ぶらぶら人生

心の呟き

ムラサキシキブの花 (続)

2007-06-29 | 身辺雑記
 白い実をつけるムラサキシキブ(「白式部」と呼ばれるようだ)の花については、6月24日のブログに書いた。そのときには、まだ蕾状態だった、ごく普通のムラサキシキブが、五日遅れで花を開いた。(写真)
 咲いた花色は、紅紫であった。実が紫だから、花もその紫にこだわって咲くのであろうか。(「白式部」は白い花であった。)
 花はあまりにも微小である。この木の趣は、やはり秋につける紫の実にあるらしく、季語としても晩秋に属している。確かに、実はぼんやりと眺めていても目に留まるが、花の方は、その気で注目しない限り、見落としかねない花である。

 花壇を作るとき、植え替えをしたムラサキシキブは、二年ほど花も実もつけなかった。やっと新しい土地になじんだのだろうか、今年は花が咲いた。花は秋の実を約束する印しであろうと思うと、小さな花がいとおしい。
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2 コメント

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Unknown (peko)
2007-06-29 17:53:42
 昨日コメントを書いた後、タマスダレは花びらがもっとかたかったことを思い出し、今日の午後また花の本を取り出してみていました。近くの花を見に行き、茎に一つしか花が付いていないことから、ナツズイセンでもなしなどと候補を消去し、ついでに不思議な花あたりを見てみると、今日は黄色の筒状のものが3本でていました。これも気になり、メールしようとして名前を見つけられたことを知りました。そう言えばサフランにも似ていますよね。わたしが思いついたけど違っていたキツネノカミソリという花の群生を見たくなりました。
 我が家で大好きなピンクの花が盛りになりました。ハーブの一種ですが名を今から調べます。
 
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名前を正しく知って… (ふゆ)
2007-06-30 19:31:04
 花の名前を正しく知って、その上で仲良しになりたいのですが、野の花は種類も多く、なかなか大変ですね。
 また、名前の分かるいい花があったら、教えてくださいね。
 一度知ると、その植物が、しきりに目に飛び込んできます。「リョウブ」もそうです。あれは不思議ですね。名を知らぬだけで、同じ仲間はあちこちに存在しているということなのでしょう。
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