〇先月の１１日から一か月経った。その間に検査と手術と入院が続いて、退院後の生活が続いている。
前に腰痛で動けなかった時にも思ったことだが、こういう状態の時に災害が起こったら、どれだけ大変なことだろうかということは、手術の日も入院中もふと考えた。でも大震災の時には実際にそういう人々がいてその出来事があったはずだ。誰もが必ず健康な状態で避難できるとは限らないのに、自分が健康な時にはそれがイメージできていなかったりするという想像力の貧困。常々、考えていなければいけないことなんだろうと思う。
昨日の「白衣の戦士」#1（FBS、4/10 22:00～）はコメディのようだったが、笑いではすまないこともあるなあ、と思い出している。自分も先週まで入院していて、検温だの血圧や酸素量測定だの点滴だの投薬だの回診だの、配膳や清掃も含めて、各入院患者の治療計画のスケジュールに沿って、フロアの看護師や医師の担当や職員の方々の一群がチームのように、次々と昼夜毎日交代して仕事しているのを、なんとなくずっと見聞きしながら感じていた。病院って組織（企業？法人？」）はそういう風に回っているんだなということを見学していたような心地だった。別にインターンシップとかじゃなくて自分が患者の側なのだが、勤め人の癖で、そういうふうに見えるのかもしれない。しかしそういうことをあまり考えているようではないお客様のような振る舞いのご高齢の患者の方々もいた。我儘な高校生の患者の話などもそういうお客様なのだろう。
とりあえずWOWOWで悪くて怖い人なヤスケンさんがおもろいお医者さんだったりお菓子屋さんだったり、あちこち出てくるので録っておいて少しずつ見ている。
BGM：夏夕空 / 中孝介 （「夏目友人帳」#3 ED、 BSアニマックス 4/11 19:30～）
写真は先日の買物帰りの途中でキイロイトリと通った田舎の景色。ちょうど「夏目友人帳 陸」EDのアニメのようなレンゲソウの続く風景だったので撮ってみた。（20190411）
