ぶらぶら人生

心の呟き

今日は「立夏」

2019-05-06 | 身辺雑記
 昨日、幾日分かを歩いたので、少々疲れもあり、今日は一歩も戸外に出なかった。
 昨日と今日を比較すると、陽と陰の違いである。
 朝食、昼食、夕食の膳を配膳車に返すため、廊下を歩いただけであった。

 浴槽にお湯を入れながら、ドアを開けてみた。
 雲の多い夕景を想像しながら。

 ところが、見事な<立夏の日>の落日であった。
 一日の終わりに、極上のご褒美をいただいた気持ち!


           6時45分の景
     

     

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万葉公園へ その2 (鯉のぼりほか)

2019-05-06 | 散歩道
       5月5日・万葉公園散策        
         鯉のぼり🎏5景

    

    

    

    

    
   (万葉公園の東口を下り、車道から眺めた鯉のぼり。)

 鯉のぼりは、なぜか私の心を躍らせる。
 心の求める自由を見ている気になるのかもしれない。

           クヌギ(ツルバミ)
       

 木の麓には、万葉のが紹介されている。

    橡(つるはみ)の衣(きぬ)は人皆事なしと
     言ひし時より着欲しく思ほゆ


 木々の個性を楽しんだり、あちらこちらに設けられた万葉の歌を読んだりして歩くと、いくら時間があっても足りない。

            散策

 友達と歩いていると安心感があるせいか、小さな坂を上ったり下ったり、石段をトントン威勢よく降りてみたり、軽快に体が動いた。86歳という年齢を考えると上出来!?
 (しかし、今日は遠足のあとのように、少々脹脛が疲れている。)

    

    

    

 <子どもの日>とあって、親子連れで賑わっていた。のどかである。
 世の中が平穏であることの証であろう。
 その様子を眺めながら、私たちの子ども時代の遊びを思い出す。
 私は戦前、友達は戦後と、幼少期にずれはあるけれど、遊びは似通っている。
 私たちの遊び場は、土の時代であったことと関係があるのかもしれない。


        ベンチに掛けて休みながら

    

    

    

 少々、風景は霞んでいるけれど、高島が見え、魚待ち灯台のある岬も見える。
 木陰にいると、折からの風も心地よい。

            花

    
           ウツギ?

    
           トベラ?

 トベラ(かと思える)花にやってくる綺麗な蝶がいた。
 身軽に花から花へと移るので、撮影には失敗した。

 万葉公園を数日おきに歩けば、その都度、その折々の季節の花に出会えるだろう。
 地面に目をやると、庭石菖の群生しているところもあった。
 昨日歩いた範囲では、花数が少なかったけれど。

 「来年は桜の花を一緒に見に来ましょう」
 と、友達に誘われる。
 <やすらぎの家>の前に立つ枝垂れ桜は見事だし、並木の桜も美しいから……と。
 老いの身にとっての明日は(来春となると更に)、不確定なことだが、機会があれば是非、万葉公園の桜に会いたい。

          水車と手水鉢

    

     

 <やすらぎの家>で昼食。歯の不調で、食事がままならず、一番食べやすそうな「山菜うどん」をいただく。

 お食事のほか、ベンチに掛けて、二度休憩した。
 水分を補給したり、万葉公園とは関わりのない昔話をしたり、本の話をしたり。
 友達の話から、ぜひ読んで見たいと思った佐藤真一さんと久坂部羊さんの本を、帰宅に合わせアマゾンへ注文したいと思っている。
 昨日は、足で歩く散歩だけでなく、心の散歩日ともなった。 
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