ぶらぶら人生

心の呟き

今日は「俳句の日」「バイクの日」とか

2010-08-19 | 身辺雑記
 朝日新聞の<天声人語>で、今日は「俳句の日」であることを知った。
 
 <俳句の日ということで、まず涼やかな句を一つ。「冷麦に氷残りて鳴りにけり」篠原温亭>

 上記は、<天声人語>の一文である。さりげなく、俳句の日という語が出ており、「なに? 俳句の日?」と不審に思いながら、紙面上で、今日の日付を確かめた。
 なんだ語呂合わせか! と、感づいた。

 いつ、誰によって、設けられたのだろう?
 インターネットで調べてみた。

 <19992年に俳人で京都教育大学教授の坪内稔典さんの提唱で決まった>

 と、出ていた。

 日本人は、語呂合わせによって記念日を作るのが好きなようだ。
 今日は「バイクの日」でもあると知った。
 果たして、今夕7時のニュースで、バイク集団の映像を映し出していた。
 私が知らなかっただけで、「俳句の日」や「バイクの日」は、かなり流布しているらしい。


 今日の新聞は、俳人・森澄雄さん(91歳)の死も報じていた。
 昨年まで、37年間<読売俳壇>の選者をされた方である。
 今日の読売新聞<編集手帳>には、次の3句が引用されていた。
 名前は知りながら、句にはなじみがなかった。引用句を孫引きし、書き留めておこう。

    <除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり>
    <聖夜眠れり頚やはらかき幼な子は>
    <美しき落葉とならん願ひあり>

 
 気分転換に、午後の庭に下りてみた。
 残暑は厳しいけれど、我慢ならないほどではない。
 花壇の片隅でランタナは黄色く燃え、高い空に向かって背伸びしたノボタンの紫は、涼やかであった。


          ランタナ

          ノボタンと空 
コメント
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