日常と少し異なる生活をすると、すぐ疲れる。
12日は、業者に入ってもらって、窓拭きなどの清掃。
13日は、墓参。
今朝は遅い朝食をとった後、さっさと活動を開始することができないまま、点差のついた高校野球<北大津対前橋商>をぼんやり見ていた。
呼び鈴が鳴った。
お化粧もしていない日に限って…と思いながら、インターホンをのぞくと、熊本から帰ってきた姪たち一家だった。
姪夫婦と男の子二人。高二と小三。それに、昨日一緒に墓参した、甥の子・小五の少女も一緒だった。
急に、家の中が賑わいだ。
ひとり特別目立つのは、小三の坊やである。
他の4人と、どこか雰囲気が違う。
大人と子ども、といった違いだろうか?
小五の少女だって子どもなのだが、坊やとは違う。
坊やが、いつも輪の中心にいて、物事が進行する。
大人はコーヒー、子どもはアップルジュースと、私が勝手に決めていたところ、
「ぼく、お茶」
と、坊や。
自己主張は、一人前である。
一昨日、岡山の友達から、見事なピオーネとマスカットが届いた。(写真)
そのピオーネを大皿に盛って出した。パイナップルも別皿に載せて。
黙々と、葡萄やパイナップルに手を伸ばすのも、坊や。
そして、「お腹いっぱい!」と、満足そうだった。
テレビは、高校野球を放映していた。
「島根の代表、負けたでしょ」
と姪。
「そう、逆転負け。……どこに負けたのだったかしら?」
と、私が頭を傾げると、即座に答えたのも、坊や。
「仙台育英」
そうだった。数日前に見た試合なのに、私はもう忘れていた。
「柊ちゃん、よく覚えてるね」
と、感心する。
「記憶の、小さな引出しが多いらしく、くだらんことまで、いっぱい詰まっとるとね」
と、姪は熊本弁で言いつつ、笑っている。
坊やの記憶の装置が、ちょっと羨ましい。
小五の少女が、机の上にあった、私の算盤をはじき始めると、坊やの関心もたちまち算盤に移る。珠はじきはまだ幼い。
少女は、昨年、学校で算盤を習ったという。今は、小四で習うことになっているらしい。
姪夫婦や高ニの子ども時代には、学校で算盤を習わなかったという。
最近になって復活したのだろうか。
小学校の時代に、幅広くいろんなことを学ぶのはいいことだと思う。
基盤は、狭く深くより、浅く広い方がいい。
「また、お正月に…」
と、挨拶できるのは、高ニの兄の方であった。
12日は、業者に入ってもらって、窓拭きなどの清掃。
13日は、墓参。
今朝は遅い朝食をとった後、さっさと活動を開始することができないまま、点差のついた高校野球<北大津対前橋商>をぼんやり見ていた。
呼び鈴が鳴った。
お化粧もしていない日に限って…と思いながら、インターホンをのぞくと、熊本から帰ってきた姪たち一家だった。
姪夫婦と男の子二人。高二と小三。それに、昨日一緒に墓参した、甥の子・小五の少女も一緒だった。
急に、家の中が賑わいだ。
ひとり特別目立つのは、小三の坊やである。
他の4人と、どこか雰囲気が違う。
大人と子ども、といった違いだろうか?
小五の少女だって子どもなのだが、坊やとは違う。
坊やが、いつも輪の中心にいて、物事が進行する。
大人はコーヒー、子どもはアップルジュースと、私が勝手に決めていたところ、
「ぼく、お茶」
と、坊や。
自己主張は、一人前である。
一昨日、岡山の友達から、見事なピオーネとマスカットが届いた。(写真)
そのピオーネを大皿に盛って出した。パイナップルも別皿に載せて。
黙々と、葡萄やパイナップルに手を伸ばすのも、坊や。
そして、「お腹いっぱい!」と、満足そうだった。
テレビは、高校野球を放映していた。
「島根の代表、負けたでしょ」
と姪。
「そう、逆転負け。……どこに負けたのだったかしら?」
と、私が頭を傾げると、即座に答えたのも、坊や。
「仙台育英」
そうだった。数日前に見た試合なのに、私はもう忘れていた。
「柊ちゃん、よく覚えてるね」
と、感心する。
「記憶の、小さな引出しが多いらしく、くだらんことまで、いっぱい詰まっとるとね」
と、姪は熊本弁で言いつつ、笑っている。
坊やの記憶の装置が、ちょっと羨ましい。
小五の少女が、机の上にあった、私の算盤をはじき始めると、坊やの関心もたちまち算盤に移る。珠はじきはまだ幼い。
少女は、昨年、学校で算盤を習ったという。今は、小四で習うことになっているらしい。
姪夫婦や高ニの子ども時代には、学校で算盤を習わなかったという。
最近になって復活したのだろうか。
小学校の時代に、幅広くいろんなことを学ぶのはいいことだと思う。
基盤は、狭く深くより、浅く広い方がいい。
「また、お正月に…」
と、挨拶できるのは、高ニの兄の方であった。