パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞のレビューを中心に、DVD、WOWOWの映画の感想などネタバレ有りで記録しています。

ハドソン・ホーク ★★★★

2016年08月05日 | DVD作品ーな行、は行
脚本も手がけたブルース・ウィリス主演のエンターテイメント・アクション。ダ・ビンチの秘宝をめぐり、大怪盗ハドソン・ホークが世界を駆け巡る。彼は数々のヒットナンバーの時間を覚えていて、その歌をうたいながら仕事をすることで、正確な時間の経過を知るという特技をもっている。歌って踊れる役者になりたかったというブルース・ウィルスの願望を丸ごと詰めこんだ作品であり、好みが分かれるところだが、ラズベリィー賞受賞という評価もあった。
個人的には、この映画の濃い部分をざくざく切り取ったのが『ダイハード』という印象がある。彼の嗜好だけでなく、その魅力もたっぷり詰まったブルース・ウィリスが、世紀の怪盗を演じた痛快アクション・アドベンチャー!
あらすじ:15世紀後半、ダ・ビンチは純金をうみ出すマシーンを発明してしまう。時代は現代、世紀の大怪盗ハドソン・ホーク(ブルース・ウィリス)こと、エディ・ホーキンスが出所した。親友のトミー(ダニー・アイエロ)の店でくつろぐホークの前にニュージャージーのマフィア、マリオ・ブラザース(フランク・スタローン)(カーマイン・ゾーラ)が現れた。

彼らに脅迫され渋々仕事を引き受けたホークはトミーと共に、オークション会場に侵入した。危うく捕まりそうになりながらも、<スフォルツア>を盗み出すことに成功し、マリオ・ブラザースに届けるが、翌朝の新聞には「オークション会場に侵入した2人組の泥棒、失敗に終わる」と報じられていた。
オークションが始まると、確かに昨夜盗んだはずの<スフォルツア>が出てきた。大金持ち風のジョージ&ダーウィンのメイフラワー夫妻(リチャード・E・グラント)(サンドラ・バーンハード)が、それをセリ落とそうとしていた。ホークが隣りに座った謎の美女アナ・バラグリ(アンディ・マクドウェル)に声をかけた瞬間、巨大な爆発音が起こり、落ちてきたペガサス像に激突、失神してしまう。目覚めた所は救急車。マリオ・ブラザースが乗っていた。なんとか逃げ出すが、運の悪いことにCIA捜査官ジョージ・キャプラン(ジェームズ・コバーン)とキャンディ・バーとハチあわせする。
逃げ出そうとしたが、結局捕まえられ、またもや失神した。次にホークが目覚めたのは、ローマ。そこでホークは、奇妙な夫婦メイフラワーが世界制覇を企んでいること、そのためにマリオやキャプランを使って自分を誘拐しようとしていたことを知る。彼らはある物を集めるために最高の怪盗を必要としていた。彼らはトミーを人質に、協力しなければ彼を殺すとホークに告げる。ホークは渋々承知する。

次の目標は、1世紀もの間バチカン博物館に眠るダ・ビンチ作のスケッチブック<コデックス>。ホークはそこでオークション会場で会ったアナに再会する。その夜、ホークは博物館に侵入。ホークは、アナと2人になるチャンスをつかむが<コデックス>を彼女に発見され、ホークは睡眠薬で眠らされてしまう。その隙にホークを見張っていたキャンディ・バーらは、アナや<コデックス>もろともホークを連れさるのだった。ホークが盗み出した<スフォルツア><コデックス>、そしてキャプランがパリのルーブル美術館から盗み出したヘリコプターの模型、これらは、すべてダ・ビンチの作品。メイフラワー夫妻の目的はこれらの中に隠されていたクリスタルだった。

<感想>WOWOWで鑑賞。やはりブルース・ウィリスのファンとしては劇場で見てなかったので、まだブルースの最盛期の頃の作品。この作品は、アドベンチャーに飛んでいて、明らかにB級狙いなんだけど、ブルース・ウィリスの飄々としたキャラクターが活きてい面白いと思います。
登場人物すべてが濃いキャラで、歌で時間を計りながらの~盗み!、都合のいい展開など、どれもこれもが楽しいし、アクションシーンもたっぷりで迫力満点!。 ブルースの相手役アンディとのコンビぶりも中々息が合って良かったです。10年間もの刑務所暮らし、大好きなカプチーノが飲みたかった。ただそれだけなのに、飲もうとすると邪魔が入る。これってお笑いのギャグネタですよ、本当に。 そうそう、私もカプチーノ大好きですから(笑)

リチャード・E・グラント演じる、悪の組織のボス、エキセントリックな悪役ダーウィン・メイフラワーを演じています。 ちょっと変態な写真とかも出てきちゃいますが、イギリスの俳優さんで二枚目なのに、こういうちょっと間抜けな悪役を演じて見なおしましたです。
それとメイフラワー夫妻の飼い犬バニーちゃんを殺しちゃうのは、絶対にダメですからね。信じられなかったのが、相棒のトミーが車ごと断崖から転落するも、生きてたんですからね、これもギャグにしてしまうんですから。テーマもいいし、キャストも最高、ハラハラ、
ドキドキしながらも安心して観ていられるので、ラストでもやっぱりと思いました。
メイフラワー夫人役のサンドラ・バーンハードって、スタイルいいし、可愛いですよね。悪役に徹して面白かったです。それにジェームス・コバーンが現役で頑張っちゃってるのも嬉しいですね。
今でこそダ・ビンチを主題にした映画がたくさんありますが、これもあのダ・ビンチが発明した純金を造るマシーンなんです。大掛かりなセットや、ロケ地もイタリアのローマ、バチカン市国とパリと観光気分で見るのもいいかも。
痛快ドタバタアクション大いに歓迎、たまにはこういうおバカの作品で笑わなくちゃね。
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