャメロン先生モテまくりですから、体育教師に言い寄られるも、やっぱり若い男で金持ちの代理教師のスコットの方がいい。かなり強引にアタックします。
美容整形手術の費用を工面するため、生徒の親へ個人授業料を請求したり、学校の課外である洗車デーの学校の収益を着服したりして豊胸手術代の足しにするのだ。車の洗車を生徒たちとするのだけれど、キャメロンのナイスバディが眩しくて、いつも彼女は身体を鍛えているのだと感心しましたね。

確かに、キャメロン先生もお金が欲しくて、色気を振りまいて教育委員会の男を騙して、部屋に入り共通テストの答案用紙をコピーして盗みます。それで生徒に答案を丸暗記させて試験を突破。そして賞金をゲットするのも何だかなぁ~。
そのお金も胸をボインにする美容整形手術費用に使うというのだからね。呆れかえります。最後は、学校の中で彼女に敵対視している女先生が、悪事をばらしてしまうのですが、そこは教育委員の男のあられもない裸のシャメを撮り、本人に送りつけて口封じというわけ。
でも、やっぱりそんなことしても後味悪いよね。自分にとって本当に大切なものに気づかされるエリザベス。だから彼女はそのお金を返して美容整形手術もせず、学校に戻り生活指導の先生にカムバックする。
この映画の中でキャメロンとメガネっ子のジェスティンが恋人同士になりベッドインするのだが、実生活でも約4年間交際していたお二人さん。恋人同士を演じる二人の息があった奇妙なベッドシーン(洋服着たままで)は必見ですから!
それにもう一つ爆笑のセルフパロディーになっているのが、ジャスティンの歌を歌うシーンだ。プロである彼が何と、下手に歌おうと努力している姿は、本当に笑えた。
2012年劇場公開作品・・・66
