20111214

○唐津市内の町並みと建築物を歩く旅　その５
　今回は限られた時間の中で、唐津城や旧大島邸や唐津市歴史民族資料館まで全部回る時間がない。これは次回来ないといかんな、と思いつつ、最も近い定番のコースだけを見学。

　　　　　
　市役所から海岸側の、唐津神社の脇を通って

一般公開されている旧高取邸［明治後期頃（1905頃）、国重要文化財］へ向かう。
　　
　入ってみて屋内に能舞台がある（！）という予想以上の広さと、あちこちに設えた水野香圃の杉戸絵の贅沢さと保存状態の良さに驚く。ガイドさんの解説もあり。和室の欄間が透かし彫りが一つ一つ違うので（しかもデザインがかわいい）、じっくり見てるとあっという間に、意外と一時間くらい過ぎてしまってびっくり。「九州の炭鉱」てのはとんでもない財力を生んだ時代があったんだなと思う。でもただの金持ちではなくて、多久の草場佩川の甥だそうだから教養文化人で、軸などもあって屋敷の芸術性も高い。
　天井の高い和室と生活空間に、応接用らしい茶室や洋間が折衷されている。屋根の瓦の数が多くて重いらしく、暖炉も設置されていてその煙突も出ている。

　　
　　
　裏手には食料庫や地下ワインセラーとか、外造りの家族風呂などもある。
　塀の内側には唐津城の旧石垣がそのまま残っているのだ。ここは城の外に当たるとか。たれぱんだとキイロイトリで記念写真を撮る。
　
本日のBGM：マツコ＆有吉の怒り新党（テレビ朝日系、KBC　12/13 23:15～）
　長時間の会議でついにこの時間まで帰れず。ウルトラシリーズの新３大・哀しい話。ジャミラとムルチ（怪獣使いと少年）とノンマルトの使者、全部見てます（＞＜）「人類に正義などあるのか？」「本当の地球人は誰だ！？」こういうのって忘れられないよね。（20111214）