新しく仲間に加わった木6台と竹1台のパンフルートの吹き込みを行なっております。
左より桜・椿・松の木のパンフルート 竹のパンフルート。
新しくできたパンフルートは集中的に吹き込んで音を安定させ、成長させて行きます。
3オクターブ集まっている各々の管は独立して音を出す一人前の楽器です。
もののはずみで自分とは違う音程の見知らぬ隣人がくっ付いてきてとまどっているのです。
パンフルート工房前の畑で夏野菜の収穫がはじまりました。この時期は野菜だけでお腹がいっぱいになります。
当然外観も内径も質量も違う者どうしの集まりですから、隣人の音の質感も微妙にちがいます。
パンフルート製作者はそれを前提に一人ひとりの音を振動という物質でみんなに紹介しているのです。
ここで注意していることはできるだけ正確な音程の振動を出して伝えることです。
誕生直後のパンフルートというのは接着剤やニスが乾き続けており、力学的には引っぱりや圧縮が起こり楽器全体が
ひずんでいる最中なのです。
1週間もたたずせっかく合わせた音程はくるって来ます。
初対面で良い印象を与えられるようこまめに調律をしてあげます。
パンフルート製作・販売を行なっております。お問い合わせは080-5235-7664またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまで
調律道具販売・パンフルート修理・パンフルート教室なども行なっております。お申し込みください。