とりあえず2週間、ということになっているが、9月に入っても、外出禁止の日が続いている。
3階にコロナの罹患者が出て、階を跨ぐ移動も、11時半からの、自由参加のテレビ体操も中止。
自由を禁止される生活は、幼い日の、戦時下の生活を思い出させる。
たまには帰宅して、共同生活から解放され、時間にとらわれない日を過ごしたいと思う。が、その願いは、今のところ叶えられそうにない。
毎月、第2週の金曜日に開かれる<ローソンの日>も、中止されるらしい。施設にいて買い物できるのは、入居者にとっての楽しみとなっているのだが……。
たまには帰宅して、共同生活から解放され、時間にとらわれない日を過ごしたいと思う。が、その願いは、今のところ叶えられそうにない。
毎月、第2週の金曜日に開かれる<ローソンの日>も、中止されるらしい。施設にいて買い物できるのは、入居者にとっての楽しみとなっているのだが……。
自室前廊下で、5号室のTさんと眺めた、今夕の落日と夕焼けの空。
眩しさのない落日は、幼いころ、画才の乏しい私が、クレヨンで描いた絵のようだ。
午後、コロナに罹患していないか、綿棒を鼻孔に差し込んでの検査があった。
結果は異常なしであった。が、どうも、苦手な検査である。
しばらくの間、目がショボショボするし、鼻の奥に痛みが残る。
[追記}ひと月に一回、美容室で、髪をカットしてもらっている。
が、外出禁止の今は、それがかなわない。予定日から、20日が過ぎ、さすがに鬱陶しくなってきた。そこで、洗髪後、自分でカットを試みた。時々、合わせ鏡で、出来具合を確かめながら……。(自己評価は、70点くらい。)
父母の晩年には、散髪専用のハサミを求め、私がカットしていた。しかし、自分の髪を自分でカットするのは、今回が初めてのことである。