「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20181201(20181130)

2018-12-01 | live2002-2024

〇ようやく行って来た(映画館から出てくるキイロイトリ)
 
 映画「ボヘミアン・ラプソディ」(2018 20th Fox)
 その20世紀フォックスのファンファーレの音がハーモニクスになってる(爆)
 メンバー結成から成功していく過程や様々な問題が発生してくる過程とか、ミュージカルとかオペラのように「歌につれ」でナンバーが織り込まれている趣向。まるでよくできたシナリオのようだがかなりの部分が、まさに小説より奇なり。である。
 1985年のライブエイドにつながっていくので、他のもっと大量にあるはずの細かいエピソードはだいぶはしょってまとめられているようにも思うが、ここまでよく作ったというか10年かかったのだな。

 それにしても、ライブエイドはテレビで見ていた(爆)
 ボブゲルドフもU2やDuranの人やバンドエイドの人たちも自分たちから見ると「お兄ちゃんたち」の感覚だ。その頃QueenやDavid Bowieはさすがにもっと年上の大人の人たちだったけど。あそこに集まってる群衆の若い兄ちゃん姉ちゃんくらいの興奮の感じは、共感的に覚えている。だからこの映画は、50年代を描いたJBの伝記映画や60年代を描いたロック伝記映画よりも、リアルタイム感覚で「わしらに」生々しく感じられるのかもしれない。多分、映画館にわざわざ行ってこの映画を見る人たちは、70年代からファンの人とか、自分の年齢の前後くらいのライブエイドを覚えている人たちあたりから始まって、ついでにそんな親と一緒に見に来た子や孫の世代なんかも見て驚くのかもしれないように思う。
 今の20~30代の若い人たちはこの時まだ生まれていないんだもんなあ、と思う(と、ビートルズを生で体験していたり、ケネディ暗殺をテレビで見たりしていた今の60~70代の人たちは、それらを映画で見て知る私たちに対して、そう思うのだろう)。そういう歴史的な何かだったとはいえる。
 前に見た「パレードにようこそ」とか、先日見たマクガワン・トリロジーも、時代的にはだいたいこのへんだともいえる。(その時の音楽をBGMに使われると、弱い。くっそー、と思う)本当は自分のイメージではQueenは70年代から80年代前半で、1985年頃はソロが始まってて、業界もどことなく商業主義的スタジアムロックぽい流れのあちこちで出てきていた頃でもあり、微妙な感じの話も伝わっていた。でもこの時、なんか凄いライブだったのだ。
 主役の人もしゃべり方とかがんばってたし配役の人たちも健闘してた。
 それはそれとしてフレディの本物はぜひ残っているライブ映像で見ていただきたいようにも思う。とんでもないですからな。


 キイロイトリ&たれぱんだ「ジョン・ディーコンは感じが似ていたような気がします」 
 Hammer To FallからChampionまで客席でつい歌っちゃうLive Viewing状態なのを理解(><)
 個人的な思い出は、以前に効果音カテゴリーに書いたことがあるとおり。
 映画に流れるナンバーはほとんど知っている有名なものなので(そして最後はやっぱりあれか)
 帰り道の脳内BGM:Now I'm Here / Queen (「Sheer Heart Attack」)(20181201)

 
 (2012年頃の記事より)


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