ぶらぶら人生

心の呟き

今年最後の曼珠沙華

2020-10-02 | 小庭の四季
 今日は、暑さが少しもどったが、それでも、秋の風情は深まるばかり。
 今日、完全に開花した我が庭の最後の曼珠沙華。
 クリーム色1本と赤色4本。(同じ小さな花壇に。)

 

  

 

  


 今年の曼珠沙華は、これでおしまい。

 花数もまた力強さも、例年に比べると貧弱であったが、来年の華やぎを期待したい。


 曼珠沙華を詠んだ木下利玄の歌は有名で、過去のブログに幾度かとりあげた。

 そこで、今晩は、私の所有する『歳時記 秋』(新日本大歳時記・カラー版)を開いてみた。

 俳句の季語としては、

 【曼珠沙華】(彼岸花…死人花…天蓋花…幽霊花…捨子花…狐花…まんじゅしゃげ

 の項のもと、64句が紹介されいる。

 その中から5句。

  木曽を出て伊吹日和や曼珠沙華(河東碧梧桐)

  なかなか死ねない彼岸花咲く(種田山頭火)

  つきぬけて天上の紺曼珠沙華(山口誓子)

  捨てきれぬものにふるさと曼珠沙華(鈴木真砂女)

  曼珠沙華どれも腹出し秩父の子(金子兜太)

コメント
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