ぶらぶら人生

心の呟き

快晴の日の落日

2024-09-04 | 身辺雑記



    9月4日 完璧すぎる落日

     

       18時30分


      

                   18時33分

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『こころは今日も旅をする』

2024-09-04 | 身辺雑記



 <ラジオ深夜便>という放送があることは知っているが、それを聞いたことはない。
 眠剤を飲んでベッドに入るので、深夜になっても眠れず、ラジオでも聞こうか、と思ったことがない。
 ただ、施設の巡回図書に、毎月、その冊子があることを知って、気楽にページを繰るようになった。
 特別構えなくても、気楽に読めるエッセイが並んでいる。
 ごく最近、8月号と9月号を読んだ。


     



     

 

 五木寛之は、かつてから、ラジオ深夜便との関わりが深いらしい。上掲の雑誌でも、氏のエッセイを読んだ。
 その直後、『こころは 今日も 旅をする』の出版されたことを知り、早速、Amazon へ注文した。

     
      五木寛之 著

  『こころは 今日も 
旅をする』



      



 私より5か月早い生まれの五木さんとは同学年である。(最近のブログに書いた、作家・黒井千次さんも同学年。)
  91歳を過ぎて、今なお生きている身にとっては、同世代の人々が、老いてなおどんな作品を書いておられるか、また、その日々を、どのように生きておられるかについては、強い関心がある。


 しかし、この本は、老いに焦点を当てて書かれた本ではない。ただ、近年のエッセイであれば、老境にある身の、生活の現状や心境が、おのずとみえてくるに違いない。そうですよね、と頷けるところが必ずあるだろう、そんな思いで、読んだ。
 <国民学校>を卒業した、と書いてあるのを眼にし、私も同じく<国民学校>の卒業生であり、お互いに、戦時下という特殊な時代を生きてきたのだと納得する。

 いつも矍鑠としておられる作家だが、<髪の量が減った>と、この本には記されていた。さもありなん、と思う。90歳を過ぎてなお、髪がふさふさというのは、かえって不自然かもしれない。

 全く気張ったところのないエッセイ集を読み終え、さらに、末永い活躍を念じている。
 世界の、そして日本の、最高齢作家は誰なのかしら? と思案しつつ……。

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