朝日新聞の<天声人語>で、今日は「俳句の日」であることを知った。
<俳句の日ということで、まず涼やかな句を一つ。「冷麦に氷残りて鳴りにけり」篠原温亭>
上記は、<天声人語>の一文である。さりげなく、俳句の日という語が出ており、「なに? 俳句の日?」と不審に思いながら、紙面上で、今日の日付を確かめた。
なんだ語呂合わせか! と、感づいた。
いつ、誰によって、設けられたのだろう?
インターネットで調べてみた。
<19992年に俳人で京都教育大学教授の坪内稔典さんの提唱で決まった>
と、出ていた。
日本人は、語呂合わせによって記念日を作るのが好きなようだ。
今日は「バイクの日」でもあると知った。
果たして、今夕7時のニュースで、バイク集団の映像を映し出していた。
私が知らなかっただけで、「俳句の日」や「バイクの日」は、かなり流布しているらしい。
今日の新聞は、俳人・森澄雄さん(91歳)の死も報じていた。
昨年まで、37年間<読売俳壇>の選者をされた方である。
今日の読売新聞<編集手帳>には、次の3句が引用されていた。
名前は知りながら、句にはなじみがなかった。引用句を孫引きし、書き留めておこう。
<除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり>
<聖夜眠れり頚やはらかき幼な子は>
<美しき落葉とならん願ひあり>
気分転換に、午後の庭に下りてみた。
残暑は厳しいけれど、我慢ならないほどではない。
花壇の片隅でランタナは黄色く燃え、高い空に向かって背伸びしたノボタンの紫は、涼やかであった。
ランタナ
ノボタンと空
<俳句の日ということで、まず涼やかな句を一つ。「冷麦に氷残りて鳴りにけり」篠原温亭>
上記は、<天声人語>の一文である。さりげなく、俳句の日という語が出ており、「なに? 俳句の日?」と不審に思いながら、紙面上で、今日の日付を確かめた。
なんだ語呂合わせか! と、感づいた。
いつ、誰によって、設けられたのだろう?
インターネットで調べてみた。
<19992年に俳人で京都教育大学教授の坪内稔典さんの提唱で決まった>
と、出ていた。
日本人は、語呂合わせによって記念日を作るのが好きなようだ。
今日は「バイクの日」でもあると知った。
果たして、今夕7時のニュースで、バイク集団の映像を映し出していた。
私が知らなかっただけで、「俳句の日」や「バイクの日」は、かなり流布しているらしい。
今日の新聞は、俳人・森澄雄さん(91歳)の死も報じていた。
昨年まで、37年間<読売俳壇>の選者をされた方である。
今日の読売新聞<編集手帳>には、次の3句が引用されていた。
名前は知りながら、句にはなじみがなかった。引用句を孫引きし、書き留めておこう。
<除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり>
<聖夜眠れり頚やはらかき幼な子は>
<美しき落葉とならん願ひあり>
気分転換に、午後の庭に下りてみた。
残暑は厳しいけれど、我慢ならないほどではない。
花壇の片隅でランタナは黄色く燃え、高い空に向かって背伸びしたノボタンの紫は、涼やかであった。
ランタナ
ノボタンと空