ぶらぶら人生

心の呟き

新聞の届かない朝は…

2010-08-09 | 身辺雑記
 新聞休刊日の朝は、朝のひと仕事(?)を奪われたようで物足りない。
 まずは外に出て、鉢の植物に水遣りをした。

 すると、電線が騒々しい。
 燕の集団である。4、50羽はいそうであった。(写真①)

 暫くして、再び外に出てみると、大方の燕が向きを変え、白い腹を見せて止まっていた。(写真②)
 号令をかける燕がいるのだろうか。
 朝だけ、近くの電線に集合するのも、不思議な習性である。
 
 
 今日も、朝顔が沢山咲いた。
 <桔梗咲き>の色違いが、頭をくっつけ合うようにして咲いていた。(写真③)
 
 裏口で、奇妙な虫に出合った。(写真④)
 「あなた、なにもの?」
 と言いつつ、覗き込んだ。
 長い足に触れると、50センチほど飛んで、また静止した。
 初めて見る虫であった。

 新聞のない朝、外に出て、ひと時をのんびり過ごした。
 早朝だけは、少しだけ大気がひんやりしている。

        ①

        ②

        ③

        ④
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草花舎 <下 和弘 作陶展>

2010-08-09 | 草花舎の四季
 草花舎の室内に、いつもと異なる空気が流れていた。
 みると、陳列台に陶器が展示されている。
 7日から、<下和弘 作陶展>が、開催中なのであった。
 (この展示会は、今月の25日まで行われる。)

 作品の前に立つとき、心が和んで、深刻顔は不要となる。
 作者の頭脳の中に、どんな創造の回路があって、これらの作品は生まれるのだろう?
 大きな作品から小さなものまで、細部にこだわった秀逸な作品ばかりである。
 大胆さのなかに繊細な美しさを潜ませた作品ばかりである。
 作品の一部をカメラに収めた。

           

       

       

       


 今日、私の手元におきたくて選んだのが、下のマグカップである。(写真 上)
 以前の展示会のとき、湯飲を一ついただいている。
 それに比べると、今回の作品には、さらに工夫が凝らされた跡がある。
 その一つは、器の全体に施された文様。
 外部、内部ばかりでなく、目の届きかねる裏底にまである。(写真 下)
 しかも、画一的な紋様ではなく、部分ごとに様々で、奔放のようでありながら、一つの線や色に細やかな工夫が施されているのだ。
 一見矛盾するようでいて、調和しているから不思議である。
 
 私の日常の暮らしも心も、下和弘さんの作品によって、少し和みそうだ。

       

       
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8月の庭 (緑・緑・緑)

2010-08-09 | 草花舎の四季
 草花舎に行く。
 今日も、午後の日差しが強烈だった。下からは、アスファルトの照り返しが全身を包む。
 
 しかし、草花舎の庭は緑が多く、暑さが幾分緩和される。
 蝉時雨の庭を歩く。
 今、花は少ない。
 ケムリの木の花は、大方白っぽく枯れ始めているのに、一枝ぽっと、ピンク色に華やいでいるのがあった。
 クサギに花も、終わりに近い。しかし、残んの花は、気取り顔に咲いている。
 地面に広がる一叢の植物があった。白い花穂が目にさわやかである。
 ひと茎折りとって喫茶室に戻り、その名を尋ねた。
 <アップルミント>の由。
 かすかに林檎に似た甘い香がある。
 別名<ウーリーミント マルバハッカ>とも言うようだ。

 今、<下 和弘 作陶展>が開催されている。
 室内にも、楽しみがあった。(次のブログ参照)


       ケムリの木の花

       クサギの花

   
                 アップルミント
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