「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20071128

2007-11-28 | 矮小布団圧縮袋

○カートゥンKAT-TUN(NTV系)というのは初めて見た。昔12~3年前に土曜夜やってた夢モリの尺でスマスマ後半みたいな番組のようだ。その線を狙っているのかもしれない。この6人というのも何年か前の帝劇Shockの出演で見ていて、その時も配役キャラ的に不良高校生的ノリだった、というあたりの経緯が、なんとこの「部屋」を書き始めた最初のきっかけだったりするのだ実は(汗)。それから5年。5年の間に組織と政治経済との歪んだ関係を大局的に見るようになり、有閑マダム的観劇から階級闘争的労働者ええじゃないかへの精神的変化(笑)は著しかったし、これまたまさか5年後に自分がこんなことになっているとは2002年の頃は全然(以下省略)。ただ聴く音楽や興味を持つものがある場合、そのどこに嵌るかという生理的な壷のようなものの基本、ベースは変わってないようにも思う。この6人は実際にゲストのおっさんずを好きらしい。所謂完璧な純粋優等生的なのを好まない層の需要を取り込む系の、黒っぽい荒い態度というか粗忽な感じのノリ、喩えて言えば昔のブルーカラーな、汚れ揉まれ叩かれて育とう的な、格好からしてそれ系といえばそれである。5年前に見た時よりは、中丸氏等の機能など、少しわかってきた。それにしても、たとえばFINE BOYSなどを連続して読んでいると、格好よい若い者に添えられたキャプションにあまりにも愚かしいのがあって(女性ファッション誌でもそういう、いかにも女の子の中身を軽薄に表現したものがよく見られるので、両性ともよい勝負だ)、だんだん「顔や形が格好いい可愛いのは当たり前、愛想よかろうがその中身が学習能力思考判断能力停止してりゃ駄目だな」という原則に戻ってきて、やはり言葉や態度から何かが透けて見えてしまう。一方会社で脂ぎった権力欲にまみれた中年親父軍団を見ても、その妄執が透けて見えてしまう。だからといって若いものを見ても馬鹿でも可愛いければ、子供のままがいいわねなどとは思えなくなっている。物事には程度というものがある、と思うようになっている。今年の初め頃からアイドル誌も買わなくてよくなってきた。今や範無き時代のその範か、と思えばその遥か予想の斜め上を軽く飛びこえた天然好々爺ぶり(爆)というべきかドラえもん。息子のクラス飯盒炊爨に同行参加する保護者会のお父さんを連想した。kenちゃんも誕生日おめでとう。という日になると自分もまたそろそろ歳をとらなければならない日が近いことが省みられてちょっとブルーだが(笑)。(20071128)
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