ぶらぶら人生

心の呟き

遥かに銀杏の樹

2020-10-23 | 身辺雑記

 施設で4度目の秋を迎えている。

 昨日の雨は上がったが、まだ厚みのある雲が多い。暦の上では、二十四節気の「霜降」にあたるという。お月さまは、今日が半月のようだ。
 
 胸元のあたりに寒気がして(これは私の体質?)、散歩に出かける気にもなれず、折々立ち上がっては、窓外の風景を眺める。
 
 4年目にして、気づいたことがある。大きな銀杏の樹。(写真では、中央より少し左寄りに、黄ばんで見える)
 昨年暮れと今年の初めにかけて、三度お世話になった「筋整流法」の真正面に、見事な銀杏の大樹があった。
 それが遥か彼方の姿として、見ているのでは?
 方向オンチの私だが、どうもそうらしく思えて、久々に双眼鏡を出して、のぞいて見た。
 コロナ騒ぎ以来、「筋整流法」で、身体を解してもらうことをしていない。そこへ行けば、10数メートル先に佇む大樹に会えるのだが……と思いつつ眺める。
 
 施設は高齢者の集まり。人それぞれの生活に、日々変化があって不思議ではないのだが、今日少々奇怪な出来事に遭遇して、どうなったのかしら? と不安を感じたり……。 


 

 


コメント
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